ピストンエンジンは永遠か!な?

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悪夢の始まり・・・・

2006年09月25日 | オイルポンプ

人気blogランキングへ   明日の天気予報は雨だそうですが、今日の夕焼けでは信じられませんね。

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例のナンチャッテローライダーFXEもオイルポンプを付ける段階になり、しまっておいたポンプはS&S製でした。

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しかし、クランクケースは'79年以前のもので、矢印の示すところにリリーフバルブからの通路がありません。

ココは”ショベルオイルポンプ④”で説明しているように、リリーフバルブ上部に流れ込んだオイルが逃げる通路ですから、'80年以降のポンプをレトロフィットする場合には、通路を開けなければなりません。

低すぎる油圧も困ったものですが、油温が低い時には粘度が高いので油圧が高すぎて、リリーフバルブが開かないとポンプシャフトのキーが破損したり、ポンプ付近で余計なリークも起るかもしれません。

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ガスケットをアテガッて通路を開ける場所にマーキングします。

この段階では悪夢は解消していますが、半日以上潰れてしまいました。詳しくは次の更新で・・・。

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この通路を開けるのにはS&Sから治具が出ているようですが、私は治具なしでやってしまいます。

角度を付けて穴を開ける場合は、最初に面に対して直角にドリルの先端を当てて、1mmくらい削ってから徐々に角度を付けていきます。

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最終的にコンナ角度です。

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矢印はドリルの先端です。ドリルの錐を折ると悪夢再びですから成功して良かった!!

人気blogランキングへ  お陰さまでトップ維持ですが、まだまだ安心できません。