カルチュラル・ジャパン 公開始まる

2020-08-02 00:00:51 | 美術館・博物館・工芸品
8月1日よりカルチュラル・ジャパンの公開が始まった。

   https://cultural.jp

世界中で発進される日本文化に関する100万件を検索できます。さまざまなデジタル素材の発見と活用のプラットフォームを提供します。

ということのようだ。他国でも同様のものはあるそうだ。

culturaljapan


実際、まだオープンして1日なので、まだまだ使いやすくはない。カテゴリーがちょっと変だ。

根付、いろいろな地図、源氏物語関連、ⅢF準拠アイテム、芸術写真、建築関係資料、為替巴水の作品、透かし鐔、茶の湯の関連情報、猿蟹合戦、ベアトの見た日本、ブリキの玩具

ざっと見たところ、玉石混交ということ。蚤の市で骨とう品を探すようなものかもしれない。「いろいろな地図」は古地図なのだが、戦時中の東京都で爆撃された場所の地図とか真珠湾の地図とか戦争物が多い。

北斎などは「ⅢF準拠アイテム」で見ることになっているし、「芸術写真」では、なぜか成田空港反対闘争の写真が多い。草間彌生氏のミラーパフォーマンス ニューヨークの写真も大量に見ることができる。

「茶の湯の関連情報」には利休の時代の茶碗が並ぶ。「ベアトの見た日本」は幕末前後の日本で長期にわたり撮影を続けたベアト氏の写真が海外の各地の博物館に残っている。磔になった少年?の写真(有名)もあれば、1867年の薩摩屋敷の写真もある。焼き討ち事件の直前だ。

著作権のことがよくわからない(著作権あり、と書かれている場合もあるし、カルチュラル・ジャパンの著作権も今のところよくわからない)ので、今回はトップページだけ紹介。

まあ、そのうち日本文化を頑なに守ろうという会議体から横やりが突かれてベアトの磔写真のようにこのサイトから成田闘争などが除外されていくのだろうから、玉石混交の今のうちにページをめくってみたらどうだろう。ただし、100万ページあるはずだから。

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