ピストンエンジンは永遠か!な?

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悪夢の終焉

2006年09月26日 | オイルポンプ

人気blogランキングへ   予報通りの雨になりました。夏と同じ服装では20℃は寒いですね。

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皆様のご想像通りに、スタッドボルトを抜く際に折ってしまいました。

これは決してこのブログのネタのために折ったのではないことを申します。

でもコレはまだ悪夢の序章に過ぎなかったのです。

言い訳をさせていただきますと、ボルトを抜く際に折るのは締める時に較べれば、それほど恥ずかしいことではありません。(いや、同じようなことかな?)

奥側を抜くのが簡単であったのが敗因の一つですね。

ともかく、こうしたトラブルは落ち着いて対処の方法を考えるのが一番です。頭に血が上ったままナントカしようとすると取り返しのつかないことになります。

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面からボルトの残骸が出ていない場合には、まずスタンダードな方法で手掛かりをつけるためにボルトの中心に穴を開けます。センターポンチを打つのですが、これが後々の成果に大きく影響しますから、慎重に行います。

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こうしたアングルドリルがあると、エンジンを降ろさなくても作業は行えますが、非常にやりにくいのでドリル錐を折るリスクも考えなくてはなりません。

スタッドの径は1/4インチですから約6.5mmで、使用するドリル錐は3mmです。余り細いと穴は開けやすいのですが折れやすいので、この辺りの選択も鍵になります。

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エキストラクターは左に回すと食い込むようになっていて、運が良ければコレで抜き取る事は可能です。

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しかし、エキストラクターも折れちゃったのですね・・・・・・。悪夢の第2章です。

勿論無闇に力技に任せたわけではありません。加熱すること1時間、工業ドライヤーで100℃以上に暖めて、緩み始めてから更に力を入れたらポキッと・・・・。

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エキストラクターも硬いのですが、超硬ドリルでは穴を開けることができます。折れたエキストラクター先端を除くのに、超硬ドリルの出番も考えましたが第3章に突入しそうなので、写真の電動リューターを借りてきました。

手元のペンシルエアリューターではミッションが邪魔で作業しにくいので、苦肉の策です。

リューターで約3時間掛ける事により・・・・・。

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なんとか復活いたしました。こうして細いネジ1本で半日以上費やす事もなきにしもあらずですから、ネジの取り扱いには充分以上の注意を払うべきですね。

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