センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

脳の老化!

2011-08-13 00:00:40 | 人の脳
タンパク質の調整!
産業技術総合研究所は8月、脳の老化と若返りを調整するタンパク質をマウスの実験で発見したと発表。
記憶などに関わる海馬で新しい神経が作られるのを、このタンパク質が促進しており、若いマウスでは量が多く、老齢では少なかった。
運動によって増えることがわかったアルツハイマー病やうつ病の治療に役立つ可能性があるという。
筑波大学との共同研究で、米国の実験生物学の科学誌「FASEBジャーナル」に論文が掲載された。
タンパク質は「ウィント3」。海馬の中で神経の元になる神経幹細胞と隣接するアストロサイト細胞が分泌する。細胞培養実験で調べると、老齢マウスの細胞ウィント3は生産能力は若齢の30分の1程度に減っていた。
マウスに1日20分のランニングを2週間させると、ウィント3の生産が大幅に増え幹細胞が活性化され新しく生まれる神経細胞が増えた。
運動効果の仕組み解明が進んだほか、ウィント3を増やす物質を見つければ神経疾患の新薬開発に繋がると期待している。
8月9日、日経新聞より引用。
以前にも私が脳の老化、五感の老化の関係を詳しく説明して来ましたが、これらは脳神経細胞の死滅に関係している。
人の脳の特徴に20歳を過ぎた頃から毎日10万という数のニューロン(神経細胞)が死滅して行きます。
ですから、加齢と共に脳細胞も数を減らし、記憶を引き出すスピードも遅くなります。そして、あの、その、あれ、これと言葉に出すように、なかなか人の名前や商品名などが思い出せなくなるのです。
但し、これらは記憶力が低下した訳ではありません。脳神経細胞(ニューロンネットワーク)間の伝達が悪くなる。時間が掛かるからなかなか記憶を引き出せないので、記憶力が低下したと嘆くのです。
ですから、私は人でもマウスの実験同様に、運動をして、手足を動かし、五感、脳などの鍛錬を続ければ、死滅した神経細胞と別のルートで神経細胞を作り出せるのです。
これらの脳力を「可塑性」という、神経細胞を再生させる脳力があるのです。
中でも、加齢と共に、脳細胞の数は減りますが、逆に増える神経細胞もあるのです。それは「グリア細胞」という、グリア細胞には3種類あります。マイクログリア(小膠細胞) 、アストロサイト(星状膠細胞)、オリゴデンドロサイト(希突起膠細胞・乏突起膠細胞・稀突起膠細胞)があります。
これらグリア細胞は死滅した脳細胞のカスを掃除したり、神経細胞に栄養を送ったり、脳を活性化させるタンパク質を分泌したりと、脳のメンテナンス的役割を担っております。
中でも、運動によってアストロサイト細胞が分泌するタンパク質(ウィント3)このタンパク質は、脳の老化防ぐ役割があるタンパク質であることが、今回のマウスの実験で分かったものです。
以前から、私は脳と五感の衰えの予防に運動が理に適っている。理想的であると指摘し、提唱しているのは、これら脳の刺激だけでなく、脳科学的にも解明された訳です。
実にありがたいタンパク質(ウィント3)です。
私は今後とも、「五感力トレーニング!」として、この運動によって、身体も脳の健康も維持でき、若さも保つ事が可能なのです。ですから、人の脳が神秘的で謎めいていると言われる由縁は、これら潜在的脳力が人の脳には備わっているということです。
ですから、人の五感、脳は鍛錬しないと「錆びる」ということです。
ここに運動や五感力トレーニングが重要であり、必要だということなのです。
今後とも私は、皆様にこれらの鍛錬、運動などにより、若返りも、老化の現象も緩やかに出来るという考え方、心身共にアンチエイジング(抗加齢)に私は挑み、現在も身を持って実験し、見本と成るように努力もしております。
雑誌、テレビ、ラジオ、本の出版などを通じて、これら脳のアンチエイジングを提唱し続けて参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、




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熱中症かかりやすさに差、遺伝子変異で悪化、

2011-08-12 00:00:45 | 感覚
東京医大、予防に可能性、2011年7月29日 提供:共同通信社
暑さで体温の調節機能が働かなくなり、意識障害などを起こし死亡することもある熱中症の悪化に、特定の酵素を作る遺伝子の変異が関わっているとの研究結果を東京医大と徳島大のグループがまとめたことが29日、分かった。
グループの行岡哲男(ゆきおか・てつお)東京医大教授(救急医学)は「熱中症は環境の影響で起こるとされていたが、体質として悪化しやすい傾向を持つ人がいることが分かった」と話している。
今後、対象となる症例数を増やすなどさらに検証が必要だが、熱中症の予防や重症化防止、治療に役立つ可能性があり、8月発行の日本救急医学会雑誌に発表する。グループは、細胞の中で脂肪をエネルギーに変換する補助をする酵素「CPTII」に着目。CPTIIを作る遺伝子に特定の変異があると、CPTIIの量が減少するほか、平熱では問題ないが、40度以上の体温が数時間続くとCPTIIの機能が失われたり低下したりしやすくなる。
この結果、脂肪がエネルギーに変換されにくくなるため、特に血管の細胞でエネルギーが不足し、意識障害やけいれんを起こし、悪化につながる可能性がある。
グループは健康な男女79人と、熱中症が重症化した患者11人のDNAを比較。健康な人で約14%、熱中症の患者では約45%の割合でCPTIIの遺伝子に変異が見つかったことから、重症化には「この遺伝子の変異が関与していると考えられる」としている。
CPTIIの遺伝子変異は、インフルエンザ脳症の重症患者にも多く見られることを徳島大の木戸博(きど・ひろし)教授(生化学)のチームが明らかにしていた。
木戸教授は「酵素の量を増やせれば熱中症の治療に役立つ可能性がある。症例数を増やし、研究を進めたい」と話した。
※熱中症 
高い温度や湿度の影響で、体の体温調節機能が働かなくなり起こる健康障害の総称。けいれんや目眩、吐き気、失神などが起き、重症の場合、意識障害や多臓器不全で死亡することもある。予防や治療には、水分や塩分を適切に補給したり体を冷やしたりするほか、高温多湿の環境下で長時間の作業をしないことなどが重要。屋内でも発症する。体温調節機能が十分発達していない乳幼児や、調節機能が低下する高齢者ではリスクが高くなる。
今週、9日火曜日から12日の金曜日に掛けて、都心でも最高気温が34度を超える猛暑日となり、都心でも熱中症に疾患する人が急増した。
また、今年は節電ということもあり、冷房を弱めにかけたり、中には扇風機だけとか、扇風機も無い高齢者の一人暮らしなどは注意を促している。
都心の中でも特に練馬区は東京の最高気温を記録している場所でもあり、地元の公民館などや施設では、高齢者の一人暮らしなどの人たちを集めてエアコンをかけて、熱中症予防に取り組んでいる。
高齢者だけでなく、子供たちが夏休みということもあり、野球などの野外でのスポーツは本来、32度以上の気温では基本的に禁止になっているのですが、それでもこの炎天下に練習をさせるのです。
本日も、練馬区の中学校で野球の練習中に生徒が熱中症で倒れ、救急車で運ばれたのです。
ですから、私はこのようなときにどうしても練習をしなければならない場合、早朝練習を推進している。
朝の7時頃から10時頃までなら、30度以下が多く、34度以上になることは無いのです。ですから、練習日と時間をずらして学校の先生やコーチたちは指導して欲しいものです。
同様に体育館(室内)でも同様に、まめな水分補給と生徒の健康管理、以前に女子校でバーレボールの練習中に、女生徒が熱中症でフラフラになっているのに、根性が足りないとか、だらだらするなと檄を飛ばし、その生徒はネットに上半身をぶつけ、反動で転倒し、後頭部を強打して死亡したのである。これらは熱中症が直接の原因であり、監督不行届、健康管理不足が招いた事故です。
このように熱中症は、高齢者だけでなく、幼い子供たち、学生と幅広い年齢で危険である。野外活動や作業時にはまめな水分補給と休憩を入れて行って欲しいものです。そして、管理する方も油断大敵だということを自覚して欲しいと思います。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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病院とジムの連携!

