将棋順位戦をもう少し面白くするなら

2016-03-05 00:00:46 | しょうぎ
本来なら、A級順位戦やB1組の最終戦は、挑戦者や降級者をめぐって複雑な星勘定による醍醐味があるのだが、例えば今年の最終戦は、AとB1に限れば見どころがないといっていいだろう。

となると何か考えればいいのだが、日米のプロ野球でやっているポストシーズンマッチのようなトーナメント方式では、竜王戦のマネになってしまうだろう。

サッカーでおなじみの「入替戦」というのはどうだろうか。例えばA級とB1の間は、現行ではB1の上位2名とAの下位2名が自動的に交代するのだが、B13位とAの下から3番が入替戦を行うというような仕組みだ。次点争いとなるとかなりの棋士にチャンス(ピンチ)が増えるのではないだろうか。

とはいえ、C2の下位棋士と奨励会次点者の入替戦なんか「イジメ」のような感じも漂ってしまうかな。


さて、2月20日出題作の解答。



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詰んでいるのか見えにくい形になっている。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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やや完成度が低く、最後の一手前に手分れがある。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。