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ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
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緑が丘球場、改修と今後の計画

2008-07-20 12:28:19 | 街づくり

2008年7月19日の毎日新聞山梨版で「甲府市営緑が丘球場:硬球使用禁止、球児のいない夏 売り上げ半分以下の店も」という記事をよみました。私は2007年11月5日の記事で緑が丘球場と環状道路北部区間を書いていたのでこの問題については知っています。緑が丘地域は甲府連隊の練兵場だったことは既に調べてありますが、太平洋戦争後の歴史を私は知りません。毎日新聞は以下のように書いていました。

同球場は1954(昭和29)年、戦時中に陸軍の練兵場だった場所で県営球場としてスタートし、高校野球の試合が行われるようになった。県営小瀬球場が完成後の88年には市営に移管されたが、高校野球で利用され、ここ数年は夏の大会では約5日間に15試合程度が毎年組まれていた。
 一方、完成当時は更地だった球場周辺は宅地造成が進み、住宅地に変ぼう。ファウルボールが民家に飛び込むようになり、県高野連は球場外に役員らを配置して処理に当たった。しかし、周辺の住民から苦情が出たことから、市は今春から硬球の使用禁止を決めた。

昨年11月から今夏の高校野球山梨大会までの間に、緑が丘球場についてはひとつの動きがありました。2008年4月17日の報道です。「甲府市営緑が丘球場:硬球使用問題 球場改修へ 安全確保し硬式使用」(毎日新聞山梨版)と「甲府市、緑が丘球場改修へ」(読売新聞山梨版)記事をメモしてありました。
山梨県道路企画室によると、県道緑ケ丘運動公園線を拡張・延伸して新山梨環状道路の北部区間、塚原町のインターに接続する全長約2キロの道路計画があり、2009度中に測量し、その後用地買収する予定。道路が球場の1塁側スタンドにかかるため工事に伴い一塁側スタンドの一部が取り壊されるという事です。甲府市としては県の補償金で行われる改修工事にフェンス改修を盛り込む ことができ予算の目処がついた、早ければ2010年度に着手するというものでした。

『周辺の飲食店や商店では、売り上げが例年の半分以下に落ち込んでいる店もあり、「市から具体的な説明はない」と疑問の声も上がっている。』と19日の毎日新聞は書いていましたが、4月には上記のような記事が出ていたことを書いておきます。国鉄中央線は新宿から西に地図の上に直線を引いて決まったという話を聞いたことがあります、本当かどうか知りませんが、中央線がほぼ直線コースなので信じてしまった子供の頃を思い出します。昔はお役人にとっては仕事がしやすい時代だったのです(^o^)

ところで新山梨環状道路の北部区間はどんな具合に計画が進んでいるのでしょうか。これが遅れたら緑が丘球場改修も遅れるということになります。ガソリン高騰で首都高速でも渋滞が減っているとニュースが流れています。新山梨環状道路が全線開通する頃にガソリンは何円になっているかな・・・もしかすると燃料電池自動車に置き換わっているかな。それとも県民は車を使わないコンパクトシティ、ロハス社会を楽しんでいるかな。


待ちぼうけ、街づくり、大型SC

2008-07-20 01:01:00 | 街づくり

今夜も暑くて眠れません(^_^;) 集中力も欠けてきてサイトをぼんやり巡回していたら、伊藤洋先生の随筆、というか論説が目に止まりました、山梨新報の「直言」というページです。

7月11日付、「大型ショッピングセンター イワシの弔い」と題されていて、大型SCは分かるけど「イワシの弔い」って何?