2011-08-11 00:00:40 | 感覚、五感
病院とジムの連携、支援…経産省
2010年8月6日 提供:読売新聞
運動療法など 新成長戦略の柱に
経済産業省は、医療・介護分野の市場拡大を図るため、病院と、エステティックサロンやスポーツジムなどの民間企業が連携した新たなビジネスの創出を支援する。
15程度のモデル事業を選び、8月から3年間の実証研究を行う方針だ。新ビジネスを育てることで、新成長戦略の柱の一つとしている医療・介護産業のすそ野を広げていく考えだ。
健康保険や介護保険の枠外となる事業が対象で、高齢者介護施設とエステティックサロンが連携して入所者にマッサージを施したり、病院とスポーツジムが共同で患者の運動療法を手掛けたりするビジネスを想定している。病院の処方せんに基づいて療養者向けに食事の宅配を行うこともテーマになりそうだ。
実証研究には、数十の病院や企業が参加し、事業化できる料金水準や、病院と企業の責任分担などを検証する。経産省は、人件費など約10億円の関連予算を支出する。
病院や介護施設の経営は、公的保険からの給付に頼っており、周辺サービスの拡大に乗り出す例は少ない。その中で、熊本市では民間の病院と企業が連携し、承諾を得た患者の健康データを共有。有償で運動や食事療法などのサービスを提供し、好評だという。経産省は同様の取り組みを全国に広げたい考えだ。
6月に閣議決定した政府の新成長戦略は、健康関連サービスで2020年までに25兆円の市場を創出することを打ち出している。
病院や高齢者施設等で「五感を癒す」と題して、大衆衛生学、免疫力を高めるための取り組みを行っている。
所謂「病は気から」という、考え方から、私の得意分野、感覚生理学、脳科学を応用し、脳を上手く騙して健康になるという指導方法を現在各方面に指導しております。
また、病院や高齢者施設、学校等も含め、「癒しのルーム」心地良い空間の提案です。例えば、病院内にオーディオルームや心地良い臭いを発生させ、室内の照明もオレンジ系などに変化させることで、人の心理に良い影響を与えます。これらを取り入れることで、病院では入院患者の入院日数の削減、アメリカの研究グループが、食事時に従来の蛍光灯とLED照明のオレンジ系のライトの下で食事をしたグループとの平均入院日数を比べたら、オレンジ系の照明の下で食事した人たちが1週間ほど退院が早かったという研究報告がありました。
高齢者施設では、アルツハイマーやパーキンソン病、孤独感を感じる人は多いが、これら人の五感を刺激し、五感に訴える方法を導入すると改善され、元気になることが分かっております。
高齢者や足腰が弱い人はすぐにこれら病院でのリハビリや軽い運動でも中々難しいのが現状です。
従来のスポーツジムやエステサロンでは、病院との連携も難しいと私は考えている。これはやはり、精神免疫力を高める。身体免疫力を高めるなどの知識も必要であるし、何より、本格的に行うのには指導者不足であると私は指摘します。従来のような運動やマッサージ、エステとは違った指導をしなければ効果が期待できないだけでなく、逆に高齢者の人たちや患者さんにはストレスになる可能性も高いのである。
それは、若い指導者(インストラクター)が人とのコミュニケーション能力が欠如している人が多いからでもあります。また、笑顔で人と接すことが苦手な人も多いのである。
「五感を刺激し、五感に訴える」脳科学と感覚生理学を応用し、「快適空間」を提案してまいります。
カラーセラピー、音楽セラピー、アロマセラピーなど五感セラピーを導入し、これらの指導員にもスペシャリストも我が社では手伝って貰う人材が揃っております。カラーセラピストもイタリアで受賞した女性や音響メーカーで長年音造りに携わった男性なども協力して頂けます。
私共今後、これら五感ビジネスをプロデュース、監修などに関わって参ります。今後、五感ビジネスは花盛りである。病院での「五感療法」「大衆衛生」など精神力を高め、精神を癒すことが健康に繋がると確信しております。
これらの考え方から、私共は今後とも五感療法を推進して参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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脳へとダイレクトにつながるきゅう覚

