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☆他人の日記

2009年10月01日 23時04分17秒 | 文学
朝日新聞で川上弘美が小説を連載していて、毎朝読んでいる。
これまで読んだ新聞連載小説の中では一番読みやすい。最後まで読めそうな気がする。
ちなみにこれまで読んだ(または読もうとした)新聞連載小説は村上龍「イン ザ・ミソスープ」、高橋源一郎「官能小説家」、夢枕獏「宿神」、島田雅彦「徒然王子」、ぐらいです。

知り合いでブログをやっている人があまりいなくて、私のブログを読んでいる、私の知人たちがどういう気持ちで読んでいるのかこれまでよく分からないでいた。
マニアックな本の話やマニアックなテレビの話を読んだってたいしておもしろくもないんじゃないかと思っていた。そもそもそんなにきちんと読んでやしないだろうと思っていた。
つい最近、このところあまり会っていない知人のブログを知ったので、そのへんの気持ちがよく分かった。
興味の対象は私とはぜんぜん違っても、知っている人がこんなことを考えているのかと思うと興味を持って読んでしまう。よく見ている。なぜだかおもしろい。
普段はだいたいは自分をオブラートに包んで(というような表現しか思い浮かばない)、自分を包み隠して人前で表現しているものなのだけれど、ほんとうはコアな部分ではこのような人なんだ。そういえばオブラートから透けて見えるその人の核心部はそのようなところがあるような気がする。
というような気分が味わえるのだろう。
そこが楽しいんじゃないかと愚考します。
コメントを書きたい衝動にたびたび襲われるのだが、なんだかなーという気分になって一度しか書いていない。(なんだかなーという気分、とはどういう気分なのか自分でもうまく表現できません。簡単に言っちゃうと「恥ずかしい」かな。)
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