東京農大の桜

2024-04-09 00:00:50 | おさんぽ
週末に桜狩りに出かけた。ゆく先々で一首詠めればいいが、そんな芸はないので、だらだらと駄文を書くことにする。

まず、世田谷区にある東京農業大学世田谷キャンパスの桜。さすがに農業大学というように整然と並んでいる。方形の敷地の東側の経堂門から学舎とグラウンドの間で一斉に開花していた。その他にも学内の各所にさまざまな桜がある。



他所でも感じたのだが、桜の開花がここ数年よりも10日ほど遅れているため、花に加えてすでに若葉がちらほらと伸びている。花と葉は連動するものと思っていたが、花が散るのを待つわけでもなく、葉は独自のタイミングで伸びてくるのだろう。



さらに農大は福島県浪江町と共同事業として桜の苗木の育成プランを実行していて、経済産業省の敷地内にも植樹されたそうだ。



さて、とある噂だが、次の次の日本国の象徴となるはずの方の進学先大学の候補の一つが、ここと言われる。東大のような学費の安いところには行かずに私立大学を選ぶとしても早慶立明のような大人数の大学だと警備困難ということだが、農大は門の管理も厳重だし、巨大キャンパスではないし、通学の送迎も首都高のアクセス(用賀IC)もいいわけだ。日本の重要産業である農業の研究ではトップクラスということで、ケチがつけられないわけだ。

さらに意外にも女子学生比率も43%ということで、うるさい両親の許可なくお妃候補を選んでしまうことさえ可能だろう。最大のお仕事は近世の大名の如く子孫増産かもしれない。



ところで、構内の桜は整然と咲き誇っているが、大学の西側に接して南北に通っている千歳通りだが、この道沿いの桜並木もみごとだ。むしろ、道沿いの桜の方が親しみやすいように感じた。