羽生九段復調のなぜ?

2022-11-19 00:00:49 | しょうぎ
あと一期で、タイトル100期に迫ったまま数年間停滞していた羽生九段が最近好調だ。とはいえタイトル戦の挑戦権を得られるのか、あるいはタイトルを勝ち取れるのかははっきりしないが、ここ数年とは別人のようだ。

なぜ?

叡王戦以外の七大タイトル戦で、それぞれの最後に出場した時の結果を見てみた。(平成のことはすっかり忘れた人もいるので西暦で表示)

竜王戦 2018年 失冠   対広瀬(1-4)
名人戦 2018年 挑戦失敗 対佐藤(天)(2-4)
王位戦 2017年 失冠   対豊島(1-4)
王座戦 2017年 失冠   対中村(1-3)
棋王戦 2014年 挑戦失敗 対渡辺(0-3)
王将戦 2015年 挑戦失敗 対郷田(2-4)
棋聖戦 2018年 失冠   対豊島(2-3)

結果を見れば、少しずつ不調になったというより、2017年から18年にかけて、特定の相手が苦手になったわけではなく急に調子が落ち込んだということだろう。

なんらかの原因があって不調になり、そして何らかの原因がなくなりつつある、ということだろうが、残念ながら推測できない。

将棋以外の副業(証券会社の講座にゲスト出演したり)が多かったことはあったようだが。

いまさら、強くなっても困る棋士も多いだろうが。


さて、11月5日出題作の解答。








今週の問題。



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