三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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米ジョージア州に2体目の少女像設置へ 8月に公開

2022年07月20日 | 日本軍隊性奴隷
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220719002000882?section=news
「聯合ニュース」2022.07.19 13:32
■米ジョージア州に2体目の少女像設置へ 8月に公開
【アトランタ聯合ニュース】米ジョージア州のアトランタに旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が新たに設置される。

【写真】ジョージア州に建てられた1体目の少女像。2017年6月に除幕式が行われた(アトランタ少女像建立委員会提供)=(聯合ニュース)

 アトランタ韓人会とアトランタ平和の少女像建立委員会によると、少女像はアトランタ韓人会館に設置され、8月15日の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)に公開される予定だ。同州に設置される2体目の少女像となる。
 1体目の少女像は2017年に建てられた。当時、日本総領事館が執拗(しつよう)な妨害やロビー活動を行ったが、現地の韓国系社会や地域社会の努力で建立された。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/44004.html
「The Hankyoreh」 2022-07-11 07:58
■「少女像の守り人」になったドイツ青年たち 「永久保存して歴史を記憶」
 [ハンギョレS]イシュー 
 ドイツのカッセルにも「平和の少女像」 

 カッセル大学のキャンパス内に少女像を設置 
 ベルリンに続き公共地に2番目 
 「誤った歴史に対する抵抗の象徴 
 私たちはみな、まだ学ぶべきことが多い」

【写真】保護幕を張ったベルリンの平和の少女像。ハ・ジンランさんの作品「ハウス・デア・プレムデ(Haus der Fremde、他郷の家)」に囲まれている/聯合ニュース

 「この少女像は全世界の戦時性犯罪の犠牲者の苦しみを追悼する記憶の空間だ。また、自らの権利のために闘い、このような犯罪が二度と起こらないようにするために人生を捧げてきた生存者たちの特別な勇気を称えている」。
 今月8日(現地時間)、ドイツ中部ヘッセン州のカッセル大学のキャンパス内に、このような内容がドイツ語で刻まれた「平和の少女像」(以下「少女像」)が設置された。碑文は「日本の戦時性犯罪は、1991年8月14日に故キム・ハクスンさんが慰安婦被害を初めて証言したことで世に知られるようになった。これは数十年間耐えてきた戦時の女性に対する性暴力の被害者の沈黙を破った事件だった」と証言している。
 カッセルの少女像は、2020年9月のベルリン市ミッテ地域に続き、ドイツの公共の地に設置された2番目の少女像だ。今年1月、カッセル大学総学生会(ASta)から「ベルリン少女像をめぐる問題と困難な状況を、メディアを通じて知った。私たちのキャンパスに少女像を設置し、全世界の人々に伝えたい」というドイツのコリア協議会への設置問い合わせがあり、「平和の少女像」を作ったキム・ウンソン、キム・ソギョン夫妻がこのような意向を伝え聞き、快く少女像を寄贈した。カッセル大学の本部は設置空間の永久使用を許可した。
 キャンパス内への少女像の永久設置を主導したカッセル大学のトビアス・シュノアー総学生会長は7日(現地時間)、本紙の電子メールでのインタビューで「少女像は誤った歴史に対する抵抗の記憶であり象徴」だと説明した。
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キャンパス内の少女像永久設置に込められた意味
-ドイツの大学に根を下ろした少女像をどのような意味を持ったものとして受け止めているか。
 「少女像は、第2次世界大戦当時の日本の抑圧にさらされた数十万人の女性だけでなく、現在の欧州でも(人種的な理由で)性暴力に苦しんでいる女性を象徴するものだ。彼女たちは女性であり弱者であるという理由で身体的、精神的に踏みにじられた。少女像はこのような歴史に絶えず抵抗し、記憶しようとする意志を示している。これが、カッセルに少女像が永久に残ることになった理由だ」。
-きっかけはどのようなものだったのか。
 「昨年、メディア報道によって日本政府がベルリンの少女像を撤去するよう圧力をかけていることを知った。ベルリンの韓人コミュニティと連帯団体の抵抗に深い感銘を受け、これについて歴史を深く学んだ」。
-一時的な展示ではなく永久保存なのは。
 「永久保存でなければ、加害者が撤去を狙ってくる可能性があると考えた。またカッセルは年間観覧人数が500万人に達する国際的な現代美術の祭典『ドクメンタ』が開催される場所であり、世界的に注目される。ここのように目立つ公共の場所では、加害者がこの像について知らないふりをすることも、撤去を試みることもできないだろう」。
-設置過程では困難も多かったのでは。
 「最初の心配は持続可能かどうかだった。少女像を通じて強制性売買と国家暴力の問題を継続的に知らしめるとともに、次世代の学生たちに少女像をテーマとした作業を続けてもらう方法を探りたかった。設置費用も問題だった。『平和の少女像』作者夫婦による寄贈とドイツのコリア協議会の助けがなかったら不可能だっただろう」。
 「平和の少女像」は13、4歳ぐらいに見える幼い顔に短い髪の少女だ。チマチョゴリを着た少女は、しかし靴も履けていない。軍人たちに人生を踏みにじられ、地に根付けない少女の悲しみが、かかとを上げた姿によって形象化されている。しかし、少女の肩には平和の鳥が静かにとまっている。そして彼女の隣の空席には、今回はドイツのカッセル大学の青年たちの連帯の心が腰を下ろしている。

【写真】ヘッセン州のカッセル大学のキャンパス内の「平和の少女像」設置予定地。カッセル大学本部は設置空間の永久使用を認めた=ドイツ・コリア協議会提供//ハンギョレ新聞社

-ベルリンやデュッセルドルフなどでは、日本政府の圧力を受けて少女像撤去が試みられたことがある。カッセル大学でも似たようなことがあるのではないかと懸念される。
 「カッセルは反ファシストの町だ。すでにネオナチ、陰謀論者に積極的に立ち向かってきた経験がある。私たちは反動的思考に抵抗するように訓練されている。少女像撤去の試みのような行動は、ここでは注目を集められないだろう。また、平和の少女像は重要な歴史的情報であり、芸術作品、学問でもある。ドイツの大学は公的な場所であり、学問の自由が保障されている。いかなる国の大使館や政府、さらにファシストであろうとも、キャンパスから少女像を撤去することはできない。そのようなことをすれば、大学にはさらに多くの少女像ができるだろう。彼らの圧力は全く怖くない」。
-ドイツにも加害者としての辛い過去がある。歴史的経験に照らして、日本の植民地支配の清算はどのように進められるべきか。
 「ドイツは過去のホロコーストのせいで『記憶文化』が確立されている。しかし、ナチス政権の犠牲者の認定においても大きな差別が存在する。日本の植民地のケースように数十万人の女性が強制売春に動員され、人間としての尊厳が踏みにじられた。しかし、ドイツでも彼女たちに対する研究や追悼はない。植民地主義を自ら克服できる社会はない。(帝国主義犯罪を犯した国々は)みな自らの罪の意識を正しく記憶し、理解し、自覚するという課題と取り組む。自分たちの犯した犯罪を恥じるあまり、歴史的事実を認めない態度は他の植民地主義国も同じだ。植民地主義は構造的に人種差別的な社会不平等システムであるため、自分たちの犯した行為が犯罪だということを理解していないし、理解しようともしない。私たちはこのことを説明し続け、教育し続けようと思っている。私たちはみな、まだ学ぶべきことが多い」。
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平和の少女像の役割
 最近、ドイツでは「母親部隊」のチュ・オクスン代表ら、韓国内の極右保守団体がベルリンのミッテ区で「平和の少女像」撤去を要求するデモを行っている。これに対抗して今月5日には、韓国の正義記憶連帯とドイツのコリア協議会が国内外の3万1317人の市民(559団体)の「平和の少女像存置支持署名」を集め、ミッテ区役所に提出している。
 シュノアー会長は「保守団体がベルリンの少女像と同じように撤去圧力を加えるだろうという懸念もよく分かっている。しかし、カッセルの少女像は大学という空間の内部に設置されているうえ、数百人にのぼる学生たちが日常的に使う空間なので、そのような『妨害作業』をするのは難しいだろう」と説明した。
-その後の少女像に関する活動にはどのようなものあるか。
 「少女像除幕式(8日)の翌日の9日に、学術プログラムで『これが犯罪だという社会的合意はない』(戦時性暴力分野の学者レギーナ・ミュールホイザーさんによる)などのテーマ発表が準備された。来学期からは性暴力被害者(特に戦争中の)問題についての教育と訓練プログラムも準備する予定だ。『平和の少女像』は、今後のこのような活動の中心において役割を果たしていくだろう」。
ベルリン/ナム・ウンジュ通信員、ホン・ソクチェ記者 (お問い合わせjapan@hani.co.kr  )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1050291.html
韓国語原文入力:2022-07-09 11:50


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220707005000882?section=news
「聯合ニュース」 2022.07.07 21:37
■ドイツ大学キャンパスに少女像 学生会が設置
【ベルリン聯合ニュース】ドイツ中部カッセルにある大学のキャンパスに旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が7日、設置された。8日に除幕式が開催される。

【写真】「平和の少女像」が設置されるカッセル大のキャンパス(コリア協議会提供)=(聯合ニュース)

 カッセル大の学生会が企画し、設置した。学生会は今年初め、ベルリン市ミッテ区の少女像設置を主導した現地の韓国系市民団体「コリア協議会」にキャンパス内に像を設置したいとの意向を伝え、準備を進めてきた。
 韓国から送られてきた少女像の碑文には、亡くなった慰安婦被害者を追悼するとともに戦争犯罪が繰り返されないよう闘ってきた生存者の勇気をたたえる言葉が刻まれている。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/43960.html
「The Hankyoreh」 2022-07-06 06:43
■「ベルリンの少女像を守って」ドイツ・ミッテ区に「3万人の心」手渡す
 日本政府の撤去要請や韓国極右団体のデモに対し 
 正義連「歴史を否定してはならない」署名手渡す

【写真】正義記憶連帯のイ・ナヨン理事長が5日(現地時間)、ドイツのベルリン市ミッテ区役所の担当官に声明を手渡している=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社

 正義記憶連帯(正義連)は、ドイツのベルリンに設置された「平和の少女像」の存続を求める国内外の市民の声明を現地の区役所の担当官に手渡した。また、日本軍「慰安婦」被害生存者であるイ・ヨンスさんの自筆の手紙も共に手渡した。日本政府がドイツ政府に少女像の撤去を要請し、韓国極右団体が「撤去要求集会」を行っていることに対応したもの。
 正義連は、5日午前9時30分(現地時間)にイ・ナヨン理事長とドイツのコリア協議会のハン・ジョンファ代表が、平和の少女像のあるベルリンのミッテ区役所を訪れ、国内外の市民による声明をステファニー・レムリンガー担当官に直に手渡したと発表した。声明には先月24日から1日までに3万1317人の市民と559団体が名を連ねた。
 彼らは声明で「韓国の市民は、日本政府と国内外の極右歴史否定論者がベルリンの少女像の撤去を迫っている状況に嘆かわしい気持ちを禁じえない」と述べた。先月25日から30日までオンマ部隊のチュ・オクスン代表、国史教科書研究所のキム・ビョンホン所長、落星垈経済研究所のイ・ウヨン研究委員、吉田賢司の「慰安婦詐欺清算連帯」に所属する4人が、ベルリン平和の少女像前で少女像撤去要求集会を行っている。今年4月には岸田文雄首相がドイツのオラフ・ショルツ首相に少女像の撤去を要請している。
 声明は「ベルリンの『平和の少女像』は日本軍『慰安婦』被害者の経験だけでなく、今もまん延する性暴力の現実を全世界の市民が記憶し、再びこの地に類似の事件が発生しないように誓い、行動するために設置された」とし、「日本政府と極右歴史否定勢力の撤去圧力に屈することなく、平和の少女像を積極的に守ってくださることを要請する」と述べた。
 イ・ヨンスさんは手紙で「ホロコーストと同じように、日本軍『慰安婦』の歴史を私たちは忘れても否定してもならない」とし、「どうか歴史を否定する勢力に屈服することなく、歴史を守るための私たちの行動を助けてほしい」と述べた。ベルリン平和の少女像はドイツの市民社会団体「コリア協議会」が主導して2020年9月にミッテ区に設置された。日本政府の抗議で設置からわずか2週間後に撤去命令が下されたが、ミッテ区役所は昨年9月に設置許可を1年延長した。
 正義連は「レムリンガー担当官は、少女像問題は韓日対立のように見える側面があるが、これは全世界の戦時性暴力を終わらせるという非常に重要な問題であり、人類普遍の問題だということを強調しつつ、永久存置については前向きに答えた」と語った。

