「中央日報日本語版」2023.07.30 08:52
■「北潜水艦浸透に備え」韓米海軍済州で「対潜戦訓練」実施
韓国海軍が29日、米国の原子力潜水艦と済州(チェジュ)南方海域で北朝鮮の潜水艦浸透に備えた合同対潜戦訓練を実施した。訓練には韓国の2番目のイージス駆逐艦「栗谷李珥(ユルゴク・イ・イ)」、張保皐(チャン・ボゴ)級潜水艦「李舜臣(イ・スンシン)」、米国の原潜「アナポリス」が参加した。
24日に済州海軍基地に入港したアナポリスは対艦戦と対潜戦を主要任務として遂行する原子力潜水艦で、合計62隻が建造されたLA級潜水艦の49番目艦艇だ。
LA級原潜はオハイオ級戦略原潜や原子力巡航ミサイル潜水艦とは違い戦略資産に分類されることはないが、数的には米国原潜の主軸となっている。
今回の訓練は最近の北朝鮮のミサイル挑発で脅威が高まる状況で北朝鮮の潜水艦浸透に備えて韓米海軍の対応能力を強化するため実施した。韓国海軍は「韓米の参加戦力が仮想の北朝鮮潜水艦を対象に探索・追跡・識別などの対応手続きを熟達するのに重点を置いて実施した」と明らかにした。
栗谷李珥艦長のキム・ギヨン大佐は「今回の訓練は北朝鮮の多様な水中威嚇に対する韓米海軍の合同対潜作戦遂行能力を増進する意味ある契機になった。今後も韓米海軍間の緊密な共助を基に北朝鮮の脅威を抑止し断固として対応していく」と話した。
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