みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

教えるヨシャパテ

2016年07月11日 | 歴代誌第二

歴代誌第二 17章

 月に一度、礼拝後に「愛餐会」をしています。きのうのごちそうは…赤飯、チヂミ、キュウリやにんじんのぬか漬、サンドウィッチ、素麺、切り干し大根とにんじんの炒め物、みたらし団子、パウンドケーキ、チェリー…。いつもながら驚くのは、和食がよく提供されるということです。どれも美味しかった!

 アサの死後、ヨシャパテが南王国ユダの王となります。歴代誌でのヨシャパテについて17−20章を割いています。この時代、北王国の王はあのアハブ。アハブの時代に北王国イスラエルではエリヤやエリシャなどの預言者が活躍していました。

 17章を読んでおぼえたのは、ヨシャパテが教える王であったということです。父のアサ王にならって、高き所、アシェラ像をユダから除いただけではなくて、彼は教える賜物を預かっているつかさたちやレビ人、祭司を遣わして教えたのです。何を教えたかが9節にあります。「主の律法の書」を民の間に携えて行って教えたというのです。

 今で言うならば、教会において聖書教育に力を注いだというのです。教えるとか学ぶとかいうのは根気のいること、時間のかかることです。手っ取り早くみんなの心を引きつけて…などというのとは異なります。しかしこれは、ヨシャパテが「次第に並外れて強大に」なったとことと決して無関係なのではないと思わされます。

 教会でお子さんに「ジュニアみことばの光」で聖書を読んでほしいと話しておられた方も、かつては「ジュニアみことばの光」で聖書を読んでいたとおっしゃっていました。勇気づけられます。


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