センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

赤ちゃんの脳!

2014-06-10 00:00:40 | 人の脳
赤ちゃんはお母さんの胎内に居る時、赤ちゃんの五感は、まず,お母さんの心拍を聴いています。そして、後に羊水の味を感じるようになり、受精8ヶ月頃から、お母さんのお腹を蹴飛ばしたり、手足を動かします。
まだ、目は見ていません。嗅覚も生後間もなく発達して行きます。
誕生後半年ぐらいは、赤ちゃんの視力は、0.2程度でお母さんの顔がぼんやり見えている程度です。
但し、数ヶ月後からお母さんの顔と他のお母さんとの顔の違いを認識できるようになり、特に笑顔に反応するようになります。これらは、人間の本能のコミュニケーション能力です。
赤ちゃんの脳は生後、9ヶ月頃まで脳神経細胞を急激に成長させ、10ヶ月頃から今度は過剰に成長した脳神経細胞を整理し、劇的に数を減らして行きます。
これらは、余分な神経細胞を整理し、人の脳に成長して行くためです。
1歳近くなってから、やっと一人で歩けるようになるのです。
他の生物では考えられないことです。自然界の生き物たちでは数時間で歩かないと天敵に捕らえられてしまうから、一人歩きが出来ないと危険な訳です。

赤ちゃんは言葉(言語)を発するのには、歩くことが出来る事と深く関係しています。
ハイハイ歩きしていることは、簡単な単語のような言葉を発しますが、一人歩きして立って歩くと、人間脳になるのです。
それまでは、動物的な脳なので、言葉を話せないので赤ちゃんは泣いて、お母さんにアピールして、コミュニケーションをとるのです。
眠い、お腹が空いた、うんちでおしりが気持ち悪い、暑い、不快などを伝えるために、泣くのです。
ですから、赤ちゃんを洞察してみると泣き方に違いあります。
耳や顔が赤くて、体温が上がっていれば眠いと泣いているし、口をモグモグしなら泣いて居れば、お腹が空いたと泣いて居ます。
他に、顔をしかめて泣いていれば、うんちで気持ち悪いから泣いているので、オムツに鼻を近づけて臭ければうんちをして気持ち悪いと分かります。
これらは、赤ちゃんのベビーサインなのです。お母さんとコミュニケーションするために泣いてアピールするのです。

ところが、最近の若いお母さんは、これらベビーサインと言いますが、読み取れない、泣き声の区別が出来ない人が多いのです。
ですから、赤ちゃんをあやすことが出来ない人が多く、私のように男性でありながら、多くの赤ちゃんをあやして、赤ちゃんの脳を理解しているので、私に抱っこされるとほとんどの赤ちゃんが泣き止み、あやすとすやすやと私の胸の中で眠ってしまいます。
私は赤ちゃんの泣き声の意味を理解しているから対応が出来るのです。
ですから、私の経験と実績を生かして、赤ちゃんを持つお母さんたちに「赤ちゃんの脳科学」と題して、今後。泣き声、仕草などを読み取る。ベビーサインを洞察し、読み取る能力を高めために、私が今年の1月2日に感覚大学を立ち上げしました。
これらから、講座や指導して、私がコーチングしたいと考えております。
男性でも赤ちゃんの脳を理解するとあやすことも、直ぐに泣き止ますことが出来るのです。
他にも、赤ちゃんに対する愛情の傾け方が重要なのです。
赤ちゃんを抱っこすると人の脳内に愛情ホルモン「オキシトシン」が分泌され、それで母性本能が目覚めるのです。
私のように、体温が高く、体臭も臭くないと赤ちゃんは安心します。
生後半年ぐらいは、五感も動物的感覚です。10ヶ月ぐらいから、人間的な感覚になって、経験と学習を積んで,感覚も鋭くなり、脳も成長して行きます。
三つ子の魂百までもと言われる。諺はこれら脳科学から来ています。
今後とも、私共は「赤ちゃんとお母さんの関わり」を提唱して参ります。
五感プロデュース研究所、感覚大学、荒木行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする