ラグビーの陰で5位争い・・

2019-10-09 00:00:01 | あじ
ワールドカップ・ラグビーの出場20ヶ国を並べてみると、気付いたことがある。ある名産品の世界ランク1位から5位までが含まれている。

つまり、世界5大ウイスキーである。

この5大とはどういう意味なのかは少し難しく、後述するが、一応、世間で認められている5か国は、スコットランド、アイルランド、アメリカ、カナダ、日本ということ。グループAの5ヵ国中3ヵ国がウイスキークラブだ。

味や原料の特徴というと、スコッチはピートを焚いた時に香りの移った麦芽によるスモーキーな香りが特徴で、アイリッシュはピート不使用で古典的な味で、アメリカンバーボンはオークの樽の香り、カナディアンは軽快なフレーバーの香りがあり、日本産はスコッチと近くバランス型ということ。

それで、消費の面から言うとアメリカ、日本は生産不足であって、スコットランド・アイルランドから輸入しているという基本構造らしい。

ところで、生産や消費についての国別データというのを探しても、きちんとしたものが見つからない。もしかしたら、ウイスキーという素晴らしい食品を語るのに、「味ではなく量を調べる」というような惨めな考えは認められない、ということなのかと思っていたのだが、無理やり調べていると、そもそもウイスキーという製品の範囲がはっきりしているわけではないらしい。



5大ウイスキーというような言い方の場合、「スタンダードクラス以上」という範囲なのだが、「エコノミークラス以上」という範囲で考えると、大きく事情が違うらしい。ちなみに、日本でエコノミークラスというとS社製のレッドと思われるが、それはスタンダード以上だそうだ。

では、エコノミー以上でいうと、何と1位はインド。2位アメリカ、以下フランス、日本、英国、ビルマ、ブラジル、スペイン、カナダ、ロシアということだそうだ。日本を(1)とすると、インド(10)、アメリカ(4)、フランス(1.5)、日本(1)、英国(0.7)、ミャンマー・、ブラジル・スペイン・カナダ・ロシア(0.5)で中国と韓国はゼロに近いようだ。すなわち、人口比でいうと、フランスが意外に多いということ。中国と韓国はウイスキーを飲まないということだろう。そして、この奇妙な消費量のうち、インドとミャンマーはエコノミークラスということで、わずかな量のモルトに様々な香りを付けてウイスキー的な味にしているそうだ。(1本1000円位以上をスタンダードというらしい)

スタンダードクラス以上のランクでは、米日英仏豪の順だそうだ。ラグビーの強さの逆順かもしれない。とりあえず、スコットランド戦にそなえてスコッチ1本買ってきたので、飲み干してみようかと・・ラグビーにちなんで、ハイボールではなくハイパントにしてみよう。

まず、コップに氷を入れて炭酸水を用意。ウイスキーのボトルの栓を確認してから、天井まで回転させながら投げてみればいい。落ちてきたビンを前に落とさないようにキャッチし、すばやく栓を開けてから3秒以内にグラスに注いで、一気に飲み干す。うまくできたら、両手を挙げて、何か好きなことを叫べばいい。きっとうまくいくはずだ(無理なお願いは禁止だが)。

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