【写真】正義記憶連帯のイ・ナヨン理事長が、ベルリン市ミッテ区の平和の少女像の前で少女像永久存置決定を要請すると書かれたプラカードを掲げている=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社
【写真】日本軍「慰安婦」被害生存者のイ・ヨンスさんが、自筆の手紙を広げている=正義記憶連帯提供//ハンギョレ新聞社

ソ・ヘミ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1049717.html
韓国語原文入力:2022-07-05 14:32


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220707004600882?section=news
「聯合ニュース」 2022.07.07 19:13
■ベルリン少女像前で水曜集会 像の存続を要求=韓国団体も参加
【ベルリン聯合ニュース】ドイツの首都ベルリン市のミッテ区に設置された旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」前で6日(現地時間)、像の設置を主導した現地の韓国系市民団体「コリア協議会」や韓国の市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」などの関係者約40人が集会を開き、像の存続を訴えた。

【写真】ベルリンの少女像前で集会を開いたコリア協議会や正義連などの関係者=6日、ベルリン(聯合ニュース)

 集会は、ソウルの日本大使館前で毎週開かれている慰安婦問題の解決を求める「水曜集会」にならい、水曜日に開かれた。
 集会主催者側は声明で「慰安婦問題は単純な韓日の問題ではなく、今ウクライナなどで起きている戦時性暴力と女性の人権問題の象徴」とし、ミッテ区に対し、歴史の真実から目をそむける日本政府や極右団体からの少女像撤去を求める圧力に屈することなく積極的に保護してほしいと訴えた。
 少女像は現地の韓国系市民団体「コリア協議会」が中心となり、2020年9月に1年の期限付きでミッテ区に設置した。日本側がドイツ政府とベルリン州政府に抗議したことを受け、ミッテ区は同年10月に撤去を命じた。コリア協議会が効力停止の仮処分を申し立てると、区はひとまず保留とした。その後、ミッテ区は区の都市空間芸術委員会の勧告により設置期間をさらに1年間延長し、今年9月28日までとした。
 集会に参加したミッテ区議会議員は、少女像は地域の一部になったとし、今後も永久設置などを区に求めていくと述べた。
 この少女像の前では、像の撤去を求める韓国市民団体のメンバーら4人が先月26~30日に集会を実施。帰国後には今後もベルリンで日本側の団体と像の撤去を求める集会を開く予定と宣言した。
 コリア協議会のハン・ジョンファ代表はこの日の集会で、4人をドイツで告訴するため関連法の検討作業を進めているとし、ベルリンの少女像前で集会を開けないようにする計画だと明らかにした。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220705001800882
「聯合ニュース」 2022.07.05 13:53
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国の市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」が、ドイツの首都ベルリン市にある慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の存置を求める声明を現地の地方自治体に伝える。

【写真】ベルリン市にある「平和の少女像」(資料写真)=(聯合ニュース)

 正義連の李娜栄(イ・ナヨン)理事長など関係者が5日(現地時間)、同市のミッテ区役所を訪れ、世界の市民の声明を直接提出する予定だ。被害者の李容洙(イ・ヨンス)さんの手紙も渡す。
 正義連は先月24日から今月1日まで、少女像を守るための声明を募った。個人3万902人と527団体が韓国語の声明を、個人262人と25団体が日本語の声明を、個人153人と7団体が英語の声明を提出した。
 少女像は現地の韓国系市民団体「コリア協議会」が中心となり、2020年9月に1年の期限付きでミッテ区に設置した。日本側がドイツ政府とベルリン州政府に抗議したことを受け、ミッテ区は同年10月に撤去を命じた。コリア協議会が効力停止の仮処分を申し立てると、区はひとまず保留とした。その後、ミッテ区は区の都市空間芸術委員会の勧告により設置期間をさらに1年間延長し、今年9月28日までとした。
 一方、5月には、日本の岸田文雄首相が4月に行ったドイツのショルツ首相との首脳会談で少女像の撤去を求めていたことが明らかになり、批判の声が上がった。
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