車社会を前提にした大型SCの新開店と地元商店街の「弔いモード」を地元購買率の統計を素材にして論じておられます。私自身は甲府も山梨も昔(と言っても数年前以前)のことを知りませんから、ここにやってきてシャッター通りという呼び方と現実とを初めて知ったのです。

『そうなれば県外大手資本は、それまでの利潤を懐に抱いてそっと本社に戻っていくのであろう。彼らが去った後には、かつての一等優良農地が荒涼たるコンクリートの残骸となって残される。』と締めくくられています、なにが「そうなれば・・」なのかは本文をお読みいただきたいと思います。そして童謡、「待ちぼうけ」の歌詞が書かれていましたが、ここで私はパッチリと目が覚めました(^o^)

例によって検索エンジンのフル回転、『守株』、このページで疑問解消。「くいぜ」とは木の切り株、くい(杭)を意味すると辞書サイトにありました。「くいを守る」、「くいぜを守る」という言葉が成語、成句としてある事も初めて知りました。北原白秋の『待ちぼうけ』を私は子供の頃に一番しか唄った記憶がありません。
歌詞を最後まで知っていたら、その後の人生も変わったかも知れないなと思うと、また眠れなくなりそうなので、睡眠薬代りに思い切ってワインを流し込んで寝ます(^_^;)

CN ドメインをスパムとして処理している私も、孔、孟、朱、老、韓非、王陽明、孫、呉・・・の名は私の命あるうちになんとかお近づきになりたい、真夏の夜の夢の中であっても・・・


梅雨が明けた

2008-07-19 18:45:14 | ニュース

NHK山梨のニュースによると、気象庁は午前11時に「関東甲信地方が梅雨明けしたと見られる」と発表しました、とのことです。(2008年7月19日 13時10分更新)

関東甲信地方の梅雨明けは平年より1日早く、去年より13日早いそうですが、私の昨年の日記を確認したら、8月1日に「梅雨明け宣言」と書いていました。去年もこの前後の日記には疲れた、疲れたと書いています、甲府の暑さにやられているのは今年も変わりません(^_^;)

今日は甲府で35度の猛暑日だとNHKが書いていますが、まったくもう、信じられないわ!


昇仙峡魅力づくり協議会

2008-07-19 00:05:17 | 街づくり

2008年7月18日に「昇仙峡魅力づくり協議会」が設立されました。毎日新聞山梨版で、『昇仙峡:魅力回復へ協議会 きょう設立 民間と行政初連携』という記事を読んで調べたことを記録しておこうと思います。ホームページの原稿みたいですが、手っ取り早くメモしておくのにブログツールは便利ですね(^o^)

1.このプロジェクトは横内正明知事県政運営の基本指針、チャレンジ山梨行動計画から発しています。その中の『6 「つどう・やまなし」の実現』という項目の関連事業になります。
2.チャレンジ山梨行動計画の本格実施初年度となる平成20年度からの新たな取り組みとして、県が当該年度に積極的に取り組む重点方針及び重点施策・事業として「チャレンジ ミッション’08」が5月に公開されました-県政だより 「ふれあい」 の平成20年5月号参照

3.観光部重点施策・事業としての「重点方針4  観光地の再生」は、観光振興課の「観光地再生事業」として平成20年度の新規事業予算化されました。
4.そのコンセプトの基礎となったのが、柿澤弘治さんを座長とするやまなしブランド戦略懇話会が提言した「やまなしブランド戦略」です。

5. 財政課 の 平成20年度当初予算には、「平成20年度当初予算案の概要」(PDFファイル)がありますが、ここに『6 「つどう・やまなし」の実現、○(新)やまなし観光地域経営支援事業費 2,000千円、観光地の活性化を図るため、観光、経営などの専門的知識やノウハウを持つアドバイザーを派遣する。』が記載されています。

6. Shosenkyo2008c 山梨県経済財政会議は、平成20年度第1回会議(平成20年5月13日開催)のときに、資料5 「チャレンジ・ミッション’08」に基づく産業振興・経済活性化の取り組み(PDFファイル)を検討していたようで、この資料の p.22 に計画図があります。
Shosenkyo2008b PDFファイルからキャプチャーした2008年度事業計画に部分を左に画像化しておきました。この内容は毎日新聞が報じたことと一致します。
「チャレンジ ミッション’08」の観光部 重点施策・事業の概要から「 観光地の再生」の平成20年度スケジュールの部分は右図のようになっています(PDFファイルからキャプチャー)