2011-08-10 00:00:40 | 感覚、五感
外崎肇一(とのさき けいいち)
栃木県出身。理学博士。明海大学歯学部教授。専門は感覚生理学。東京教育大学理学部生物学科卒業、同大学院理学研究科博士課程修了。聖マリアンナ医科大学生理学教室助手、アメリカ合衆国フロリダ州立大学生物学客員研究員、朝日大学歯学部教授、岐阜大学農学部獣医学科大学院教授などを経て、平成14年より現職 に就く。著書に『「におい」と「香り」の正体』(青春出版社)『がんは「におい」でわかる!』(光文社)がある。最近はがんのにおいに対しての研究を続けており、がん探知犬マリーンを使ってにおい成分の割り出しを目指している。
世の中にはさまざまなにおいが存在します。食欲をそそるにおいやうっとりするような草花のにおい、鼻をつまみたくなるようなゴミのにおいなど……。例を挙げていけば切りがありませんが、私たちの生活に欠かせないにおいに対する感覚は、一体どういうものなのでしょう。
「人間の感覚器は、目、耳、鼻、舌、皮膚などがあります。そのような感覚器の興奮が神経を伝わっていき、多くはまずは脳の一部の視床に入って統合された結果が さらに上位の 脳に伝えられていきます。ところがにおいのきゅう覚は視床を経由せずに、直接脳に伝えられるのです。においを嗅(か)いだことで一瞬にして記憶がパッとよみがえるというような感覚を経験されたことがある人もいると思いますが、これは、ほかの感覚と違ってにおいがダイレクトに脳に伝わるからなのです」。
視床を経由しないにおいの感覚は、大脳の本能的なところに直接作用します。目や耳に比べると、軽視されているきゅう覚ですが、人間にとっては重要な感覚といえます。しかし、きゅう覚にはまだ多くの謎が残っています。
「医学系のどんな専門書でも目や耳の項目にはたいがい20ページの記述があります。ところが鼻になると、どんなに詳しい専門 書でも2~3ページぐらいしか書かれていません。要するに、器官そのもののことがまだあまり分かっていないのです。数年前に、においを研究していた人が ノーベル賞を取りましたが、それはにおいの受容体が百種類ほどあることが分かっただけで、その百種類ある受容体とにおいは具体的にどのように関連するものなのか、どう違うのかということは分かっていないのです」。
きゅう覚は悪臭に対しても慣れやすい
人体の中ではまだ解明されていないことが多いきゅう覚。これは経験や学習による面が大きく作用しているせいでもあるようです。"いいにおい"と"いやなにおい"という単純な分類でさえも分からないことがたくさんあります。
「 いいにおいというのは、ほとんどの人にとって、いいにおいです。例えば、バニラ、レモンなどのにおいは、誰にとってもいいにおいといえます。ところが、腐ったチーズや、夏に履いていた靴下のにおいが好きな人もいます。これはとても面白いものです。また、犬や猫は主人のにおいであれば、悪臭と呼べるものにも反応して、鼻を寄せて好んでにおいを嗅ぎます」。
悪臭に対する嗜好性は個人差が大きいのが不思議なところです。それに、きゅう覚には慣れやすいという特徴もあります。
私が尊敬している外崎先生は、日本の嗅覚と味覚研究の第一人者であり、日本よりも海外で高い評価を得ております。
今後、私共は外崎先生と共同研究をしたいと願っております。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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潜在的脳力を引き出す!(脳科学と感覚生理学)

2011-08-09 00:00:40 | 人の脳
よく人の脳は、五感情報を処理することから高性能なコンピュータに例えられる。中でもコンピュータの頭脳CPUに例えられることが多い。
脳科学者の多くが人の脳は20%程度しか使われていないと指摘する科学者は多い。ところが、実は普段から生活や仕事をしている時など、フルに活用され、働いていることが分かっている。
現に、脳の血管の一部にでも障害が起こると、手足、言語などに障害が起き、影響を起こすのである。これらからも人の脳は使われていることが理解できるのです。
では、なぜ20%程度しか使われていないかというと、それは、人の意識には「顕在意識」と「潜在意識」があります。中でも潜在意識「無意識」、潜在的能力は普段では私たち人は発揮されていないし、常に発揮していると身体や精神に悪影響を与えるからです。
例えば「火事場の馬鹿力」がそうであるように、普段、私たちの能力や力は脳がセーブしております。常に100%の能力や力を発揮し、使っていると筋肉や骨など身体が壊れてしまうのである。また、能力も100%使っていると精神的にダメージを与えるので、脳は無意識のうちにセーブしているのです。
ですから、筋肉の力でも普段は一生懸命頑張っても70%~80%程度しか使われていないのです。
では、どのような時に潜在的能力が発揮されるかというと、それは「危機的状態、危険回避能力」などに遭遇したときや命に関わる問題などに関わったときに危機回避能力として発揮されるのです。
では、この潜在的脳力をビジネスやスポーツなどに応用出来たとしたら素晴らしいと思いませんか? 但し、怠けてこれらの能力を引き出し、応用できる訳ではありません。スポーツ選手でも同様に日々の練習、トレーニングなどの積み重ね、努力が必要であり、これら潜在的能力を応用すれば、世界で戦い、そして世界で勝てるようになるのです。
ビジネスへの応用でもそうであるように、目的意識、自己のスキルアップのための応用として考えられるのです。
現在では「サブリミナル効果」(サブリミナル・プログラミング法)、意識と潜在意識の境界領域より、下に刺激を与える事で表される効果なのだが、簡単に説明すると、顕在意識は知覚されないが、潜在意識には届く、特殊な刺激により、潜在意識を活性化させる手法です。
例えば、「速読法」により、動体視力を高める。超回転で音楽を聴くなど、脳に強い刺激を与えることで「脳の処理能力を早め、高める」ことが可能です。
私は、これら脳科学と感覚生理学をビジネスに応用すると題して、皆様に紹介や講演、研修などを行っている。
例えば、ストレスの対策としても人の脳科学を応用することで、回避も改善もできるのです。
よく「ポジティブに思考」するといわれるように、自己の脳を都合良く、良い方向に思考して行くことで、うつ病などの精神障害の予防や病気の改善にも繋がるのです。例えば「病は気から」という考え方がそうであるように、人の思考の仕方によって、脳活動が活発になり、そして免疫力を高め病気の悪化を防いだりして呉れる働きをするのです。
このように私は「自己の脳を騙し、幸せになる」と題して、脳科学、感覚生理学を応用し、ビジネスにそしてスポーツに応用することで、潜在的能力を引き出し、活用する方法を提案しております。
ビジネスパーソンとして、脳処理能力を高め、記憶力、集中力なども同時に高まることで、合理的に尚且つ効率的に仕事をこなせるようになります。また、私共が特に力を入れて指導しているのが「創造性能力」の開発、創造性の育成です。
創造性と人の五感は深い関わりがあり、脳内でわき上がる思考の一つです。この創造性は産みの苦しみから生まれる。目的意識や潜在的能力の一部として発揮され、生まれるのです。
例えば、文書の処理や資料作成にも、脳科学や感覚生理学を応用すると以前よりも何倍も処理能力が高まり、同時に正確性も高まることが私共の研究でも分かっております。例えば動体視力を高める鍛錬を実施すると、文書の文字や内容を素早く理解し、視野が広がるため、間違いや内容の把握が素早く処理できるので、何時もより作業が早まり、効率化できるのです。
これらはほんの一部であり、私共が考案した。「人の脳を騙し、自己の脳力を高める」これらを目的に私共研究所では、依頼のある企業、団体、スポーツ関連団体、プロスポーツチームなどに脳科学と感覚生理学を応用し、個人の能力、チーム力を高める方法、鍛錬など指導もしております。
私共研究所では、社員研修用、スポーツ団体用指導案など、用途に応じた指導と種目、業種に併せた「カウンセリング」を行いながら、用途に応じて自己の脳を最大限に引き出し、応用することで様々な場面や状態時など対応でき、脳力を高め、脳の処理能力を高めることで様々な能力も高まるのです。
今後、私共には様々な企業、団体等からの依頼が増えてくると予想している。
新たな取り組みとして、私共は日本の企業を元気にし、日本のスポーツ界を世界に通用するような取り組み研究に励んで参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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錯視を利用して、スタイル良く魅せる!

