センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

人の嘘を科学する!

2012-05-05 00:00:40 | 人の脳
人は嘘をつく生き物です。良い意味でも、悪い見でも人が嘘を言うことは実は、とても重要で大切なものなのです。
例えば、相手を傷つけたくない、本当の事を言うと、傷ついてしまうことなど、人と人のコミュニケーションには時には、嘘も必要なのです。
また、ビジネスにおいても、嘘が多いのです。
特に男性は自分の実績や信用させるために、自分をアピール、良く見せようとするときに「見栄」を張るために時に嘘をつきます。
これらは人の心理が強く働くからです。ですから、自分は嘘をついたことがないという自体嘘となります。
勿論、私は嘘の世界で仕事をしているようなものです。それは、科学的に解明されていないこと、仮説など一歩間違えてしまうと、嘘の塊になってしまうのです。
嘘の中でも最も、人を傷つけ、犯罪にも繋がるのが「偽装、詐欺」などが極限の嘘です。これらは嘘という犯罪なのです。
男性が嘘を言ってひたすら隠すのが、浮気という形です。
現在、海外ではこれら「アリバイ」のためのビジネスもあります。浮気のアリバイが多いのですが、出張先の資料や宿泊先など様々なアリバイを提供するものです。これらも嘘をビジネス化したものです。
特に、恋愛中でも男性は嘘をつきます。だからと言って女性も嘘はつくのです。これらが人の脳の特徴です。
これらの嘘を研究しているグループがあり、結婚しても子どもがその夫婦の子ども以外の確率が7%程度嘘であるという報告もあるのです。
つまり、浮気相手の子どもや、例えば夫婦に子どもが出来ず、お互いに理解のうえ、腹違いの子どもとは別で、自分の産んだ子どもがそうであると指摘しています。
また、ビジネスや恋愛においても、自分の考え方を直感で言って相手を傷つけるケースは、最近、若い人たちを中心に実に多いのです。
素直に自分の思ったことを口に出すことは良いことですが、それが逆に相手の怒りに触れたり、時としてKY(空気を読めないヤツ)と言われるのです。
ですから、嘘も人とのコミュニケーションには重要ということです。何よりも、小さな嘘より、相手を思いやり、労り、信じ合うことが重要なのです。人を信用させるためにも多少の嘘が必要ということです。
もし、嘘を全く言わず、素直に自分の思っていることを言葉や態度に出したら、それは大変なことになると思います。
思いやりにかけ、言葉の中でも暴力的になったり、失礼な言葉を発することにも多くなるのです。
いきなり、女性に向かって、ブスとか、身体が臭い、嫌いだなどとはっきりと言ってしまったら、相手が傷つくだけでなく、言った本人も損であるのです。
これらから、時には嘘と言えない嘘が必要なのです。相手を騙す、偽る嘘が良くないと私は提言しているのです。
よく、女性は勘が鋭く、男性の嘘を暴くと言いますが、最近の女性はこれら勘が鈍くなっています。中でも第六感的な感覚は特に鈍くなっています。
相手を信用し、労るこれらもコミュニケーションから成り立つのです。最近のようにスマートホーンなどでメールや、情報のやり取りではこれらのコミュニケーションはできないのです。メールの文字こそ、嘘が尽きやすいからです。
ですから、騙しやすいのです。恋愛でも愛しているよ、愛しているのは君だけだよと、一見信用されるかも知れないですが、同じメールを別の女性に送っているかも知れないわけです。
これら女性の勘が鋭いだけでは洞察出来ません。
やはり、相手の顔を見て、目を目つめ、眼球の動きや顔の引きつりや表情などから嘘を言っている。騙しているということを見抜く能力を養うことです。
つまり、人が嘘を言う的には動揺するときに眼球があちらこちらに動く特徴があります。また、顔の表情が変わるのは、人の脳の血流変化や思考の変化で「感情」が変化すると、顔の周りにある脳神経「三叉神経」に働きかけ、顔が引き付けると表現されるように変化するのです。
これらが嘘をついている状態です。これら感じ取る事が出来れば、勘が優れて居ると言えるわけです。
人が嘘をつくことは言葉や態度、行動で有って、「人の脳は本来嘘をつきません!!」それは、人の脳は記憶や思考なども真実だけで働いているのですが、その記憶などに色々な物語や考え方を加えるために嘘になるのです。
つまり、言葉という表現に過剰に付け加えるために嘘になるのです。
ですから,私の口癖は「五感と脳は嘘をつかないということです」。
但し、五感が嘘をつかなくても、錯覚、錯視して騙された映像や画像で人の脳が認識することもあるのです。これらも嘘の世界観でもあるのです。
ですから、今回嘘を科学すると題して、時には嘘も必要ですが過剰な嘘、人を騙す目的、詐欺もそうであるように嘘は時として、人に思いやり、労りを与え、逆に嘘を見抜けず、騙される。詐欺に遭う、これらは欲につけ込む、つまり、嘘を見破るためには、冷静に判断し、行動すること、言葉や文字でも直ぐに信用しないこと、冷静に判断し、考えてから返事や行動をすることで回避できるのです。
これらコミュニケーションが希薄な現代人は総じて、嘘をつき、簡単に人を騙し、詐欺などの嘘をつき楽をしてお金を稼ぐ目的で嘘をつくのです。
決して許せるものではありません。私たちもこれら嘘に対して、敏感に反応し、正しく判断、洞察して欲しいものです。そして、ご自分が騙されて傷ついたり、お金を損することがないように私たちも注意したいものです。
五感プロデュース研究所、研究員、荒木行彦、

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする