ダブログ宣言!

ひとりでするのがブログなら、
ふたりでするのがダブログ。

齋藤孝『偉人たちのブレイクスルー勉強術』感想、遠藤周作と三島由紀夫のこと

2010年12月13日 00時18分41秒 | 文学
図書館で借りた齋藤孝の『偉人たちのブレイクスルー勉強術 ドラッカーから村上春樹まで』(文藝春秋)を読んだ。たまにこういう本を読んでは勉強したくなる。
渋沢栄一の『論語と算盤』を読もうと思った。シャネルの伝記映画がいくつかあったはずだから見てみようと思った。語学の勉強が精神の安定のためによいのならちょっと英語の勉強をしようかと思った。
と、そんな感想を持った。
実行しようと思ったのは「紙パッド活用法」で、いつも紙を用意しておいて思いついたことがあれば書くというものだ。これはちょっとやってみようと思う。まずは文房具屋で何枚か綴りのメモ用紙を買ってきてみる。
すらすら読めていい本だった。
僕にとって、すらすら本を読むということがストレス発散になっているのだと思う。

NHK教育の「こだわり人物伝」という番組があって、最近は遠藤周作についてやっているのだが、見ているとやはり少し興味を持って(もともと興味があるから番組を見ているのでもあるけれど)、『侍』だとか『留学』だとかを読んでみたくなった。そのうち読もう。
本屋に行くと、おそらく三島由紀夫の没後か生誕かの何周年かで、本が並んでいる。『三島由紀夫と戦後』という本(ムック?)で、江藤淳が『鏡子の家』を批評していておもしろそうだった。数年前に『豊饒の海』四冊を読んだときに、もう二度と三島由紀夫など読むか! と思ったのだが、ちょっと読んでみるかもしれない。
これまで読んだなかでは『三島由紀夫レター教室』と『音楽』がわりとおもしろく、そのほか読んだものは『金閣寺』も『仮面の告白』も『禁色』も『午後の曳航』もおもしろくなかった。代表作から読もうとするのが間違いなのかもしれない。代表作じゃないものは適当に気が抜けていて読めるのかもしれない。
宣伝されると影響される。
コメント