2011-08-08 00:00:40 | 感覚、五感
錯視とは、眼の錯覚のことを意味します。
つまり、人の見た目を騙すことで、太った人は細く見え、顔も小顔に見えるのです。また、背の高さも目線の高さで変化するのです。
例えば、太った人なら、縦ラインを作るように着こなすと細く見えます。
Tシャツに襟の付いたシャツを着て、シャツのボタンを外すと縦ラインが出来ます。この時の着こなしは、パンツとTシャツの色を合わせると、下から上に縦ラインが出来ます。
また、顔を小顔に見せるのには、開襟の大きめのシャツなどのボタンを一つあけて、首の周りがはっきり見える。U字のシャツや大きく開いた襟のシャツやTシャツは首の周りが見えてしまうため、顔が大きく見えます。
その他、シャツも縦縞のシャツやダーク系のカラーなどの洋服はしまって見えます。膨張色と言われる。淡い色や大きな花柄などは大柄な人は避けたい洋服です。
また、私も取り入れている。背を高く見せる「錯視の方法」、それは首の周りにアスコットタイや、シルクのマフラーを巻いたりすることで、他人の目線が首の周りや、私は帽子などを被っている。これらに目線が行き、背が高く見えるのです。
女性の人なら、足を細く見せる錯視は、タイトなどのミニスカートをはかず、スカートの裾がフレアーになっているものを選びます。同様に二の腕もTシャツの裾が狭いタイプは二の腕が太く見えます。
また、メガネを掛けている人は、私のように丸顔の人は、丸い形ではなく、四角の方のフレームを選びます。
また、サングラスなどは、顔の幅よりも広めのタイプを選ぶと小顔に見えます。
ベルトも同様に幅の広いタイプを選び、ブラウスの上から締めます。幅の広いベルトはウエストが細く見えるのです。逆に幅の狭いベルトは同じウエストなのに、太く見えるという特徴があります。
他に、女性の人なら化粧でも顔を細く、小顔にできます。ファンデーションの塗り方も額から顎にラインを引くようにします。また、アイシャドーやマスカラ、付け睫毛なども錯視の方法です。眼をパッチリと大きく、可愛く見せるのに役立ちます。
つまり、小物などを上手く活用することで、二の腕や顔を小さく見せたり、お腹の出で居る男性の人なら、シャツなどをパンツの中に入れずに、外に出して着こなすなどでもスタイルがよく見えます。
専門的には「ボディコンシャンス」という、スタイルを意識した。洋服の着こなしは、スタイルが良くて、ファッションセンスの良い人が着こなす方法です。
ですから、その逆、アンチボディコンシャスを着こなすことで、体型のカバーも顔の大きさもカバーが出来るということです。
これらの錯視は、人の視覚、脳の認識を騙す方法です。人の脳の認識は見た目で騙され、錯覚をよく起こすのです。
人の視覚、脳は錯視することで、思い込み、勘違いなどの感覚になるのです。
これらのテクニックはフッションや体型のカバーだけに限らず、インテリアや建築設計に生かされます。
縦長の狭い空間に奥行き感を与えるために、壁や天井にライン、凹凸を出して、ラインを演出することで奥行き感が奥深く見えることで、ラインの無い壁、天井とは、同じ部屋の空間なのに、ラインのある部屋の空間の方が広く見え、奥に誘導することも可能になるのです。
これらがまさしく、人の視覚の錯視現象を利用したテクニックなのです。
残念ながら東京の都心のビル街は、高層ビルのデザインが人の錯視を利用している設計は少ないのです。また、統一性が無いために、他の国のように狭い範囲でも高層ビル街が統一され、トータル的な空間デザインになっており、先進都市としのデザインがされております。
日本の場合は高層ビル、建物一つ一つのデザイン、周囲との背景、風景などに馴染まない空間デザインが多いのです。
ましてや、風水建築学などを応用、考えられたビル設計が少ないので、入り口が分かりづらい、入りにくいなど使い勝手が良くなかったり、機能的でなかったりするのです。
これらも空間デザインに「人の五感を刺激し、五感に訴える!」視覚の錯視を活用、応用することで建物が美しく、機能的で周囲の風景などに溶け込むのです。
今後とも、私共は人の視覚、錯視を上手く活用した。応用したデザイン、美しく魅せる方法、体型のカバーなどに役立つことを提唱して参ります。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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五感力トレーニング!

