センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

五感力トレーニング!

2011-08-06 00:00:40 | 感覚、五感
人の五感は加齢と共に衰えて行きます。まず、人は五感の中でも視覚情報を80%ほど脳に送っております。
個人差もありますが、早い人では40歳代の後半には「老眼」が始まります。人の視覚「眼」は酷使されているのです。
特に日本人は眼を酷使している国民です。子供たちはテレビゲームや携帯ゲームの小さな画面を見つめる。若い人たちは携帯電話などの画面を長時間眺めています。
また、日本では日本語独特の文字文化も影響しております。それは、漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字、英語など文書に書かれています。特に漢字は細かな部分が多い事から注視して見ます。
ですから、日本人が世界でもメガネを掛けている人がダントツで世界一です。日本人の何と6割近い人たちがメガネを掛けているのです。
二位は中国と漢字の文字文化の国に多いのです。
ですから、子どもの頃から日本人は眼を酷使している訳です。
皆さんは、加齢と共に五感の各感覚器官が衰えと思っているでしょうが?実はこれらは脳神経細胞(ニューロン)の死滅に関しているのです。人の脳の特徴に20歳を過ぎた頃から、毎日10万という数の脳細胞が死滅して行くのです。但し、これら死滅した細胞を掃除したり、脳細胞に栄養を送ったりと、脳細胞のメンテナンスを担っている。グリア細胞は逆に加齢と共に増加して行くのです。
ですから、五感を鍛錬することは、これら感覚器官の衰えを緩やかにし、脳細胞の死滅も緩やかにする他に、別のルートで死滅した脳細胞の代わりに脳細胞を伸ばして再生して行くのです。死滅した脳細胞は再生しませんが、別の脳細胞を伸ばす脳力を脳は持って居るのです。その力を「可塑性」と呼びます。
先ほど説明した。五感の感覚器官でも、視覚から衰え始めると指摘しましたが、視覚の次に、耳が遠くなった。音が聞こえづらくなったと自覚するのは、人の可聴域、高周波、高い音が聞こえづらくなることで、耳が遠くなったと自覚します。現に、70歳を過ぎた頃には、20Hz(ヘルツ)~10.000Hzの狭い範囲になります。これが20歳代ですと20Hz~19.000Hzと、70歳を過ぎた頃には、20歳代の半分程度しか聞こえなくなるのです。
他にも、嗅覚と味覚も衰え始め、食事も味が濃くないと美味しく感じません。ですから、塩分摂取の摂りすぎやカロリーの摂り過ぎになる傾向が強くなるのです。
ここに、私が提唱する「五感力トレーニング」の重要性があるのです。
感覚器官の衰えを鍛錬することで緩やかにし、脳の活性化と若さを保つ術でもあるのです。
トレーニングとイメージすると、筋肉トレーニングのように負荷を掛けたり、辛いことは決してありません。誰でも簡単にできるのです。
体力もお金も必要ありません。
よく、皆さんは眼が疲れると、眼の奥が痛みを感じる。眼が乾くなど、ドライアイ現象も冬場起きたりします。
眼の疲労こそ、筋肉痛の一種なのです。眼球のピント調節をしている。水晶体の厚みを調整することで、眼のピントを合わせています。このピント調節に関わっている筋肉が疲労し、筋肉痛の症状が眼の奥が痛むような感じになるのです。
ですから、時には目休めをして、眼球体操することや、目薬をさすなども大切です。眼の体操は、眼球を左右に動かしたり、眼をギューと閉じたり、開いたり、眼球をゆっくりと回すなどの運動を取り入れること、野外では遠くを見つめ、眼の潤いを与えるなどで健康な眼に保てます。
また、動体視力などの能力を向上するのには、ある種の特別な鍛錬が必要です。その方法とは、速読法で本を早く読んだり、DVDを60倍速の速さで、眼で追って、文字を読んだり、内容を理解したりと、これらを何度か繰り返し、1時間程度の鍛錬(トレーニング)をすると、脳の処理能力が高まり、早いものがゆっくりと動いて見えるのです。
例えば150kmのスピードボールがゆっくりと飛んできて、小学生がバットにボールを当てた実験はテレビ番組の中で実際に行い。スタッフ全員歓声と驚きの声が上がりました。
最初は子供たちに150kmのスピードボールは危ないと指摘され、ましてやプロ野球選手のピッチャーが投げるようなスピードは絶対打てない、バットにかすりもしないというスタッフの声があがりましたが、私は必ず子供たちはバットに当てるからと自信満々に言うと、スタッフは首を傾げ、それではやってみますかと言われ、そして実際に小学生がバットに当てたら、凄い、これらは本物だと確信したのです。
人の視覚や動体視力は、脳の思い込みや錯覚などの実際の動きよりも早いと意識したり、見えたりするのです。ですから、150kmのスピードは普段、見たり、体験することは希薄です。
ですから、脳は早くて自分は野球の経験もない、だから絶対打てないと認識し、脳は思い込みます。
ところが、動体視力を素早く眼球を動かす鍛錬、早い速度で物を見たり、読んだり、聞いたりすることで、人の脳は順応し、認識できるのです。
これらは運動能力の向上にも繋がります。他に、身体バランスを整える。
これら脳科学などを応用すると「潜在的脳力」が発揮され、普段、力や能力がセーブされています。幾ら頑張っても70~80%程度しか発揮されないのです。
ところが、私が考案した「五感力トレーニング」メソッドを導入すると、運動能力の向上だけでなく、ビジネスにおいても、処理能力、集中力、洞察力、認識力、脳内では記憶力の向上など様々な脳力が発揮出来るのです。
これらこそ、人の脳や五感は「潜在的脳力」を備え、持ち合わせているのです。この脳力開発こそ、五感力トレーニングで引き出すことで可能なのです。
これらは、PHP研究所、科学漫画雑誌、8月25日の発刊で「身近に役立つ五感力トレーニング」と題して、4ページに渡って紹介されています。
また、近くこれら「五感力トレーニング」に関する本も出版予定です。本の中ではアニメ入りと、鍛錬方法をもっと詳しく、簡単にできる方法を紹介致します。これら五感力トレーニングを実施することで、運動能力の向上、脳力の開発、脳力の向上に繋がり、そして、脳のアンチエイジング化に繋がり、若々しい、精神と肉体の鍛錬を組み合わせ、取り入れることで、身体的にも精神的にも何時までも若々しい自分でいられるということを私から提言致します。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、


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