センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

朝食の必要性と脳への影響!

2018-02-16 00:00:30 | 感覚、五感
「蓄えることのできないブドウ糖」。
脳のエネルギーとなるブドウ糖を補給するためには、規則的に食事を摂ることが一番だ!
血中の糖濃度が下がっている朝は特に重要だ!
近頃、朝食を摂らない人が増えていることから、その必要性が説かれている。
朝食を摂った方が良いことについては、様々な調査報告から明らかだ。朝食抜きの場合、前日の夕食後から何も摂らない訳だから、午前中は栄養が補給されずに頭の働きが鈍ってしまう。
その上朝食を摂らないと体温が上がりにくいこともあって、勉強や仕事に身が入らない。
空腹時にブドウ糖だけを摂取すると、そのまま一気に吸収されて急激に血糖が上昇する。
続いて視床下部がこの変化をキャッチしてそれを抑制する反応を起こし、その結果、血糖が急下降する。
これは身体にとって大きなストレスとなる。これに対してお米のデンプンがブドウ糖に分解されるのには約二時間が必要なので、ご飯は脳に優しい食べ物である。
出勤前あるいは通学前にご飯とおかずの朝食を摂っておくことで、午前中は脳がしっかり働くことになる。
イギリスで行われた実験によると、トランプの神経衰弱のような空間記憶のテストをすると、朝食を抜いたグループは非常に成績が悪い!例えコーヒーを飲んだとしても、まるで改善されてなかった。
更にワーキングメモリに対する効果を調べた実験によれば、炭水化物、タンパク質の比が4対1の食事を摂るのがベストだという。
脳にとって朝食は必要不可欠なのだ。脳と栄養から引用。

以前に私から子供たちが朝食を食べない現状を紹介したことがあります。それは、生活様式が変わったことにも関係しています。
最近の子供たちは、夜遅くまで起きていて、朝に朝寝坊する子供たちが実に多いものです。
学校に遅刻しそうな時間まで眠りたい!眠いから遅刻しそうだから朝食を食べずに学校に行く子供たちが多いものです。
やはり、規則正しい生活、子供は早寝、早起きに心がけたら、朝食を食べ学校に行けば、午前中から脳の働きがよくなり、体温も上がるから免疫力も向上するのです。
それが、朝食を食べないと脳のエネルギー不足、ブドウ糖が摂取されないので、脳の働きが鈍ることで、記憶力や集中力が欠如してしまうのです。
よく、1日の食事をメダルに例えると、朝食は「金」、昼食は「銀」、夕食は「銅」と言われ由縁はここから来ているのです。
五感プロデュース研究所、荒木行彦、

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