2011-08-06 00:00:40 | 感覚、五感
人の五感は加齢と共に衰えて行きます。まず、人は五感の中でも視覚情報を80%ほど脳に送っております。
個人差もありますが、早い人では40歳代の後半には「老眼」が始まります。人の視覚「眼」は酷使されているのです。
特に日本人は眼を酷使している国民です。子供たちはテレビゲームや携帯ゲームの小さな画面を見つめる。若い人たちは携帯電話などの画面を長時間眺めています。
また、日本では日本語独特の文字文化も影響しております。それは、漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字、英語など文書に書かれています。特に漢字は細かな部分が多い事から注視して見ます。
ですから、日本人が世界でもメガネを掛けている人がダントツで世界一です。日本人の何と6割近い人たちがメガネを掛けているのです。
二位は中国と漢字の文字文化の国に多いのです。
ですから、子どもの頃から日本人は眼を酷使している訳です。
皆さんは、加齢と共に五感の各感覚器官が衰えと思っているでしょうが?実はこれらは脳神経細胞(ニューロン)の死滅に関しているのです。人の脳の特徴に20歳を過ぎた頃から、毎日10万という数の脳細胞が死滅して行くのです。但し、これら死滅した細胞を掃除したり、脳細胞に栄養を送ったりと、脳細胞のメンテナンスを担っている。グリア細胞は逆に加齢と共に増加して行くのです。
ですから、五感を鍛錬することは、これら感覚器官の衰えを緩やかにし、脳細胞の死滅も緩やかにする他に、別のルートで死滅した脳細胞の代わりに脳細胞を伸ばして再生して行くのです。死滅した脳細胞は再生しませんが、別の脳細胞を伸ばす脳力を脳は持って居るのです。その力を「可塑性」と呼びます。
先ほど説明した。五感の感覚器官でも、視覚から衰え始めると指摘しましたが、視覚の次に、耳が遠くなった。音が聞こえづらくなったと自覚するのは、人の可聴域、高周波、高い音が聞こえづらくなることで、耳が遠くなったと自覚します。現に、70歳を過ぎた頃には、20Hz(ヘルツ)~10.000Hzの狭い範囲になります。これが20歳代ですと20Hz~19.000Hzと、70歳を過ぎた頃には、20歳代の半分程度しか聞こえなくなるのです。
他にも、嗅覚と味覚も衰え始め、食事も味が濃くないと美味しく感じません。ですから、塩分摂取の摂りすぎやカロリーの摂り過ぎになる傾向が強くなるのです。
ここに、私が提唱する「五感力トレーニング」の重要性があるのです。
感覚器官の衰えを鍛錬することで緩やかにし、脳の活性化と若さを保つ術でもあるのです。
トレーニングとイメージすると、筋肉トレーニングのように負荷を掛けたり、辛いことは決してありません。誰でも簡単にできるのです。
体力もお金も必要ありません。
よく、皆さんは眼が疲れると、眼の奥が痛みを感じる。眼が乾くなど、ドライアイ現象も冬場起きたりします。
眼の疲労こそ、筋肉痛の一種なのです。眼球のピント調節をしている。水晶体の厚みを調整することで、眼のピントを合わせています。このピント調節に関わっている筋肉が疲労し、筋肉痛の症状が眼の奥が痛むような感じになるのです。
ですから、時には目休めをして、眼球体操することや、目薬をさすなども大切です。眼の体操は、眼球を左右に動かしたり、眼をギューと閉じたり、開いたり、眼球をゆっくりと回すなどの運動を取り入れること、野外では遠くを見つめ、眼の潤いを与えるなどで健康な眼に保てます。
また、動体視力などの能力を向上するのには、ある種の特別な鍛錬が必要です。その方法とは、速読法で本を早く読んだり、DVDを60倍速の速さで、眼で追って、文字を読んだり、内容を理解したりと、これらを何度か繰り返し、1時間程度の鍛錬(トレーニング)をすると、脳の処理能力が高まり、早いものがゆっくりと動いて見えるのです。
例えば150kmのスピードボールがゆっくりと飛んできて、小学生がバットにボールを当てた実験はテレビ番組の中で実際に行い。スタッフ全員歓声と驚きの声が上がりました。
最初は子供たちに150kmのスピードボールは危ないと指摘され、ましてやプロ野球選手のピッチャーが投げるようなスピードは絶対打てない、バットにかすりもしないというスタッフの声があがりましたが、私は必ず子供たちはバットに当てるからと自信満々に言うと、スタッフは首を傾げ、それではやってみますかと言われ、そして実際に小学生がバットに当てたら、凄い、これらは本物だと確信したのです。
人の視覚や動体視力は、脳の思い込みや錯覚などの実際の動きよりも早いと意識したり、見えたりするのです。ですから、150kmのスピードは普段、見たり、体験することは希薄です。
ですから、脳は早くて自分は野球の経験もない、だから絶対打てないと認識し、脳は思い込みます。
ところが、動体視力を素早く眼球を動かす鍛錬、早い速度で物を見たり、読んだり、聞いたりすることで、人の脳は順応し、認識できるのです。
これらは運動能力の向上にも繋がります。他に、身体バランスを整える。
これら脳科学などを応用すると「潜在的脳力」が発揮され、普段、力や能力がセーブされています。幾ら頑張っても70~80%程度しか発揮されないのです。
ところが、私が考案した「五感力トレーニング」メソッドを導入すると、運動能力の向上だけでなく、ビジネスにおいても、処理能力、集中力、洞察力、認識力、脳内では記憶力の向上など様々な脳力が発揮出来るのです。
これらこそ、人の脳や五感は「潜在的脳力」を備え、持ち合わせているのです。この脳力開発こそ、五感力トレーニングで引き出すことで可能なのです。
これらは、PHP研究所、科学漫画雑誌、8月25日の発刊で「身近に役立つ五感力トレーニング」と題して、4ページに渡って紹介されています。
また、近くこれら「五感力トレーニング」に関する本も出版予定です。本の中ではアニメ入りと、鍛錬方法をもっと詳しく、簡単にできる方法を紹介致します。これら五感力トレーニングを実施することで、運動能力の向上、脳力の開発、脳力の向上に繋がり、そして、脳のアンチエイジング化に繋がり、若々しい、精神と肉体の鍛錬を組み合わせ、取り入れることで、身体的にも精神的にも何時までも若々しい自分でいられるということを私から提言致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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創造する脳とは?

2011-08-05 00:00:40 | 人の脳
「意識できる世界の水面下に、無意識の世界が広がっています。アイデアを出しやすく、ひらめきやすくするには、無意識世界に常に『働きかけ』をしていることが大事です」
顧客の開拓をしている営業マンなら、会社の方針やノルマに従って動くのではなく、「もっといいやり方はないか」「本当にこの方針でいいのか」と常に疑問を持って試行錯誤する。こうした行動を「無意識を耕す」と表現し、ビジネスで重要な姿勢である。また、開発、研究者はもっと便利で役立つ物が開発出来ないかと試行錯誤することでしょう!
私が以前から、ビジネス界に「創造性の重要性を提唱し続けている」。
特に現在のように日本経済が低迷している現状を打破するのには、社員の英知sと努力の取り組み、創造性の発揮に有るのです。
ヒトの脳の創造性、創造力はヒトの脳の前頭葉の意識なのだが、具体的な鍛錬の仕方や試行錯誤の創造性を鍛錬する五箇条をご紹介します。
※創造は非常識、妄想から生まれる。
生みの苦しみ、目的意識、瞑想でも幻想でも良いので思考することが重要である。
※創造は非常識、妄想から生まれる。
創造性トレーニングの5箇条、
1,しっかりした目的意識、
目的意識がはっきりしないとただドーパミンが過剰に分泌されただけでは幻想になってしまい、創造性には纏まらない、しっかりした創造性のためには、明確な目的意識が必要だ、そのためには、長年の記憶と学習の訓練(教育)が大切である。
2,何でも考え、試行錯誤する。
妄想でも想像でもよいから、何でも良いから考えることである。そのことは潜在意識に残り、何かの機会(夢)などの機会に思い出して、創造につながる。
生みの苦しみから、創造性は生まれる。
3,常識にとらわれない。
すべての実験や体験を否定して考え「だろう」と思う心が必要である。
おもしろい仮説などを立てて見るのもよい。
4,快適な環境で考える。
創造性には、快感が大切である。達成感などが創造性の素となる。
創造性を生むA10神経は快感神経である。
それが充分に活動するためには、心身のリラックスできる快適空間や環境がなければならない。ストレスが多い不快な環境からは創造は生まれない。
5,五感をフルに活用する。
創造性を発揮させるのには、集中力も必要、そのためには、対象を「好き」になる。後、五感で感じた感覚が必要になる。五感全部で感じた感覚は脳内に情報刺激となって、伝達物質、ドーパミンなどの分泌につながるのである。
まず、気持ち良い鍛錬から創造性は発揮される。
五感は脳に情報を送るアンテナでもあるから、五感を普段から研磨しておく必要がある。視覚以外の感覚で脳に情報を記憶しておくことである。
必要に応じて、この記憶を引き出し「創造性のヒント」に繋がるのである。
創造性は、生物界でも「ヒト」だけが持つ特別な能力です。
特に脳が巨大化した「ヒト」は前頭葉が発達した。約1万年前に現代人とほぼ同じ脳の大きさになった。同時に創造性を発達させ、色々な便利な道具など発明出来たのである。
創造性はヒトの脳の中でも「前頭葉」で生まれる感覚である。つまり、創造性を鍛錬するためにはこの「前頭葉」を鍛錬することにも繋がるのである。
創造性=脳の活性化である。ぜひ、目的意識を持ち、常識にとらわれず、試行錯誤しながら産みの苦しみの中から「妄想」として創造性は誕生するのである。
また、創造性のヒントに自然から学ぶ必要性を私は強く提唱している。
バイオミミクリーテクノロジー(生物模倣技術)と題して、生き物達の生態や体の仕組みなどからヒントを得て、製品開発や新企画、商品の開発、新薬の開発、研究などのヒントに繋がるのである。
これら私が提唱している。ビジネスに創造力を活かすことの重要性である。
五感プロデュース研究所,研究員,荒木行彦,


