みことばの光的毎日

聖書同盟「みことばの光」編集者が綴るあれこれ

ベラカの谷

2016年07月16日 | 歴代誌第二

歴代誌第二 20章20−37節

 14日の夜に起こったフランスニースでの事件では多くの方々が犠牲になりました。小さな子どもたちもその中に含まれていると報じられており、心が痛みます。このところ、このような事件が続いています。心配なさっている方からのお励ましをありがとうございます。変わらずに過ごしております。

 死海の向こう側からモアブとアモンが攻め込んで来ました。きのうは、この危急時にヨシャパテ王が「ただひたすら主に求め」る姿を読みました。出陣したヨシャパテたちは、「主に感謝せよ。その恵みはとこしえまで」と賛美しました。すると主は彼らのために伏兵を設け、攻め込んで来ようとしていた敵を不思議な方法で倒してしまわれたのです。戦いの谷がベラカ(祝福)の谷に変わりました。

 「みことばの光」が書くように、賛美が何か魔術的な力をもっていると言うことではありません。賛美の側に力があるのでもありません。神がご自分への賛美を受け入れて、賛美する者たちのために働いてくださるということでしょう。

 教会は賛美をするところです。イエス・キリストを信じて、数えていないのでわからないのですが、これまでにどれほどの歌をもって神を賛美したかを振り返ってみるときに、数え切れないほどでした。

 また、「賛美どころではない」という思いを、あまりにも忙しくしているときに抱いたことがあります。けれども、この箇所を読むと気持ちのよい時に賛美をして、そうでないときにはしないということではないと、気づかされます。キリストを信じる人は、いつもどこででも神を賛美するのです。日曜日の礼拝での賛美を主が祝福して御力を表してくださるようにと祈ります。


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