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養老孟司『身体の文学史』感想

2010年12月19日 22時21分55秒 | 文学
養老孟司『身体の文学史』(新潮選書)を図書館で借りて読んだ。
養老孟司には言いたいことがたくさんあるけれど紙数が限られているので凝縮された表現になり、結果的になにが言いたいのかよくわからないことになっているように思った。
この本を読んだのは三島由紀夫について語っているのを知って読んだ。最近三島由紀夫についてなんだか知りたい。
なんだか知りたいのだが、三島由紀夫そのものはたぶんそんなにおもしろくないに違いないと思っているので、三島由紀夫について語っているものを読むことになる。

文学は脳化された世界を表現するので、身体(自然)がないものとして扱われる。その視点はとてもおもしろいと思ったのだが、内容はわかりにくかった。
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『就活のバカヤロー』途中止め

2010年12月19日 00時04分06秒 | 文学
少し前に書いたように就職活動に興味があるので、図書館で借りた『就活のバカヤロー』(光文社新書)を読もうとしたがおもしろくないし、少し不快なので読むのをやめる。
体育会系もダメ、帰国子女もダメ、大学の就職支援もダメ、でダメ出しをし続けるので「だったら俺はどうすりゃいいんだ!」と思ってしまう。僕はもちろん大学生でもなくこれから就職活動をするわけでもないのだけれどもそういう気分になる。
なんだか書いているひとの就職活動のときの恨みのようなものが伝わってくる気がするので(勝手な勘繰りですが)、やめます。
もう少しクールに就職活動について教えてくれる本があればいいのにな、と思うが、やはり、どうしても、なにかしらの恨みつらみ思い込みが付きまとうのが就職活動なのだろう。

代わりに同じく図書館で借りた養老孟司の『身体の文学史』を読んでいる。
なんでこんなに難しいのだろう、と思うくらい難しい。養老孟司ってこんなに難しい文章を書く人だっけ? 力みすぎている気がする。
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