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オーストラリアパース(先進都市)!

2011-08-04 00:12:06 | 環境
私は25日(月)~30日(土)まで、オーストラリアのパースに旅行に行っておりました。これらは、日産自動車のゼロエミッション、未来論文の最優秀賞の副賞として、2名分の旅行が副賞でした。
私は、今回のパースの旅行に目的があり、未来都市として呼ばれ、世界一美しい都市、世界一、高齢者の方々が住んでみたいと希望する都市でもあるのです。
パースがなぜ、このように世界の人たちから注目され、憧れの目で観られているのか、知りたかったのです。
勿論、コアラやカンガルーなどの生き物に接することも目的でした。
現在、パースはマンションやオフイスビルなどが建設ラッシュであり、マンションも高級マンションが軒並み建設されております。
少し、地元の不動産を覗いてみたら、平均価格6000万~8000万円が中心で、プール付きの一軒家や最高級マンションは1億円を超える価格帯で販売され、売れ行きも好調のようです。
これら景気が良いのは、西オーストラリアの7割の人たちがパースに集中していること、そして西オーストラリアの産業、オイル(原油)、天然ガス、食糧品(ワイン、牛肉)、レアメタル(ミネラル原料)、薬品、高速フェリー、通信器機などの製品の輸出が盛んなこと、オセアニア地域ながら、アジア圏に近く、シンガポールまで、飛行時間も5時間と、日本とシンガポールの間よりも近いのです。
ですから、アジア向けの輸出も盛んで、オーストラリアワインなどの高級ワインも中国に多く輸出されています。
また、オージービーフのブランドで有名な牛肉も「健康牛」として評価も高く、アジア方面に多く輸出されています。
このように、パース地方は、オーストラリア内でも、シドニーに次いで、物価も高いのですが、それ以上にオーストラリア国内での平均年収が一位と高い水準です。
以前は、日本の法人な関係の事務所も多く存在していたようですが、シドニー、メルボルン、ケアンズは日本からの直行便もあり、比較的に7時間程度のフライトで到着します。
その点、パースは、オーストラリアの第4番目の都市で、日本からは羽田国際空港から、シンガポール経由して、飛行機を乗り換えてパースに到着します。
羽田~シンガポールまでは6時間30分のフライト、そしてシンガポールからパースの飛行時間は、約5時間です。
これらがネックにもなり、日本人観光客は減っており、飛行機代も片道、エコノミーで12万円以上が必要であり、往復すると30万円近いものです。これにホテル代金、平均15.000円~17.000円程度を含めると、家族4人で3泊すると大人代金だと、一人当たり、30万円は負担になります。
また、現地の物価もシドニーに次いで二番目に高い物です。
例えば、マックセットだと、8ドル前後、オーストラリアドル90円で計算すると、夕食に簡単に食べても、10ドル以上、ホテルなどのレストランで食べると30ドル以上は用意しなければ成りません。但し、量の多さには驚くと思います。
不動産の高額と、食品などの高騰を除けば、交通費は安く、バスと電車がチケット一枚で乗れたり、市内は無料バスが走っていたりと、交通の事情はよいものです。頻繁にバスも走っているし、1ヶ月も生活していると、乗り物や道も全て理解出来るほど、整備もされており、自動車も日本製の自動車が7割近く走っております。但し、高級車はあまり目立たず、また、軽自動車も走っておりません。日本の1500ccクラスが一般的であり、道路も広々としており、環境にも配慮しております。但し、ハイブリット車などはこれから受けいれられると思います。自国でオイル(原油)がとれるため、原油価格が物価の割に安いことも関係しているようです。
高層ビルも次々と建設され、先進都市はオーストラリア全土で2.5%台の経済成長率に対して、パースは輸出が順調なこともあり、5%台の経済成長率を上げております。
今後、パースは日本経済にも大きな役割を担い、自動車産業は勿論、食糧品の輸入など、日本の不動資産会社もパースに進出しているように、今後、オーストラリアのパースには、レアメタルバブルが起きているように、日本の取引相手になることは間違いないと思います。
これら、3日間であるが、オーストラリアパースを訪れ、地元の人たちとふれ合い、学んだものです。
今後、機会があればオーストラリアに出張で行きたいと考えています。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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オーストリアに学ぶ!