甲府市議会6月定例会で野中一二議員が質問登壇された時に昇仙峡の巡回バスについても質問がありました。その時に甲府市のご担当者が「来年度に・・・」と答弁されたことを私は笑ってしまったと書きましたが、この時には既に「昇仙峡魅力づくり協議会」の計画が進行していたので、甲府市としてはその中に組み入れる目論見をお持ちだったのでしょう。そんならそうと最初から・・・ですが(^o^) 先日は平成の名水百選に昇仙峡が入ったわけですから、兵は迅速を要す、風林火山であれと思っています。

山梨県議会における審議については、委員会会議録(平成19年度常任委員会)から見ることができます。「平成20年2月定例会 農政商工観光委員会会議録」(PDFファイルです)に記載されていますので、当該箇所を引用しておきます。

(やまなし観光地域経営支援事業費について)
皆川委員 わかりました。観の9ページの観光振興課の観光促進指導費の中のやまなし観光地域経営支援事業費ですが、「観光地の再興を図るため、観光、経営などの専門的知識やノウハウを持つアドバイザーを派遣する」とあります。このアドバイザーというのがよくわからない。このアドバイザーは一体どのように選ばれているのですか。

堀内観光振興課長 アドバイザーについては、地域で議論する中でいろんな形があるのかなと考えています。ですから、例えば温泉をテーマにして地域を興そうというところであれば、温泉利用に詳しいアドバイザー、要するに健康と温泉を結びつけたようなアドバイザー、もっと広い意味で言いますと、例えば観光によるまちづくりをするようなトータルなアドバイザーもいるでしょうし、個別のテーマによっては例えば食にこだわるのであれば、地域の食材を使った新しい食の魅力の開発にたけた人というように、さまざまなプロのアドバイザーのニーズがあるのかなと考えているところです。

皆川委員 再興を図るということは、もとがだめになったものをもう一回興すということでしょう。再興というのはもとがあって初めて出てくる話ということですね、今の話はそういうことだと思います。もともとない場合はどうなるんですか。アドバイザーは要らないということですか。

堀内観光振興課長 観光地をつくっていくというのは、基本的には地域の観光事業者を初め住民の方ですとか、さまざまな方の意欲ある取り組みというのが1つベースになっていくだろうと考えています。ですから、そういった取り組みをする熱意ある皆さんの集団に市町村も加わりますし、観光部ではプロジェクトチームをつくって、アドバイザーとともに行っていろんな議論を交わす中で、地域を元気にするテーマについて検討を進めていくというのが当面の取り組みです。

皆川委員 抽象的でちょっとわかりませんね。具体的に例えばどんな場合にどういう人をアドバイザーとして派遣するのか、その選び方はどうなのかお聞きします。

堀内観光振興課長 例えば一時非常に団体客が多かった石和温泉というところを例にとるとすると、石和についてはまだ温泉がナンバーワンの売り物と考えています。御存じのように石和温泉では温泉療養プログラムの認定の第1号ということで、温泉をっていかに健康になるかという仕組みが既に動き始めてはいるんですが、なかなか利用する方が少ないという実態もあります。ですから、私どもが考えるのは今回の大型観光キャンペーンにおいてもシニアのニーズにこたえる。シニアのニーズというのは健康だったり、いやしだったりしますので、仮に石和温泉で温泉を使ってということですと、温泉と健康を結びつけて、あと医療の面から検証するようなアドバイザーで、具体的に温泉を使ってこういう療養をすると元気に健康になりますよとか、またもう一つは、例えばいろいろな病気、メタボリックであれば健康食という食の切り口からも、提案ができるアドバイザーということが想定できるかと考えています。

皆川委員 これは今回初めてですか。

堀内観光振興課長 はい。

皆川委員 まだ事例はないんですね。

堀内観光振興課長 個別に地域でアドバイザーを呼ぶことはあったかもしれません。ただ、今回私どもが考えたのは地域の人たちの熱意ある取り組みに、県も観光部を中心に支援チームを送るとか、あと、私どもだけでは専門のノウハウがありませんので、先ほど申し上げたようなアドバイザーも一緒に行っていただいて、議論して元気になるいろんな取り組みを進めていきたと考えています。

