画像はttp://www.motorcyclespecs.co.za/index.htmより転載
GS250FWが世界初の量産水冷DOHC4気筒としてデビューした1983年。スズキではやはり世界初の量産アルミフレームのΓ250が水冷2スト、ほかにパラレルツインの4ストモデルと250だけでも多種のエンジンが選べた時代だ。1970年代のベネリ・クワトロは4気筒でも空冷だったね。
あまりにも昔のことには、皆様ご興味がないのかポイントが下がってしまいました。
スズキの”GS”は2バルブ、”GSX”は4バルブと名称で区別されるが、面白いことに4バルブのほうがトルクフルで、”2バルブのほうが低速トルクがある”という一般的な認識とは逆だ。おそらく2気筒より1馬力でも出せとスペック重視(GS250:FW36ps/11000rpm、VT250:35ps/11000rpm)だった設定なのでカムが相当高回転型だったのか、それこそ”ぶん回さないと”走らないバイクだった。
2年後にリリースされたヤマハ・フェザーは4バルブということや、車重が20kgも軽かったからなのか、45ps/14500rpmと更に高回転型になったにもかかわらず乗りやすくなった。
極めつけは1991年のZXR250で、45ps/16000rpmだ。
コレを見て思い出したのは、当時新車で買っていただいて数年、1万キロくらい走っていたのだろうか。オイル洩れのトラブルで修理を依頼され、見てみればシリンダーヘッドカバーに穴があいていた。いやシリンダーだったかな?
穴があくのは尋常ではなく、ヘッドカバーを外して何が原因なのかを調べて見れば、ナンとカムチェーンが弛んでチェーントンネル内に当り、穴はその箇所が磨り減って生じたものだ。
カムチェーンテンショナーには異常がなかった(最大限に出ていた)から、チェーンが伸びきっていたのだ。
普通は異音とか不調とかで、そんな状況になるまえに整備するものだけど・・・・。
サイドカムチェーンなのに、クランクケースを分解しないと交換が不可能だったというところまでは覚えているけれど、その後をどう処理したかは覚えていない・・・・。
話を戻すと、GS250FWの1983年てダイムラーのHigh-Speed Engineの1883年からちょうど100年だ。
この頃はCBR250FOURなんかこのレッド20000って何?ッて感じでしたが、
まあこの頃の250は10000越えないと面白くなかったから、街中3速以上いらないような状態でしたかね〔笑。
初めてコメントしましたが毎日見てますので、これからも頑張ってください!
そうですね。正にモーターて言う感じで、随分ひっぱてみたぞでも1500とか。
かんじゃさん、コメントありがとうございます。これからもよろしく。