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トーマス・マン『詐欺師フェーリクス・クルルの告白(上)』

2011年11月13日 23時46分20秒 | 文学
トーマス・マンの『詐欺師フェーリクス・クルルの告白(上)』(光文社古典新訳文庫)を読んだ。
あんまりおもしろくないかなあ、と思っていたら上巻の最後あたりからおもしろくなってきた。
詐欺師の話だと思っていたのに、いまのところまだ詐欺師になってなくてホテルのエレベーターボーイとして真面目に働いている。いつか詐欺師になるのだろうか。それとも詐欺師の回想録というだけで、実際に詐欺師になるところは描かれないのだろうか。
トーマス・マンの他の作品もついでに読んでおこうと思っている。『魔の山』とか。
『ワイマルのロッテ』も読もうかと思ったのだが、翻訳が古い本だしあまりおもしろくないのかもしれないと思い、代わりにゲーテつながりの『ゲーテとの対話』(エッカーマン著)を買った。
とうとう、ついに、読もう読もうと思いつつ読まなかった本に手を出す。
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