センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

中高年者の引きこもり!

2009-11-26 00:09:37 | 感覚、五感
以前に若者達の引きこもりが社会問題になったことがあるが、実は若者以上に中高年、高齢者の一人暮らしの方々の引きこもりが現在社会問題にもなってきている。数的には若者以上に多いと予想される。
定年退職後の男性や一人暮らしの男性などに引きこもりの現象は多く、また、アルコール依存症へのリスクも高く、また、男性は人とのコミュニケーションを苦手とし、地域の人々の関わりも希薄であり、益々孤立化しているのです。
これらの傾向は、女性よりも男性に多く、特に社会的に地位が高かったなどプライドも高く、地域との関わりが希薄だと一人(孤独)に成った場合に男性は病気などに疾患したときに心配でもある。つまり、孤独死の多くは中年以降の一人暮らしの男性が圧倒的に多いのです。
ですから、私は積極的に地域のボランティアや会合など、地域に関わり、学びでもよいので色々な事に参加して欲しいと願っている。
なぜ、一人暮らしの男性が引きこもりになる可能性が高いかと言うと、それは人の脳の働きに深く関わっている。退職後や連れ添った妻に先立れたりし、孤独感を感じると、アルコールなどで不安や悩みを解決しようとアルコール依存症に疾患したり、孤独感を強く感じてしまう。
これらは、人の脳の「概念」と関係している。中年以降の男性ではこの概念が根深くあり、人の話を受け入れない。聞かないなど「頑固」に成りがちである。この概念は、例えばリンゴなどでは、赤いリンゴ、黄色いリンゴなどリンゴにも何種類もある。これらをいちいち覚えられないので総称して「リンゴ」と理解している。つまり、「面倒くさい」これらの概念が赤ちゃんの頃は存在して居らず、五感からの情報をすべて脳で感じ、受け止める。但し、中年以降になるとこの概念のフィルターが分厚くなり、目詰まり状態になる。これらの状態が人の話を聞かない、受け入れないことになり、「頑固オヤジ」となるのです。
ですから、時にはこの概念のフィルターを掃除してあげることが大切です。
この概念の掃除こそ、人とのコミュニケーションし、会話し、人の話しを聞き、受け入れることが重要です。
現在、アルコール依存症の人たちは全国で450万人とも推移され、年々増加傾向です。これら加え、中高年、高齢者の一人暮らしの引きこもり、孤独死も増加傾向にあります。
私共、研究所はこれら中高年以降の人たちに参加して頂く、講演会や参加型、自然観察会、登山なども、私共研究所の室長高橋が中心に催しやイベントなども企画して参加を求めております。
今後とも、私共研究所は、中高年以降の引きこもり問題にも取り組み、一つでも解決、改善に繋がればと願っている。
今後、日本で益々高齢化社会が加速的に進み、高齢化社会を迎え、中高年以降の引きこもりが増加すると予想され、同様にアルコールに依存する傾向も加速的に進むと予想されている。以前のような長寿国日本ではなくなる可能性もあります。
特に、男性の平均寿命も実は世界から見ても4位と年々下がってきているのです。孤独死、自殺に繋がり、不健康になり、長生きが出来ないような精神不安定にも成ってきている。
これらから、私共は中年以降の引きこもりを改善し、地域でも、社会にでも参加し、人とのコミュニケションをすることでこれらの一部でも改善することが可能です。皆様の近くに一人暮らしの男性や女性の方々は居られませんか、居られましたら一言、お声をかけコミュニケーションして上げて下さい。
現在のように人との関わり、コミュニケーションが希薄な時代、益々人とのコミュニケーションが重要であることを私から提言致します。
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