ICT工夫
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Jc080717a 2008年7月17日(木)の19時から甲府市中心商店街のかすがもーるで甲府青年会議所主催の7月例会「中心街活性化創造例会」が開催されました。 Jc080717b 私は用事が終わらなくてかなり遅れて行きましたが、到着してびっくり、多数の人々が集まっておられました。かすがもーるは車両通行止になっていました。広報記事では会場のことが明示されていなかったので私のホームページの交通情報には書きませんでしたが、予想通りでした(^o^) 

300人以上おられたでしょうか、前の方は青年会議所会員の皆さまがユニフォームで座っておられ、後ろは椅子席になっていました。歩道にも立ち見の人々が多く、ドリンク販売のブースがいくつも置かれていました。

Jc080717c 設置された舞台の上にパネリストの方々が座っておられて論争の最中でした。

議論のテーマは背景のスクリーンに表示される仕組みになっていて、フロアーの意見を求めながら進行していました。

この中心街を活性化する主人公は誰か、地元商店街の人々なのか、商店街に来訪する人々なのかという見方の違いはなかなか参考になりました。


Jc080717d 先日、中心市街地活性化事業の一環として「まちづくり会社」が設立されたことは記事にしましたが、その事務局の方がフロアーに参加しておられて司会者の要請でお話をなさっていました。今後の情報、ホームページなどを更に参照したいと思います。


Jc080717e 最後に「50年後、100年後にこの甲府や山梨にあなたはどんな夢をもっていますか」という問いかけがありました。在日外国人(アメリカ)のジャスティン パターソンさんがいわゆる「スローライフ」との関連で山梨、甲府の未来に期待することを話されたことが印象に残りました。私としては山梨県全体としてはスローライフの郷というコンセプトはとても大切だと思っていますが、甲府はコンパクトシティ構想の下で市街地としての生活環境が整うことも必要だと思っています。

新任の甲府市副市長宇野善昌さんは、駅前に県庁があり、市庁舎、警察署、裁判所などの機関がそのまま残っている中心街というのは甲府の大きな特長として捉える見解を示されました。これについては、それらの職員の方々が仕事が終わって中心街に繰り出し愉しむという場にせねばならないという意見も出ていました。
私は、昼間の商店街、夜の飲食歓楽街という二重構造をどのように整理して中心街を構成するかは今後のテーマの一つだと感じながら拝聴しました。昼の顔と夜の顔の切り分けと共存ですが、かなり難しい問題です。思い切った、しかし効果的な施策として県庁+市庁舎の合同庁舎構想を私は提案したいと思うのです(^o^)

司会の山梨県立大学准教授前沢哲雨さんは、山梨の未来として公共交通の網を巡らす必要性を話されておられました。甲府、山梨をどうするかというテーマでは必ず出てくる問題と思います。スローライフとコンパクトシティの両立が可能な街づくりが出来れば、通勤も買い物も歩くことと自転車程度で生活が成り立ち、街なかの駐車場も要らなくなるかも知れません。

今日は私の巡回先ブログの筆者の方々とお会いする機会も得られました。いわゆるオフミ(オフライン・ミーティング)のようなものですが、記念館ブログの館長さんとのオフミしか無い私としては、まことに貴重な時間でした。以前に書いたことですが、中心市街地活性化の為に中心商店街区画の固定資産税など減免特区にしたら・・・という私の愚見ですが、このガチバトルの冒頭でも話が出ていたそうです。行政としては歳入を減らすという行動よりも、いかに支援できるかという判断の方を適切とするものだそうです。確かにそうなのですが。

そういう支援施策は既にいくつもあるようですが、それを必要とする人々に的確に伝わっていないのではないかという現実について改善を提案するご意見もガチバトルでは出ていました。

ブロガーさんとの立ち話の中で私は今回の素晴らしいイベントの広報も、果たして十分に機能したのだろうかという疑問を投げました。インターネット・オタクとしての私は、情報をいかに扱うべきか、それだけを考え続けています。

酷暑の甲府で熱いバトルでした。良い機会をくださった青年会議所の皆さまにお礼を申し上げてこの記事を終わります。

補足・・Utchiさんが早くもレポートブログ、まちづくりには与党精神が必要だをお書きになっています。野党精神?の発言が多くなりがちな私、耳が痛いです(^_^;)



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