皆川委員 温泉の石和の場合については、健康アドバイザーというのがお医者さんとか、健康食品に携わる人かと思いますが、それはその都度だれがどういう基準でアドバイザーになるんですか。また、お礼はどのくらい渡す予定ですか。

堀内観光振興課長 基本的に地域に行っていろいろな議論をして、テーマが決まった後、専門の方を選んでいくことになります。ですから、まずは地域へ行ってさまざまな議論をすることが第1でして、アドバイザーへのお礼という形で県費200万円の予算は計上しましたけれども、さまざまな組み合わせがありますし、お礼についてもさまざまな料金がありますので、200万円の枠の中でなるべく多くの専門家の力をかりるという取り組みをしていきたいと考えています。

皆川委員 では、これは要請があって初めて出てくる話ですか。それとも県で見ていて「あそこちょっと最近落ち込んだな」と思うと派遣するんですか。

堀内観光振興課長 基本的には観光地づくりは地域の問題で地域の熱意だと申し上げました。ただ、私どもが県全体の観光振興を図ると考えたときに、今までも市町村や地域の観光協会からいろんな相談も受けておりますので、やはり市町村と情報交換を密にして、そういう相談を切り口として、今後の事業につなげていきたいと考えています。

皆川委員 かなりあいまいな感じがするんですけれども、こうやって新しい事業をするときはかなりデータをとって、いろいろなことを想定しておかないと、200万円といってもすぐ使ってしまうかもしれませんよ、そうでしょう。お礼といったってさまざまな人がいるわけですから、簡単に予算を載せているようで、もう少し事前に検討したらよかったんではないかなという気もしますけれども、まあ、頑張ってください。

堀内観光振興課長 ありがとうございます。

皆川委員 終わります。

これで一応は経緯が分かったと思いました。これまでも昇仙峡のことはブログで書いたり、野中一二さんの「昇仙峡をきれいにする会社」等もご紹介したりしてきました。山梨県観光部の皆さんも多くのサイトを確認しながら情報を集めておられると存じます。湯村温泉郷と昇仙峡とを一体化して活性化を進める地元の方々の活動も動きはじめているようです。楽しいですね(^o^)

しかし県庁サイトの中をこんなに調べたことは初体験、私が嫌いなPDFファイルばかりなのにも参りました、基本的な理念から政策が具体化していく過程についてもなんとなく見えたような気がしましたが、県庁さん達も大変ですね、私もとにかく疲れたわ(^_^;)


第2回花菱祭、10月11日開催

2008-07-18 12:04:46 | 街づくり

さて今日の良いニュースです(^o^)
特定非営利活動法人 大学コンソーシアムやまなしホームページに平成20年度学生合同イベント「花菱祭」イベント大募集の広報が7月14日付けで出ています。

第1回学生合同イベント「花菱祭 2007 ~百花繚蘭~」は2007年10月13日でした。記事からリンクして広報用のPDFファイルも残されていますのでご参照ください。私はこの日のイベントの全てをフォローはできませんでしたが、10月13日まちづくりフォーラムで「甲府まちづくりフォーラム2007」について予告記事を書き、参加記録を桜座が 「燃えた」 まちづくりとして書きました。

今年2008年については「甲府中心市街地でやってみたいイベント」大募集!(PDFファイル)に詳細が書かれています。応募締切は平成20 年8月1日(金)、8月上旬 第1 回実行委員会(趣旨説明、スケジュール確認)、9月上旬 第2 回実行委員会(イベント内容の検討)ということですから、今年も関係先ホームページを確認していくつもりです。

昨年の「花菱祭」は山梨県の地域活性化促進事業費補助金を得て開催されています。事業費700,000 円について、補助金額は350,000 円だったようです。山梨県商工労働部商業振興金融課がパートナーで、以下のような報告書が公開されています。山梨県地域活性化促進事業費補助金 取組事例集(PDFファイル)の36~37ページより