2011-08-03 00:00:40 | 環境
眠れる「森の資源」を生かす道!
森林資源を有効活用しているオーストリアは、森林の多い日本にとって一つのモデルとなる。熊崎実(筑波大学名誉教授)
ヨーロッパでは1986年のチェルノブイリ原発事故のあと自然エネルギーへの関心が劇的に高まった。
原子力発電所を国民投票で廃止したオーストリアでは、自然エネルギーの推進に力を入れ、今では総エネルギー消費量の25%を再生可能な資源で賄うまでになっている。
その中核を担っているのがバイオマスだ。一次エネルギーの供給量でみと、バイオマスが自然エネルギーの59%を占める。
これに次ぐのが水力の36%で、残りの5%を風力、太陽光、地熱で分け合っている(2007年)。
バイオマスとは、生物を構成する細胞物質のことで、植物が光合成を通して取り込んだ太陽エネルギーが蓄えられている。エネルギーとして使われるバイオマスの代表的なものは木質系の固形燃料だが、農畜産物の残りカス、有機系の都市廃棄物などがある。
オーストリアの場合は、バイオマスエネルギーの約8割が木質系で、薪やチップ、ペレット(小型成型物)のような形で燃やされることが多い。用途としては、住宅や事務所の暖房、給湯を中心に、工業用の熱生産や発電にも使われている。
5/24日号、エコノミストより抜粋引用。
私の実家、青森県五所川原市では、バイオマス燃料、木質系の固形燃料(ペレット)が冬の暖房に使用されています。市内にはこれらペレットを生成するためのプラントも設置され、専用のストーブも販売されております。これら暖房用のストーブは高額なため、市からの援助もあり、多くの家庭で灯油の代わりに使用されております。
森林資源の再利用として考えられ、暖房や電力への変換も今後、考えられております。
これらから、私共は東北電力との協力、連携によって、私の実家五所川原市の郊外にオーストリアで採用されている。バイオマス自然エネルギーのモデルケースを日本でいち早く取り入れ、テストケース、実験段階でもよいので取り組みをして欲しいと、日本政府にもお願いしたいところです。
日本の森林資源は「潜在力は高い」ものです。日本の森林の蓄積量(材木のストック)と成長量は、物理的な量で比較すれば、オーストリアの5~6倍にも達する。戦後の大造林で森林の4割が成長の早い人工林に換えられた。
また、かつて薪や炭の生産に供されていた広葉樹林もほとんど使われていないまま伸び放題になっております。
これらを活用することで、バイオマス燃料発電も可能となり、また、八甲田山の麓には、地熱発電も可能と思われる。これら例え、数%の電力でも、非原子力の代替えになると確信しております。
これらの発電システムや、地域の暖房システムにも活用出来ると考えております。津軽地方の冬は吹雪くと厳しい、寒さと前が見えなくなるほど、風も強く吹きます。竜飛岬には、6基の風力発電機が備えてあります。他にも、六ヶ所村の原発処理施設など、青森県は東北の電力の多くを賄っている地域でもあります。
これらの好条件と、地域の経済の発展、森林の保全にも繋がり、私は一石二鳥になると考えております。
今後、我が社では、これらの取り組みに関して、大手電力会社、日本政府からの開発、研究の援助など、そしてプロデュースをして参りたいと思っております。脱原発、原子力発電の代替えとして理想的であると私から提言させて頂きます。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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胃弱な国民性!

2011-08-02 00:00:40 | 感覚、五感
日本人は総じて胃弱な国民性と言われています。主な原因は食事、ストレスなどが原因です。
特に日本人に多い血液型、A型は日本人の4割ほどです。私もA型の血液型ですが、小麦、穀物などを好む傾向が強く、ご飯、お蕎麦、パンなどが好きです。どちらかという、お肉はあまり得意ではありません。私のようにお肉も食べますが、鶏肉や豚肉、牛肉のステーキはあまり好みません、そして食事の量もO型の人たちのように胃が強くありませんので、食べられないのです。
特に日本人の胃弱な国民性は、ストレスに弱い国民であると指摘しております。
それは、日本人が持って居る遺伝子に関係があると考えております。
その遺伝子とは「不安遺伝子(S遺伝子)とも呼ばれ、日本人の何と97%ともの人たちが持って居る遺伝子です。ですから、総じて神経質で、不安に弱く、プレッシャーやストレスにも弱い国民性を持って居るのです。
現に13年連続3万人以上が自殺している国は、世界でも希なのです。
また、ストレスと病気の関係で、影響を受けるのは胃腸なのです。ストレスから胃潰瘍、慢性腸炎などに多くの方々が疾患しております。そして何よりも私が危惧しているのは、世界でトップレベルの胃がんの発生率と死亡者です。
食生活は日本では健康食が多いので恵まれているのですが、ストレスや不安に関する事柄、精神的に弱い国民性があるのです。
中でも、胃がんの原因と考えられている。ヘリコバクター・ピロリが日本人では6000万人以上に確認され、日本人の二人に一人が胃の中に存在しているのです。
胃の内部は胃液に含まれる塩酸によって強酸性であるため、従来は細菌が生息できない環境だと考えられていた。しかし、ヘリコバクター・ピロリはウレアーゼと呼ばれる酵素を産生しており、この酵素で胃粘液中の尿素をアンモニアと二酸化炭素に分解し、生じたアンモニアで、局所的に胃酸を中和することによって胃へ定着(感染)している。この菌の発見により動物の胃に適応して生息する細菌が存在することが明らかにされた。
このヘリコバクター・ピロリは、胃酸の中でも中和して生き残り、胃潰瘍や胃がんの発生率を極めて高めています。
日本人が胃がんで死亡しているのは、年間5人以上と世界でもトップなのです。これらの原因は、やはり日本人に二人がヘリコバクター・ピロリを持って居るからと考えられます。
そして、総じて不安やストレスに弱い気質などがあり、益々、胃がんの発生が増加傾向であるのです。
ヘリコバクター・ピロリの感染は、幼児期に家族内感染が主な原因です。よく赤ちゃんが離乳食に母親や父親から食べ物を嚙みやすくしてから、与えていました。これら口移しで与えていたので感染していたのです。最近では、これらのことから赤ちゃん用の離乳食、食べ物が販売取れ、親からの口移しは少なくなりました。
大人に成長してからは感染することは希ですが、昔は井戸水や川の水で洗濯などをしておりましたら、感染することが多かったのですが、最近は衛生的にもよく成りましたので、ヘリコバクター・ピロリに感染する人は少なくなりましたが、それでも世界的にも見ても日本人は感染率が高いのです。
他にも、私は日本人の食事の仕方にも警鐘を鳴らしています。朝食を食べないか、食べたとしても缶コーヒーとパンを食べる若者たちが4割近くいるという報告でも分かるように、決して胃腸によい食べ方ではありません。
早食い、好きな時に好きな物を、好きな量を食べる。これらにストレスを溜めるなど、胃腸だけでなく、精神的にも影響を与えるものです。
ですから,暴飲暴食、ストレスの削減に心がけ、ご自分の胃腸を労り、そして定期的な健康診断を受けて、胃を大切に労ってあげて下さい。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

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「超感覚」を身につける!(五感力トレーニング)!

