三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

「朝鮮村」1998年6月~2012年11月 5

2012年11月24日 | 「朝鮮報国隊」
■2002年4月~6月:金大中大統領への要請と回答
 2002年春の4回目の海南島「現地調査」を終えてからまもなく、紀州鉱山の真実を明らかにする会は、韓国の金大中大統領に、4月17日付で要請書を送った。
 その主内容は、①韓国政府が「朝鮮村」に埋められている朝鮮人の遺骨の「発掘」をしてほしい、②韓国政府が主体となって「発掘」できないばあいは、民間の「発掘」に協力してほしい、③日本政府に「朝鮮報国隊」の名簿を要求してもらいたい、というものであった(この要請文の朝鮮語全文とその日本語訳全文は、このブログの2009年5月30日~6月3日の「日帝強占下強制動員被害真相糾明委員会との「交流」」18~23に掲載してあります)。
 これにたいして、6月20日に、キムヨソップ韓国外交通商部東北アジア1課1課外務官から回答が電子メールで送られてきた。その主要部の日本語訳文はつぎのとおりであった。

    「日帝時代に強制徴兵・徴用で連行された韓国人は数十万人にのぼり、このうちの相
   当数が祖国に帰れず、海外で犠牲になったものと推定されます。
    これら遺骨の韓国への奉還は、貴下の要請のとおり、国家的次元で、わが国の政府に
   よって遂行するべき課題だと判断します。
    このために、海外に散在する遺骨の所在の調査、および発掘作業が先行されなければ
   なりませんが、現在では、関連予算の不在などにより、これに着手することができない
   実情です」。
    「貴下が要請した中国海南島「朝鮮村」に埋められている遺骨の解剖(ママ)は、上記
   したように、まず海外所在韓国人遺骨にたいする全体的な調査・発掘の計画が樹立された
   あと、同計画の一環として検討され可能になるものと思われますが、われわれとしては、
   今後関連予算の確保のためにさまざまな努力を傾注しつづける予定であることをお知ら
   せします」。 

 原文の全文は、つぎのとおりであった。
  1. 귀하께서 2002.4.29(월) 대통령비서실에 접수시킨 민원(제204-1076호)에 대한 회신입니다.
  2. 먼저 귀하께서 일제의 강제징용 등으로 해외에서 억울하게 희생된 분들의 유골 봉환문제에 깊은 관심을 갖고 있는데 대하여 감사의 말씀을 드립니다.
  3. 일제시대에 강제징병.징용으로 연행된 한국인들은 수십만명에 이르며 이들중 상당수는 조국으로 돌아오지 못하고 해외에서 희생된 것으로 추정되는 바, 이들의 유골의 한국으로의 봉환은 귀하의 요청과 같이 국가적 차원에서 우리 정부에 의하여 수행되어야 할 과제라고 판단됩니다.
   이를 위하여는 해외에 산재한 유골의 소재 조사 및 발굴작업이 선행되어야 할 것인 바, 현재로서는 관련예산의 부재 등으로 이에 착수하지 못하고 있는 실정입니다.
  4. 귀하께서 요청하신 중국 해남도 '조선촌'에 묻혀 있는 유골의 해부는, 상기와 같이 먼저 해외소재 한국인 유골에 대한 전체적인 조사.발굴 계획이 수립된 이후에 동 계획의 일환으로서 검토 가능할 것으로 보이는 바, 우리부로서는 금후 관련예산의 확보를 위하여 계속 모든 노력을 경주해 나갈 예정임을 알려드립니다.
  5. 귀하의 건승을 기원합니다.
         외교통상부 동북아1과 외무관 김요섭
                                         佐藤正人
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