経緯
本事業は、甲府市中心市街地を対象に、公募により選ばれた「学生合同イベント実行委員会」を主体として、県内大学合同のイベント「花菱祭 2007 ~百花繚蘭~」を計画し、実施した。さらに、このイベントを通して、今後の甲府市中心市街地における学生との協働によるまちづくりの基盤を構築することを目指すとともに、本イベントを今後の学生との連携による中心市街地活性化のモデルとして捉え、その成果を県内各地の中心市街地における事業に活かすことにより、市街地活性化の促進に寄与することを目指して行われた。

事業内容
【イベント準備】
・ 学生合同イベント実行委員公募・選定(大学コンソ)
・ イベント素案の検討、名称「花菱祭」の決定(実行委員会)
・ 企画内容の協議、助言(県商業振興金融課、甲府市、甲府商工会議所)
・ 開催会場の選定と協力依頼(県商業振興金融課、山梨中央銀行等)
・ 企業への協賛、後援等の依頼(実行委員会、大学コンソ)
・ 学生スタッフの募集及びプレ・イベントの開催(実行委員会)
・ 広告の掲載、チラシの作成・配布(甲府商工会議所、実行委員会)
【イベント開催】
・ 会場設営(実行委員会+学生スタッフ)
・ 各会場におけるイベントの開催(実行委員会+学生スタッフ)
・ キッズパーク:甲府市中央公園横県有地
・ 芸術イベント:山梨中央銀行本店東側広場
・ 早食いイベント:銀座通り二丁目よつびし総研前
・ ライブイベント:桜座
・ 学生結婚式:かすがもーる北部一帯
【イベント終了後】・成果報告書の作成(実行委員会)

事業成果
【キッズパーク】 昔の遊びなど、来場者数:約50 名
【芸術イベント】 展示、バルーンアートなど、来場者数:約60 名
【早食いイベント】 早食いコンテスト、参加者数:約30 名
【ライブイベント】 高校、大学バンド演奏 来場者数:約70 名
【学生結婚式】 結婚式の開催 来場者数:約70 名
【協働の成果】 山梨県商業振興金融課より、事業の準備から実施までの間に貴重な助言が得られ、それらを踏まえて他の関連団体と連携を図りながらイベントを実施することが出来た。

課題
・ 許認可機関(自治体、警察など)との綿密な事前調整の実施(開催直前まで企画内容や会場の変更などが発生した)
・ スケジュール・予算管理の徹底(学生主体で実施したため、全体的な管理が甘く、スケジュールの遅れや変更などが目立った)
・ 企業との連携の強化(学生が自主的に企業との連携を行ったが、大学コンソとして組織的に連携を進めることが必要)
・ ゆとりある準備期間の確保(実行委員会設置からイベント実施まで2 カ月半ほどで、準備のための十分な時間がなかった)

今後の展開
今年度の経験や実績を生かして、平成20 年度も継続して、甲府市中心市街地を会場として「花菱祭2008」を開催する予定である。

補助金について
本イベントは、大学コンソーシアムによる学生交流事業として初めてのものであったが、本補助金により大規模に実施することが出来た。しかし、補助金の採択決定が遅くなったことで、事業全体のスケジュールが非常に厳しかったことから、十分な準備期間を確保する上でも、早めに事業採択を決定していただけると大変ありがたい。

昨年の経験を踏まえて、広報活動の集約と関係ホームページ、ブログの相互リンク設定に特に留意なさって事業進行され、大きな成果を挙げられることを祈ります。そして事業報告は自前のホームページでも掲載なさることをお勧めします。

NPO活動で大きなイベントの主催運営側としてサポートした経験から見ると学生さんの無料奉仕(ボランティア活動)だから70万円の予算で可能なのだと思えます。お弁当や飲み物などは支給されるのかどうかわかりませんが、仮にそれら諸経費を加算しスタッフの当日分日当の他に準備会議費なども含めて考えた総合的な決算も試算されてみると、現実の中心市街地活性化事業がいかに困難なものであり、お祭りイベントを重ねても成果を挙げられないものだということも理解できるような気がします。

