東京都現代美術館で開催中の『うさぎスマッシュ展』に行く。現代美術に特化した美術館があるのは、東京が大都会であるからだが、いたって大都会ではない深川にあるというのが、まさにアンバランス。まあ、美術の世界に常識は不要なので、チマチマした街の中に巨大美術館があっても構わないのだが、最近の現代美術は、いたって荘厳な仕掛けが必要なことが多く、ついに展示を屋外に求めることも多い。すべてを室内に収めようという考え方が正しかったのだろうか。
つまり一つずつの展示室が大講堂的なサイズとなり、深川の一般的な住宅が一部屋当たり10軒は建つのではないかと心配してしまう。(まあ、江戸っ子らしい決断なのだろう)
で、本展の「うさぎ」という言葉は、単なる動物の種目をあらわすのではなく、「不思議の国のアリス物語」が地球上に出現していらい、「現実と非現実をつなぐワープゾーンの合い鍵」を意味することになっていて、本展も現実と非現実の隙間をかなり物理的に垣間見ることができるわけだ。
ただ、あまりにも視力がよかったり、他人に騙されることが嫌いな人は、いくつかの仕掛けを見破ったりするかもしれないが、そういう人は来ない方がいい。あくまでも手品ではなくアートなのだから。
思索するウサギ。
アリスの中でもそうだが、あくまでもウサギも森の木々だって、人間の遺伝子が50%含まれているわけだ。
芸術の本質を考える一瞬を与えてもらえる時空間がある。
会場内で過ごした時間の分だけ、いくつかの創作アイディアが生まれたので、いずれ・・
本展は、ノーフラッシュで撮影可能となっていて、とある中庭を撮影しようとしたところ、逆に、不審者から、こちらを撮影されてしまった。画像を取り返そうと、追いかけると、そのスピードの倍の速さで消えてしまった。
つまり一つずつの展示室が大講堂的なサイズとなり、深川の一般的な住宅が一部屋当たり10軒は建つのではないかと心配してしまう。(まあ、江戸っ子らしい決断なのだろう)
で、本展の「うさぎ」という言葉は、単なる動物の種目をあらわすのではなく、「不思議の国のアリス物語」が地球上に出現していらい、「現実と非現実をつなぐワープゾーンの合い鍵」を意味することになっていて、本展も現実と非現実の隙間をかなり物理的に垣間見ることができるわけだ。
ただ、あまりにも視力がよかったり、他人に騙されることが嫌いな人は、いくつかの仕掛けを見破ったりするかもしれないが、そういう人は来ない方がいい。あくまでも手品ではなくアートなのだから。
思索するウサギ。
アリスの中でもそうだが、あくまでもウサギも森の木々だって、人間の遺伝子が50%含まれているわけだ。
芸術の本質を考える一瞬を与えてもらえる時空間がある。
会場内で過ごした時間の分だけ、いくつかの創作アイディアが生まれたので、いずれ・・
本展は、ノーフラッシュで撮影可能となっていて、とある中庭を撮影しようとしたところ、逆に、不審者から、こちらを撮影されてしまった。画像を取り返そうと、追いかけると、そのスピードの倍の速さで消えてしまった。