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「整形外科への疑問」

2006年08月10日 | 「頚腕症候治療レポート」
 入院10日目。腹部痛みが緩和した時点で持病の頚椎診療をお願いした。従って以下のゴタクは決して当院整形はじめ特定の医師を指すのではなく、あくまでも一般論。
 頚椎障害を患って以来、推薦・紹介を含め延べ大小合わせて10院以上の整形医に通った。その結果、医師ではなく整形外科研究全体に対する疑問です。その理由は通院加療の結果顕著な回復が見られないと言うこともさることながら医者の言うことがバラバラということ。
 ある医者は“牽引は効果があると言い”ある医者は“無い”と言う。ある医者は“ジョギングの後遺症”と言い、ある医者は“無い”と言う。ある医者は“追突・むち打ち症の後遺”と言い、ある医者は“あまり関係ない”と言う。手術を勧めるかと思うと慎重にと意見が分れる。鍼灸治療効果に関しても意見区々。治療もレントゲン、CT、MRI等撮影を眺め、投薬処方と精々牽引治療がほとんどの典型。
 思うに頚椎症は生死に関係なく伝染もせず、患者はともかく外見上の症状も見えにくい等の理由からその研究はそれほど深化していないのではないかと思う。
 こうした分野に限って、患者が正式の医師からカイロや整体師等の保険適用外の施術機関に流れ、その分野が繁栄する現象を呈する。事実こうした保険点数稼ぎに与からない施術師達の方が患者に対しよりスキンシップな治療を施し、患者の心を掴んでいるように思う。

 こんな事書いて、日本中の整形医から診療拒否されたらどうしようという不安もあるが、逆に「よし、俺の処に来い!直してやる」という医師出現も期待しつつ。もっとも特定に医者に継続的に通わず、転々とする私の態度にも問題があると反省、それでも何とか納得出来る治療医を求めているのですから、我ながら何をか言わんですが。
 
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