NPO活動をサポートする時、日常の情報発信にどれだけの広がりと深さを持たせられるかを、私はいつも考えています。これは大変難しいものです。ましてや商業ビジネスにおいておや。


議員を「先生」とは呼ばない私

2008-07-18 11:28:58 | ニュース

よくある話ですが、良いニュースと悪いニュースとどっちを先に話そうか、という問題があります。昨晩の良いニュースは甲府中心街でのガチバトルでしたが、今朝のニュースは情けない記事が並びました。今日の悪いニュースを先に書くことにします。

「県教育長も関与」と朝日新聞山梨版が報じたのは先日来の大分県教員採用試験の不正事件と関連した山梨県での調査結果のことですが、甲府市立の小中学校の先生は山梨県として採用された方々ですから甲府市には直接関係ないと思っています。

しかし、教員採用試験の合否を県教委幹部が発表前に県議や首長に伝えていた問題が、山梨日日新聞が報じたように、「県職員試験の合否も事前連絡」ということになりますと、甲府市職員の採用試験でもあり得るということになってしまいます。

複数が「慣例」証言としてフォロー記事もありましたが、私はまた「事実は小説より奇なり」という言葉を思い出しながら読みました。当時「小事が大事」とお書きになった毎日新聞の記者さんがまだ山梨に在任しておられるなら、また同じことを感じておられるでしょう。

政治家のあるべき姿勢というものを深く考えずに世の中の風潮に流されていく人々がその職にあって良いのかなと私は思います。私は議員を当たり前のように「先生」と呼ぶことはありません。私よりはるかに先を生きておられ、見習ってその後を付いて行きたい方を先生と呼びます。口幅ったい言い方をしましたが「先生」と長幼の序は関係ありません。


熱気溢れたガチバトルでした

2008-07-17 23:35:00 | 街づくり

Jc080717a 2008年7月17日(木)の19時から甲府市中心商店街のかすがもーるで甲府青年会議所主催の7月例会「中心街活性化創造例会」が開催されました。 Jc080717b 私は用事が終わらなくてかなり遅れて行きましたが、到着してびっくり、多数の人々が集まっておられました。かすがもーるは車両通行止になっていました。広報記事では会場のことが明示されていなかったので私のホームページの交通情報には書きませんでしたが、予想通りでした(^o^) 

300人以上おられたでしょうか、前の方は青年会議所会員の皆さまがユニフォームで座っておられ、後ろは椅子席になっていました。歩道にも立ち見の人々が多く、ドリンク販売のブースがいくつも置かれていました。

Jc080717c 設置された舞台の上にパネリストの方々が座っておられて論争の最中でした。

議論のテーマは背景のスクリーンに表示される仕組みになっていて、フロアーの意見を求めながら進行していました。

この中心街を活性化する主人公は誰か、地元商店街の人々なのか、商店街に来訪する人々なのかという見方の違いはなかなか参考になりました。


Jc080717d 先日、中心市街地活性化事業の一環として「まちづくり会社」が設立されたことは記事にしましたが、その事務局の方がフロアーに参加しておられて司会者の要請でお話をなさっていました。今後の情報、ホームページなどを更に参照したいと思います。


Jc080717e 最後に「50年後、100年後にこの甲府や山梨にあなたはどんな夢をもっていますか」という問いかけがありました。在日外国人(アメリカ)のジャスティン パターソンさんがいわゆる「スローライフ」との関連で山梨、甲府の未来に期待することを話されたことが印象に残りました。私としては山梨県全体としてはスローライフの郷というコンセプトはとても大切だと思っていますが、甲府はコンパクトシティ構想の下で市街地としての生活環境が整うことも必要だと思っています。

新任の甲府市副市長宇野善昌さんは、駅前に県庁があり、市庁舎、警察署、裁判所などの機関がそのまま残っている中心街というのは甲府の大きな特長として捉える見解を示されました。これについては、それらの職員の方々が仕事が終わって中心街に繰り出し愉しむという場にせねばならないという意見も出ていました。
私は、昼間の商店街、夜の飲食歓楽街という二重構造をどのように整理して中心街を構成するかは今後のテーマの一つだと感じながら拝聴しました。昼の顔と夜の顔の切り分けと共存ですが、かなり難しい問題です。思い切った、しかし効果的な施策として県庁+市庁舎の合同庁舎構想を私は提案したいと思うのです(^o^)

