日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

遊び時間

2010年05月12日 | 地域
              

小学校の校庭から賑やかな声が聞こえる。覗いてみた。広いそこでは児童らが思い思いに動き回っている。走っていた児童に「何の時間」と聞く「遊び時間」と大声で教えてくれた。

60年くらい前も遊び時間があった、授業と授業の間に校庭で遊んだことを思い出した。そのころの言葉での蹴球、野球の三角ベース、縄跳びなどとにかく体を動かした。同じような光景が目の前に繰り広げられている。

飛んだり投げたり走ったり、ジャングルジムを通り抜けたり、思いっきりブランコを振らしたり、どれも、見ているこちらも楽しくなる。あちこちで上がる大声がひとつになって青空へ吸い込まれていく。

突然、「あと3分です」とアナウンス。あれだけ動き回っていた児童が一斉に校舎へ向って走り始めた。本当に「あっ」というまに校庭は静寂な空間に変わった。短い時間だったが、感動したドラマが終わった時のような満ちた気分を味わった。60年前はチリンチリンとかねが鳴らされていた。

この小学校の児童は700余名、月並みだが健やかに成長して欲しい、そう思いながら校庭を横切ってみた。

(写真:遊び時間をすごす児童ら、こんな姿が校庭いっぱいに広がっている)
コメント (1)
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