相場師もコンビニ弁当でたてこもり・・・

2004-07-26 21:02:43 | MBAの意見
海津氏vs武者氏。知る人ぞ知るNIKKEI NETのライバルである。強気対弱気。昨秋からはじまった二人のバトルは、いったんは3月10日の武者氏の「敗者の弁」で決着を見たように思えたが、さて、・・・

武者氏の意見にも、実は当時から支持者は多かった。3月10日の弁を読めば、当時は弱気の武者氏と言えども、7月の今ごろ日経平均が13000円を超え、米国株価の下落には連動せず、90から85%のレベル(11500円から11000円となる)までの調整でおわるだろうという楽観的な意見。

つまり米国相場の下落とは連動せず(ミラー相場からの脱却)、1割程度の調整とみていたわけである。海津氏の方は、いわんや14500円から15000円の予想である。

ところが実際のところ。超弱気派の武者氏の予測どころか、株価は12000円にも届かぬところで、はいずりまわっている。
敗北宣言して引っ込めた元々のシナリオが悪夢のように甦るのである。(悪夢とは武者氏の究極の予想株価は7000円であるが、これはまた日本の経営的実力を無視しているのだろうが)。

自分自身も、手持ち株の半分をきょう片付けてしまった。1ヶ月のお休みである。外人ファンドマネージャーが日本に帰ってくるまで、資金は定期預金行きである。
さて、ピークアウト気味の日本経済も再点火するのか?今の経営革新が一次産業(人口20%)に留まる限り難しいとしかいえない。

世界の巨大内需国である日本の内需に点火することが重要なのである。日本はロケットをあげるのが下手なのである。すぐに失速することが多いのである。