司会の山梨県立大学准教授前沢哲雨さんは、山梨の未来として公共交通の網を巡らす必要性を話されておられました。甲府、山梨をどうするかというテーマでは必ず出てくる問題と思います。スローライフとコンパクトシティの両立が可能な街づくりが出来れば、通勤も買い物も歩くことと自転車程度で生活が成り立ち、街なかの駐車場も要らなくなるかも知れません。

今日は私の巡回先ブログの筆者の方々とお会いする機会も得られました。いわゆるオフミ(オフライン・ミーティング)のようなものですが、記念館ブログの館長さんとのオフミしか無い私としては、まことに貴重な時間でした。以前に書いたことですが、中心市街地活性化の為に中心商店街区画の固定資産税など減免特区にしたら・・・という私の愚見ですが、このガチバトルの冒頭でも話が出ていたそうです。行政としては歳入を減らすという行動よりも、いかに支援できるかという判断の方を適切とするものだそうです。確かにそうなのですが。

そういう支援施策は既にいくつもあるようですが、それを必要とする人々に的確に伝わっていないのではないかという現実について改善を提案するご意見もガチバトルでは出ていました。

ブロガーさんとの立ち話の中で私は今回の素晴らしいイベントの広報も、果たして十分に機能したのだろうかという疑問を投げました。インターネット・オタクとしての私は、情報をいかに扱うべきか、それだけを考え続けています。

酷暑の甲府で熱いバトルでした。良い機会をくださった青年会議所の皆さまにお礼を申し上げてこの記事を終わります。

補足・・Utchiさんが早くもレポートブログ、まちづくりには与党精神が必要だをお書きになっています。野党精神?の発言が多くなりがちな私、耳が痛いです(^_^;)


ガチバトル、17日開催

2008-07-16 00:15:00 | 街づくり

7月17日(木)、19:00~21:00、甲府青年会議所主催のガチバトルが開催されます。
『甲府市中心街春日本通り「かすがもーる」にて、甲府青年会議所7月例会「中心街活性化創造例会」が開催されます。今までにない「中心街」を会場とした例会で、多くのブースも出展し、盛り上がること間違い無しです。また、例会では「魅力ある活力満ちた中心街とは?」をメインテーマにディスカッションを行います。飛び入り参加も可能です。多くの方のご参加、お待ちしております!』

私はこのイベントを「桜座スクエア」7月号に掲載された広報画像で知りました。先日中心街に出かけた時にいただいて帰ったのですが、いつもながらのツンドク状態でした。竹中英太郎記念館 館長日記にコメント投稿して、さて寝る前に見ておこうかと開いたらこのイベント、開催は17日、既に明日です。ブログに書いてから寝ることにしました・・・・

パネラー及びコメンテーターの皆さんのお名前などは青年会議所のページをご覧ください。「多くの方のご参加、お待ちしております」と書かれていることは、会議所の会員以外の方への呼び掛けだと理解しました。予備日2008年07月23(水)が設定されていますが、17日が雨にならないことを祈ります。

ついでに書いておきますが、第2回幕絵コンテストの募集がはじまっています。


国民平和大行進 山梨

2008-07-14 18:38:02 | ニュース

ネット巡回でこごし智子だよりに到着したら本日7月14日の記事が「平和の夏」、『50周年国民平和大行進が山梨県内を行進しています。きょうは山梨県庁で集会があり、私も参加しました。・・・』えっ?なに、これ?

