プロ野球珍記録

2013-10-17 00:00:19 | スポーツ
2013年のプロ野球は、二つの大記録を生み、まもなく終了に向かっている。

一つ目の記録は、シーズンホームラン記録。飛ぶボールの効果によって、王のもつ55本がバレンティンの60本に書き換えられた。70本に到達しそうなペースだったが、記録を更新した後、急に慎み深くブレーキがかかる。

もう一つの記録は、田中投手による開幕24連勝。マークンと呼ばれ続けているため、米国移籍後は、マーク・タナカと名乗るのだろうか。

そして、プロ野球の珍記録をさがしていると、過去にまったく妙な成績を残した選手がいることがわかった。

その男、マイク・キンケード。2004年に阪神に所属。

何を調べていたかというと、死球のこと。投手の方から見ると、与死球の通算最多数は東尾修の165。ただ、与四球率(9イニングあたりの死球数)は0.363となるが、球界平均は0.3程度なので、少し多い程度だ。

一方、打者からみると清原が通算196個と最多だ。しかし、こちらも平均値よりわずかに多いに過ぎないようだ。その清原の約2倍の比率で死球を食らっていたのが、グレック・ラロッカ選手で、22打席で1回の死球を受けている。

しかし、実はもっと上がいた。それがキンケード選手。

日本でプレーしたのは1年間だけで、2004年には102打席で12死球を得ている。約9打席に1回の割で痛い思いをしている。

どうも、彼は日本に来る前年にもドジャースで16死球を受けている。

軍人には向かない。