2011-08-01 00:00:40 | 感覚、五感
感覚とは、五感の優れた感覚を意味するものである。
誰でも五感を鍛錬すれば身に付く感覚ではあるが、努力も必要である。
例えば、私達ヒトでは視覚からの情報を脳に80%も送っているが、他の感覚は軽視されている傾向が強い。
私は敢えて視覚以外の感覚を鍛錬することを推進している。
現在のように、視覚優位の感覚では超感覚は身につきません。
超感覚は時として、達人や巧みの技として活かされる。
例えば、現在も缶詰の不良品検査には、缶詰の缶を叩いて音の高低の違いによってグラム数の違いや微妙な変化を聴覚で感じることが出来るのである。
他に、研磨技師は普通私達が凹凸の変化は1000/1mm程度、缶ジュースなどのバーコードの凹凸程度は感じ取れるが、超感覚の持ち主は10.000/1mmの凹凸を指先で感じ取ることが出来るのである。これらもみな、五感を鍛錬した結果でもある。
嗅覚の世界では「調臭師」という、香水を調合するする人達は、普通私達が匂いと感じ取れるのは8種類程度だが、調臭師の人達は約2000種類もの匂いを嗅ぎ分ける能力がある。
但し、普段から努力しており、体調にも気を使っている。嗅覚に対する拘りは食事内容にもある。焼肉や焼き魚などの焼き物や刺激臭の強い食べ物を避けている。とくにフランス人は嗅覚の優れた人達が多い。
調臭師は世界でも認定されている人は数百人と言われているが、フランス出身の調臭師は全体の3割近い人が職業に就いている。やはり、香水の国でもある証拠である。
味覚では、シェフなど料理人が鋭い人達が多い。味覚は嗅覚との共通感覚がある。共通感覚とは、味は人の舌の「味蕾」で感じるが、実は匂いの相乗効果によって味と感じ、美味しいと感じるのである。
現に、風邪など引いたときに味わう料理は美味しくない。これは料理自体の匂いが遮断されるからである。
テストに紙コップなどを2個用意し、リンゴジュースとオレンジジュースを入れた紙コップを目を閉じ、鼻を摘まみながら飲むと味の違いが分からない、感覚の鋭い人なら舌触り、サラッとしているか、ベトッとしているかの違いで分かると思うが、味覚本来の味は曖昧で分かりづらいのである。
だから匂いがあってはじめて味と感じて美味しいと感じるのである。
味覚は60歳を過ぎた頃から低下し始め、高齢者になると微妙な味を感じなくなる。これは味蕾細胞が約一ヶ月前後で細胞が入れ替わり新陳代謝するのであるが、この能力が低下するのと関係している。また、男性より女性が嗅覚や味覚は優れている。とくに20歳代の女性は味覚に優れている人が多い。
だが、無理なダイエットなどで味蕾細胞の原料(亜鉛)が不足して、味覚障害に疾患している女性が急増している。
味覚障害は直接、食欲や本能に関わる感覚なので精神的なダメージは大きいものである。
劣った味覚を回復や鍛錬するにはまず嗅覚を同時に鍛錬することである。食事を造るのにも、食材の匂いを嗅ぎ沸け、五感と創造性を駆使して料理に取り組むことである。
良く、食材を目の前にしながら何分も迷って献立を考える人が居るが、これでは感覚や脳は刺激されず、鍛錬に繋がらない。直感でも良いからすぐに取り掛かることである。
料理を上手く味付けするより、五感を駆使して料理を仕上げると上手く行くことがある。
一流のコックやシェフは自分の超感覚(五感)を駆使して料理をするので感動的な料理になるのである。
聴覚では、オーケストラの指揮者は演奏者の微妙な音の違いや、間違いを探し出す能力を持っている。私達では音の違いを理解できないが、これも職人技の一つでもある。
オーケストラの指揮者は音というものを「音程」として理解するので、例えば鳥の鳴き声も音感として聞こえているのだろう!
指揮者の多くは絶対音感という持ち主で、色々な楽器を同時に演奏しても音程が全部理解できるし、自然界の音すら音符が付いて聞こえるという感覚を持っている。これも超感覚なのである。
他にも色々な職業でこの超感覚は活かされている。しかし、日本の多くの企業や施設などでは合理化やハイテク化、IT化などで人間の感覚は軽視されているし、そのことにより、弊害も実際起こっている現状がある。
以前に美浜原発事故やJR西日本の脱線事故などの「ヒューマンエラー」が起こるのは、五感の体験や五感の鍛錬が不足していると指摘し、美浜原発事故では「安全策提案」を私が提唱し、全国から寄せられた多くの安全策から3通の安全策提案として採用されたのである。内容はハイテク技術に頼るのでなく、職員が自己の五感を信じ、目に見えない「気配、危険回避能力」を高める訓練や鍛錬をするというものである。
超感覚は誰でも鍛錬や努力で身につくものである。この能力が危険回避能力や芸術性、創造性などの能力に結びついているのです。
また、1000人に1人の割合で「共感覚の持ち主」が居る。共感覚とは、例えば新聞を読んでいても白黒の文字に色が付いて見えたり、人との会話にも色がイメージされるという感覚である。
私達はこれらを特殊感覚と呼んで入るが、これらの感覚は脳の仕組みに関わっている。
普通私達は、言葉を聴いたり、文字を読んだりするなどの行為は、脳の限られた部分が刺激され、活発化するが、共感覚者はこれら以外の脳部が同時に活発に働くのです。具体的に私達が新聞などを見るときには視覚野(後頭野)が活発に働きますが、共感覚者は同時に他の脳部も働き白黒の文字に色が付いて見えるのです。
これらの共感覚者の多くの人達には芸術性に優れている人達が多いといえるのはこの超感覚の持ち主でもあるからです。
この共感覚は幼児期には誰でも持っている感覚なのですが、成長するにつれて忘れ去られる感覚でもある。大人に成長しても残っている人は少ないのである。
私達もこの超感覚を身につける、感覚を極めるのには「好奇心を強く持ち、努力し鍛錬する」ことである。
現在の職業や家庭でも何処でも自己の五感を鍛錬することは可能です。視覚以外の感覚を意識して鍛錬することに心掛けることです。
そのことで脳が活性化し、感覚が磨かれて行くのです。この感覚の鍛錬の賜物が「超感覚」に繋がるのです。私は歳だからとすぐに諦めず、頑張ってみることである。体が動かなくても五感は鍛錬できるものです。簡単なことから開始し、徐々に刺激を多くし、鍛錬を難しくレベルを上げて行くことが重要である。
ぜひ、皆様も自己の五感を再認識し、鍛錬されることは脳の鍛錬、脳の活性化に繋がることを私から提唱致します。
五感教育プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、



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