国民平和大行進ホームページはすぐに見つかりました、 日程とコース(PDFファイル 192 KB)も分かりましたが、山梨県内は7月9日に長野県から来て17日は東京に入るということは見えても県内での予定が分からない・・・

更に検索を絞り込んで、なんと!「市民生協やまなし」のホームページに元気に歩いて、平和を訴えましょう! 『国民平和大行進』(2008年6月28日 )が見つかりました。これには参りました、生協サイトはレジ袋関係で調べたくらいで、日常の買い物情報を探す生活臭には遠い私です(^_^;) こういうイベント情報まで掲載されているとは想定もしませんでした。
さらに検索からヒットしたのは、2008.6.16 山梨県労情報 826号(PDFファイル)もありましたが、これは市民生協やまなしが掲載している日程表のPDF版です。県労情報目次ページ山梨県労ホームページを逆にたどれました。
甲府市議石原のぞみさんのブログ、7月7日 甲府空襲の日の記事に「7月11日から、国民平和大行進が山梨県入りします。」と書かれていたのを私は読み飛ばしていたようです。甲府空襲の事だけしか見えていなかった(^_^;)

この大行進イベントが毎年行なわれていることを知りました。しんぶん赤旗日曜版7月13日号『核兵器廃絶を訴え続け、ことしで50周年を迎えた原水爆禁止国民平和大行進。全国津々浦々から、被爆地・広島をめざして行進が続いています。大阪府内を通過中の東京―広島コースに記者が同行しました。』として取り上げていますから、この国民大行進をどういう「色眼鏡」で見ればよいかも分かりました。私のように無色透明無味無臭の眼鏡で情報から学ぶことしか考えないネットワーク・オタクは、まず的確に情報を知ることが一番大切なのです。今日はこごし智子議員ブログのお蔭で、またひとつ学ばせていただきました。

日程表から見ると、昨日13日は15時過ぎには甲府市役所辺りを行進していたようです。その頃私は中心街にいた、事前に知っていたら取材できたのに・・・情報察知力が未だまだ劣るなぁ(^_^;)


続報・2008年07月16日の朝日新聞山梨版記事によると、『県内は原水爆禁止県協議会と国民平和大行進県実行委の主催で、9日から17日まで県内の労組組合員ら延べ約500人が核兵器廃絶や護憲を訴える。甲府市の県庁で14日あった集会では、県原水爆被害者の会会長で山梨大名誉教授の高橋健(たけし)さん(82)が「核廃絶を勝ち取るための第一歩になることを期待する」と述べ、参加者を激励した。』


山梨県、ヤフオク公売実施中

2008-07-14 16:22:18 | ニュース

Yahoo!オークションサイトでのトップページはYahoo!オークション - 山梨県(せり売) インターネット公売です。県庁サイトでは山梨県 > 税務課 > インターネット公売の実施についてで詳しい情報が読めます。今回の公売期間は平成20年7月10日(木)13:00~平成20年7月24日(木)17:00
Yahoo!官公庁オークションのホームページから実施中行政機関一覧に入ると都道府県市町村別に探すことができます。

Yahoo!オークション - 官公庁オークションヘルプから自動入札など一通り目を通されることが必要です。一般のヤフオクでは自動延長のシステムが採用されていますが、官公庁オークションではどうなっているか私は未確認です。

中古パソコンを骨までしゃぶり尽くす使い方をする私は、パーツを探す時にはヤフオクを見ています。パソコンのパーツはドスパラ、ツートップ、ヨドバシなどの馴染みの店で手に入りますが、メーカー製パソコンのパーツ(店頭市販品には無い場合も多い)はネットで探します。ヤフオクもなかなか便利だと思っていますが、取引などに伴うリスクについてはきちんと配慮して利用しているのは当然です。
私が最初に利用した時は、Yahoo!オークション 利用登録ナビから入ったと思いますのでご参考まで。あまり好きでは無いYahoo!の無料ユーザーIDとメールアドレスも取得することになったわけですが、これはオークション以外には使う予定はありません。スパム対策では yahoo.co.jp を持つメールアドレスは全てスパムとして扱う設定をしている私(^_^;) ybb.ne.jp は正規ユーザーしか使えませんから通常受信処理にしてあります。Yahoo!ユーザーの方はご存じと思いますが、これを上手に使い分けていただけると受信する側も安心です。