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気になる安部公房作品

2020年01月07日 22時19分32秒 | 文学
テレビを見て、ネットで在庫を確認して安部公房の『方舟さくら丸』を近所の書店に買いに行ったら無くなっていた。
アマゾンで買うほどではないし、ちょっと手に取って読めるかどうか確認したいので出回るのをしばらく待とう。新潮文庫の安部公房作品は表紙が新しいものに変わっていっていて、『方舟さくら丸』はまだ昔のままのようなのでそのうち変わるのかもしれない。
安部公房については高校生くらいのときに『砂の女』を読んだきりで、あまり良い印象はないのだが、最近安部公房について読む機会が多いので少しまとめて読んでおいてもいいかもしれない。
以下のものが気になっている。

加藤陽子さんおすすめの『けものたちは故郷をめざす』
三島由紀夫さんおすすめの『他人の顔』
ヤマザキマリさんおすすめの『方舟さくら丸』

ヤマザキマリは安部公房作品が好きなようで、どういうところが好きなのか彼女の本を読んで確認しておきたい。

安部公房もカフカも嘘っぽすぎてあまり惹かれなかったが今年はしばらくそのような絶望的な状況を描いたような物語を読んでいきたい。
いまはジョージ・オーウェルの『一九八四年』を読んでいる。
権力者の都合のいいように公文書を書き換えるというような話を読んでいるとこれはSFではなくていまの日本だなと思う。
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