日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

かぐや

2007年10月06日 | 生活・ニュース


秋の夜長という。人それぞれに○○の秋から選べばいろいろな過ごし方がある。中秋の名月で過ごした人も多かっただろう。

9月14日打ち上げられた月観測衛星は「かぐや」と命名された。順調に飛行を続け、月の周回軌道へ乗ったという。12月から1年間にわたり月の元素・磁場の様子・地層など多数の観測を行う予定だ。これらの観測データは「月の起源」に迫るかも知れないと大きな期待が寄せられている。

月の裏側の観測、月平線?から上る地球の姿なども送ってくる計画だ。初めての知らない姿が明かされるかも知れない。待ちどうしい。

それとはひと足早く、10月の初め、このかぐやの初仕事、いや観測準備の1つとして「上弦の地球」を送信してきた。南米大陸がはっきりとわかる鮮明な写真は、これからはじまる諸観測の明るい前途を伺わせた。

いくつもの大国が月の観測を新しく始めると言う。観測は純粋な学術・科学的なものとし、自国の利益のみのために使うことのないように願いたい。

中秋の名月と見上げ親しんだ月はあと3、4日で新月になる。今朝のウォークで見た月は明けの明星のすぐ上側で剣のような細い弧に変わっていた。月は1日として同じ姿を見せない。

♪月が鏡であったなら・・・という、今映して見たい何があるか、年金で暮らすこれから先を少し見たい、そんな気もする。

(写真:中秋の夜に撮った月)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする