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フクロウといえば神秘的な動物としてイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。実際にフクロウにはスピリチュアルな意味があるという見方もあるため、一部では守り神としてあがられることもあります。
そこで今回は、フクロウのスピリチュアルな意味について詳細を解説していきます。スピリチュアルや風水などさまざまな観点でのフクロウの意味を知って、幸運や縁起の良いことにつなげていきましょう。
フクロウの意味は?日本で死の象徴?
フクロウについてはさまざまな意味の伝承や言い伝えがあります。実は日本では、「死の象徴」として見られていた説があります。
これは昔、青森県のとある地域で語られてきた言い伝えに由来しています。その地域では生まれてすぐになくなった子供の霊魂がフクロウに宿るとされてきたため、フクロウ=死の象徴・縁起の悪いものという見方が広まっていたのです。
もちろんこの逸話が日本におけるフクロウのイメージのすべてではありませんが、フクロウのイメージに多かれ少なかれ影響を与えているのは確かです。そのため日本では一部の人にとってフクロウは、死や悪いものを象徴するものとして扱われることがあります。
しかしながら「不苦労=フクロウ」というイメージから、幸福・縁起の良いものの象徴という考え方があるのも事実です。
フクロウは幸運で福を呼ぶ?
フクロウは、一部では幸運・幸福につながる可能性があるといわれています。特に日本では、不苦労・福来郎というフクロウにまつわる語呂合わせが有名です。この語呂合わせからフクロウを縁起の良いものとして見る傾向はあり、幸せを得たいという思いから、フクロウの置物を家に置く人は少なくありません。
また、フクロウには知恵・知性・聡明といったイメージがあります。知性があればそれは広い視野での判断力や意思決定につながるため、最終的には自分自身や身の回りの幸福につながると考えられます。このことからも、フクロウは幸福のシンボルと見られてきたのでしょう。
そのため少しでも運気アップを狙うなら、フクロウの置物やアクセサリーなどを集めるのが吉なのかもしれません。
フクロウは縁起がいい?縁起悪い?
フクロウには縁起が良いというイメージがあったり、一方では死を象徴するものとして縁起が悪いイメージがあったり、それにまつわる逸話・エピソードもさまざまです。そのためフクロウに対するイメージのとらえ方に困っている人も多いでしょう。
確かに一部では、死や危険信号をイメージするものとして扱われることがあるため、縁起物として扱うのには不安を感じることがあります。
しかし世界的にみると、フクロウはどちらかといえば幸福や知恵、富、自由といったように、どちらかといえば良い意味で見られている傾向が強いように感じられます。そのため、フクロウを縁起物として扱うことには、十分に意義があるといえるのではないでしょうか。
物事には良い方向の見方と悪い方向の味方の両方がもちろんあるものです。最終的にどちらを信じるかは自分次第なので、フクロウに関しても「これを信じたい」と思ったほうをまっすぐに信じるのが良いといえるでしょう。
私も青森県生まれですが、フクロウに関しての言い伝えは「福をもたらしてくれる」鳥である。それは、冬場になるとネズミが「リンゴの樹皮」を齧り、リンゴの木を枯らしてしまうのを、フクロウがリンゴの木の洞に営巣することで、ネズミを餌として駆除してくれる。
そして、翌年にリンゴの実がなる。まさしく「福をもたらしてくれる鳥」フクロウと言われるようになったという言い伝えを子供のころから親から教わりました。
センスプロデュース研究所、葛西行彦