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☆「蒼穹の昴」を読んでいる

2008年06月12日 20時45分58秒 | 文学
浅田次郎の「蒼穹の昴」を読んでいると、頭のなかで「魔訶不思議アドベンチャー!」(アニメ「ドラゴンボール」の主題歌)が流れる。
♪手っにっいっれろっ! ドラゴンボールっ!
宝探し冒険小説では「ダ・ヴィンチ・コード」のほうが好きだな。
あっちは聖杯だったけど、こっちは龍玉(ロンユイ)を探す物語のようだ。
ルビの中国語読みがなかなか憶えられなくて、「この漢字はどう読むんだっけ?」と振り返るのに結構時間がかかっている。
西太后(ええっとなんと読むんだっけ?)が、気に入らないと猛烈なお仕置をするという話が何度も出てくる。昼御飯のときの料理人へのお仕置きが晩御飯のときまで続いたとかそんな感じ。うちの母親よりもひどい。
ほんとなんだろうか。
西太后がひどいという話は何度か聞いたことがあるんだけど。
「蒼穹の昴」は十年前にアルバイト先の女の子から面白いという話を聞いて以来いつか読もうと思っていたのだが、やっと読んでいる(本は文庫化されたときにすぐ買った)。十年越しの期待が大きすぎたのか、「ふーん、ふむふむ」といった感じ。「ぎょえー! すげぇ! どんだけー! おーもろーっ!」とまでは行かない。

薬師丸ひろ子主演の映画「探偵物語」(根岸吉太郎監督)。
録画していたのだが、途中で見ていられなくなり挫折。
「時をかける少女」も途中で何度か見るのをやめようと思ったのに、最後まで見ることが出来たのは大林宣彦の力量だろうか。
アメリカ留学前のお嬢様(薬師丸ひろ子)が先輩とホテルで一夜を過ごそうとするが、婆や(岸田今日子)の雇ったガード役の探偵(松田優作)に邪魔される。大学の友人が開いてくれた送別会パーティで、お嬢様と探偵がチークダンスを踊る……。
このあたりで意味不明になり、見るのをやめてしまった。探偵の目的はいったい何だ? 話によると殺人事件が起こるはずなのだがそこまでもたなかった。
しかし、薬師丸ひろ子は薬師丸ひろ子でなければ出せないものを出していた。そこは評価できる。
松田優作は、古尾谷雅人でもよかった。どっちも死んじゃったな。
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