![「秋日和」](http://ecx.images-amazon.com/images/I/81OBC8RjqBL.jpg)
とってもおもしろかった。
原節子でも司葉子でもなく、岡田茉莉子のことが大好きになる映画だと思う。
小津安二郎の映画は大学だったか大学卒業後だったかにいくつか見て、まあおもしろくないことはないし独特の雰囲気がすごいとは思ったけれど、勉強という感じで見ていたと思う。
今回久しぶりに小津映画を見て、ほんとうにおもしろかったのでことあるごとに見ていこうと思う。
中野翠の『小津ごのみ』という本を図書館で借りて読んでいるので、映画のタイトルのときの背景の”ドンゴロス”が気になった。”ドンゴロス”というのは麻袋のことのようだ。確かに小津映画ではいつもこんな背景が使われる。中野翠の本では、こんなふうに同じようなタイトルで始まる映画はいまではウディ・アレンくらいではないかと書かれていた。僕の記憶では、あんまり見ていないが、リュック・ベッソンの映画も上昇するのだったか下降するのだったか忘れたが、同じような始まりだったと思う。
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