小林秀雄の「感想」(「小林秀雄全作品 別巻1」所収)の前半を読んだ。
例えばフッサールが分からなくて竹田青嗣を読む、といったような感じで、ベルクソンが分からなくて小林秀雄のこの本を読む人がいるのだろうか。
竹田青嗣を読めばフッサールの思想か、少なくとも竹田青嗣の思想は分かるのだが、小林秀雄のこの本を読んでベルクソンの思想が分かるのかな。かなり疑問だ。
ベルクソンが分かれば読まなくてもいいような本だし、ベルクソンが分からなくて読んでも何も分からないような内容の本だと思う。いったい誰が読むんだろう。(小林秀雄マニアか。)
ベルクソンを読んでればいいな、と思える本だった。買ってるから最後まで読みますが……。
ここまでは、「笑い」と「創造的進化」と「物質と記憶」の話が中心だったように思う。ベルクソンの「物質と記憶」を、小林秀雄も最も難しいと感じていることが分かってほっとした。そこは良かった。
プルースト「失われた時を求めて」10巻92ページまで。
・ヴァントゥイユの七重奏曲がヴェルデュラン夫人のサロンで演奏される。
知らない場所だと思っていたのに突然よく知っている家の裏庭だったことに気付く、といったような比喩で、ヴァントゥイユのいままで聴いたことのない曲を聴いている感じを表す。
例えばフッサールが分からなくて竹田青嗣を読む、といったような感じで、ベルクソンが分からなくて小林秀雄のこの本を読む人がいるのだろうか。
竹田青嗣を読めばフッサールの思想か、少なくとも竹田青嗣の思想は分かるのだが、小林秀雄のこの本を読んでベルクソンの思想が分かるのかな。かなり疑問だ。
ベルクソンが分かれば読まなくてもいいような本だし、ベルクソンが分からなくて読んでも何も分からないような内容の本だと思う。いったい誰が読むんだろう。(小林秀雄マニアか。)
ベルクソンを読んでればいいな、と思える本だった。買ってるから最後まで読みますが……。
ここまでは、「笑い」と「創造的進化」と「物質と記憶」の話が中心だったように思う。ベルクソンの「物質と記憶」を、小林秀雄も最も難しいと感じていることが分かってほっとした。そこは良かった。
プルースト「失われた時を求めて」10巻92ページまで。
・ヴァントゥイユの七重奏曲がヴェルデュラン夫人のサロンで演奏される。
知らない場所だと思っていたのに突然よく知っている家の裏庭だったことに気付く、といったような比喩で、ヴァントゥイユのいままで聴いたことのない曲を聴いている感じを表す。