センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

バーチャルブレインの恐怖?

2014-06-07 00:00:35 | 人の脳
5月21日(水)に台北地下鉄車内で無差別殺人=4人死亡、負傷者21名、大学生逮捕-台湾
21日、台北の地下鉄江子翠駅で、血痕が残された現場を封鎖する警官(AFP=時事)
【台北時事】台湾の警察によると、台北市と近郊を結ぶ地下鉄板南線の車内で21日午後、刃物を持った男が無差別に乗客を切り付ける事件が発生し、4人が死亡、21人が負傷した。
男は20代の大学生。同線龍山寺-江子翠駅間を走行中の約5分間で犯行に及び、江子翠駅で下車した後にホームで取り押さえられた。警察が動機などを調べている。
交流協会台北事務所(大使館に相当)によると、日本人の被害は確認されていない。(2014/05/21-22:37)

以前にも日本では秋葉原の無差別殺人事件など、これらみな類似性を持っております。
社会に対する恨み、社会が悪い、誰、誰が悪いと他者の責任にします。
自己の悩み、苦しみ、葛藤を多義性することで自己の苦しみを達成する。
これらは間違った方法ではありますが、自己の脳は達成感が強く働くから、人を殺す目的の達成のために「快感」を求めるために実行するのです。
日本での多くの無差別殺人事件も、今回の台湾の地下鉄の無差別殺人事件の犯人も、裕福で恵まれた家庭に育ち、一流の大学を出ている。
但し、これらでは満足しない「欲求力」は子供の頃から「人を殺したいと」願望していたと言います。
これらを普通からすると「精神障害者」と思いがちですが、本来は精神障害者では、普通の生活が出来ないから、病院生活になるのが普通ですが、彼らは精神障害ではありません。
私が指摘するのは「精紳異常者」ということです。
以前に私が論文で「バーチャルブレイン」(仮想現実脳)と名付け、ゲーム漬けの
日々をおくる。子供たちや若者たちに警戒と警鐘を鳴らして来ました。

日本での無差別殺人者も今回の台湾での事件も、ゲーム漬けの日々をおくっていたようです。ゲーム内容も似ています。殺戮を繰り返すシーンのリアルティーを追求したゲームソフトに嵌り、依存してしまう。
私たちでは考えられない脳の働きを示します。
つまり、ゲーム洗脳なのです。バーチャルな世界観と現実社会との区別がつかなくなる。
非現実なのか? 現実なのかの区別、境目が付かなくなるのが。私が名付けた「バーチャルブレイン」です。
人の脳は常に快感と快楽を求める生き物です。ですから、殺戮を繰り返すゲーム内容に物足りず、現実の世界で殺戮を繰り返したら「快感」になるだろうと、一種の「ゲーム中毒」です。
ゲーム依存症と言えば、聞こえが良いのだが、私からは凶器と紙一重なのです。
現在はR15以下指定などされているゲームは多々ありますが、これらの規制では曖昧であり、ゲームに限らず、人の脳の抑制機能自体が低下し、危険であると指摘し、警鐘を世界に向けて私が配信し、提唱し続けています。
早くから、私はこのような事件の多発を予告し、20年前ぐらいからこのバーチャルブレンインの危険性と危惧して参りました。

今後、間違いなく日本に限らず、東南アジア、欧米でも裕福な家庭で、普通に見える、おとなしい子ほど危ないと指摘しています。
つまり、親が子供の遊びに感知していない、関わっていない、ゲームをしておとなしく遊んでいるから良いと思っても、一方、子供は殺戮を繰り返し、相手を刺したり、殴ったり、拳銃などの武器でいくらバーチャルだからと、年がら年中そのようなゲーム内容に嵌り、依存しているような遊び方こそ、危険で脳の理性の働きが悪くなり、短絡的に大勢の人を無差別に殺害する。
それも躊躇なく、ゲームで殺戮するのとまったく変わらない感覚なのです。
これらを早くに皆さんは知って欲しい。これらは国、世界を挙げて抑止のために動かないといけない! 私が警鐘を鳴らし、バーチャルブレインの危険性と題して警戒をしております。
今後は、私は世界のどこかの国から声がかけられ、講演会や説明のお時間を頂ければ、これら再犯、模倣犯などの抑止、再犯の防止に努めたいと思っております。これらが、私の感覚の研究の一部だからです。
五感プロデュース研究所、室長、荒木行彦


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする