日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

貧乏人は麦を食え

2010年05月19日 | 生活・ニュース
               

タイトルの言葉は1950(昭和25)年12月に当時の池田大蔵大臣が国会で答弁した、とされている。当時は小学校4年でその記憶にはないが、以後の様々な場面で読み、話題になりして知っている。

ところが、そうは言っていないという。「所得に応じて、所得の少い人は麦を多く食う、所得の多い人は米を食うというような、経済の原則にそつたほうへ持つて行きたい」という念願を述べた。

ではタイトルのように何故伝わったのか。「マスコミによって意訳された」という。意訳、原文の一語一語にこだわらず、全体の意味に重点をおいて訳すこと、と広辞苑は説明する。政治家の真意ではないによくにている。

青々とした本当の麦が活けられていた。今はないと思うが、貧乏人は麦を、という遠い昔の話を思い出した。車で遠出すると、安全運手をしながら麦畑を捜すが少なくなったのか見つからない。知人のブログで麦ふみの写真を見たとき、思わず足を踏みしめている自分がいた。

こうして書くつたないブログも、多くの方の訪問を受けている。書き方の拙さから意訳を受けないよう、心して残していこう。

(写真:豪快に活けられた麦が懐かしかった)
コメント (8)
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