みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

平安を保った

2016年07月08日 | 歴代誌第二

歴代誌第二 14章

 課題を期日内に終え、久しぶりに解放感を味わうことができました。するとどこかに出かけたくなりました。ところが途中駅からのバスが遅れてなかなか来ません。そこで結局歩いて近所のスーパーでお総菜を買って戻って来ました。そして、ドイツ対フランスの試合の結果は…?

 歴代誌はアビヤの子アサに、3章を費やしています。アサ王の治世の特徴は平和が続いたということ。本章にも「平安を保った」ということばが繰り返されます。14章1節に「この地は十年の間、平安を保った」とあり、さらに、明日読むことになっている15章19節には「アサの治世の第三十五年まで、戦いは起こらなかった」とあります。

 長く続く平和の鍵は、神との平和な関係をアサが保ったことです。この章では、アサ王が主が良いと見られること、御目にかなうことを行い、特にそれをユダに呼びかけ、命じて国中で行おうと努めたことが印象に残ります。

 そのような中で、クシュの大軍が攻め入りました。敵は自分たちよりもはるかに大ぜい。その危機に際してアサの祈りは、多くの人に感動を与え、記憶にとどめてさせているものです。この祈りは、主がどのようなお方かを知る者の祈りだと思いました。普段の生活の中で、彼がどれだけ神とともに歩んでいたのかを垣間見させるような祈りです。もちろんアサは敵の来襲に備えて防備の町を整えました。けれども、何よりも強固な防備とは神に拠り頼むことだということに、気づかされる祈りです。


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