イチゴ狩り

2010-05-03 00:00:26 | The room of Sora
イチゴ狩りの季節は、ちょっと過ぎてしまったが、鉢植えのイチゴがまだ実をつけている。

しかし、・・・

なかなかそのイチゴを口にすることができないわけだ。

しょっちゅうイチゴ狩りをしている動物がいるから。

犬である。



イチゴの実は、最初は緑色をしている。

そのうち、大きくなると白くなる。そして、少しずつ赤く色付いてきて、徐々に赤い色が深くなる。そして、数センチになったら収穫する。

ところが、犬にとっては、そこまで待ちきれないわけだ。

といっても、緑や白のイチゴを食べることはないわけだ。少し赤みがついてくると、ぺろぺろと舌で舐めて、占有権を主張するわけだ。

普通、散歩のときに自分の散歩コースの占有権を主張するには、別の方法をとるのが犬の特徴だが、食べ物の場合は、その方法はとらない。



鉢の中には、あちこちにイチゴの実が大きくなるのだが、自分で管理しているわけだ。そして、人間が収穫しようと思う前日に、イチゴ狩りを行うわけだ。

ある時、収穫直前まで舐めまわしていた大粒のイチゴが、野鳥にさらわれていたのを発見した時は、「怒った、怒った」。

機嫌をとるために市販のイチゴ一粒を手品のようにイチゴの鉢の中に忍ばせて、なんとかごまかす。

犬がバカなのか、犬をだまして喜ぶ人間の方がバカなのか。(カネをバラまく政治家と。それを受け取る有権者のたとえではないから。念のため。)


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