1100敗で2回の啓示。3度目は?

2013-10-26 00:00:37 | しょうぎ
加藤一二三九段が今年3月に前人未到の通算1100敗を喫したことについて、出身校の校友広報誌の誌面に登場していたことがわかった。

もちろん1100敗は大記録だが、それ以上に1300勝を超える勝数は現役1位。本人は、「勝数は羽生さんか誰かに抜かれるでしょうが、負数は抜かれることはない」とおっしゃっていられる。また、1999年には21連敗をしながらも、「負け星は気にしない」というには理由があって、負けた直後に神の啓示を受けたことがあるからだ。

初回は、1968年の第7期十段戦。2連敗の直後に十段になれると予感。見事に大山名人を逆転してタイトル奪取。次の啓示は1973年の名人戦。この時は「今回は負けたが、いつか名人になれる」と啓示があったそうだ。実現は9年後だった。

そして、現在、一つの願望があるそうだ。それは唯一獲得していないタイトルの棋聖位を奪うことだそうだ。ただ・・、今のところ、それについての啓示は受けていないようだし、現棋聖は羽生さんだし、昨年の棋聖位トーナメントは二次予選初戦敗退であった。誰か加藤九段に救いの手を・・。

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広報誌には学生服姿の加藤一二三九段の写真が掲載されている。18歳で八段になったわけだから、この写真はプロとしての公式戦のものだろうか。隣に座るのは、同大学出身の加藤治郎八段(当時)のように見受けられる。助言しそうにも見える。


さて、10月12日出題作の解答。

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▲2六香 △1五玉 ▲2三香成 △2六香 ▲同角 △2五玉 ▲2四成香 △同玉 ▲1三飛成 △2五玉 ▲2三龍 △2四金 ▲同龍 △同玉 ▲2五香 △同玉 ▲1五金まで17手詰。

4手目の中合の発見が重要。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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手数の割に簡単である。片づける順番が問題になる。最後に汚染物質が残らないように。

わかったと思われた方は、コメント欄に、最終手と総手数と酷評を記していただければ正誤判断。