甲府駅前の武田信玄像

2024-07-29 00:00:34 | 美術館・博物館・工芸品
甲府駅の南口を出て、すぐ右手に怖そうな体格の武田信玄像がある。三船敏郎のような顔だ。古くからあったわけでもなく昭和43年の作なので55年ほど前。



確かに駅前には甲府城(鶴舞城)があるが、武田氏の館は駅からずっと北の方。現在の甲府城は武田信玄より後の時代のもの。居心地が悪いかもしれない。

このように駅前に地元の大武将の像を置くというのもよくある現象で、令和二年には静岡駅に今川義元像もできている。駿府城の方には家康像がある。

また小田原駅前の北条早雲像は素晴らしい像だが、同じ駅に二宮尊徳像もあるのが、サイズの格差が激しい。

ところで、横浜にも銅像はある。桜木町駅から陸側に向かって丘になっているが、そこは掃部山公園(かもんやま)となっていて、かなり大型の銅像が立つ。それは井伊直弼像だ。安政の大獄などで評判が悪い。といって、どんどん開国を進めた彼が暗殺されたのだが、明治政府はそれを引き継ぎ、井伊直弼をはるかに上回る外国かぶれになっていく。

そういえば、岡山駅前には桃太郎像があった。

東京駅の近くの歴史的人物像としては、ヤン・ヨ―ステン像(たたし首上)と外国籍。

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