ケーキショップ

2011-11-24 00:00:39 | The room of Sora
デパートの1階と言えば、有名ブランドショップや化粧品会社が大きな面積を占めているというのが通例だと思っていたのだが、近くのデパートの一階で目立っているのは、・・

犬用ケーキショップ。

自宅の近くにあって、ちょっと高いけど、行ってみたい場所が二つあって、その一つがここ。(こんなことを書くと、もう一つの行きたい場所である「酸素バー」にも足が向きそうでこわいが)

dogcake1


犬の誕生日なので、ケーキを買うことにしたのだが、それが簡単じゃない。有名パティシエの手になるので、5日前に予約して、当日、取りに行く。はっきりいって人間用のケーキよりもずっと手が込んでいて、結果として高い。

何しろ、犬の健康のため、砂糖や塩やバターやチーズや生クリームやチョコレートを使わないでケーキを作るわけだ。だからといって、肉や魚を使うわけじゃないので、疑似ケーキ味、しかも犬の好物でかつ、人間もなんとか食べられる線、ということになる。

で、小型犬が食べると多すぎるので、人間と分け合うために、人間用の味付けを頼んだ結果、「キャロット・ケーキ」を勧められた。

で、うかつにも「キャロット」が「人参」であることを失念したまま注文してしまったわけだ。人参が大嫌いなのに、だ。

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もちろん、人参は犬の大好物なので、分け合ったケーキの犬分は寸秒のごとく皿から消えたのだが、細切れの人参片がカステラ生地の中にびっしりと詰まった状態のケーキは、まさに小学校の給食のような古典的な人参の味がするのだが、小学校の時のように窓から捨てるわけにもいかず、手こずっているうちに犬からは疑惑のまなざしを向けられるのである。

ところで、ケーキショップでは、別に記念写真の撮影も行っていて、他のお客様と店員の会話の一部を耳にしたのだが、「初宮詣り」とか、「七五三」とか、単語が聞こえたような気がしたのだけど・・

少子化が進む一方で、犬猫はそれぞれ1000万頭ずついるそうなので、ユニクロなんかもそのうち、ペット衣類に進出したりするのではないかな、とちょっと思うが、安いのは売れないのだろう。


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