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YBS NEWS 知事団体の不記載問題 長崎知事 「説明責任を果たした」 山梨県(2024年2月1日 19:41)
 長崎知事が代表を務める政治資金管理団体で1182万円の不記載があった問題で長崎知事は1日の会見で自身の説明責任について「果たした」と述べ、「再発防止を図ることが政治責任を取ること」と話しました。
 長崎知事の政治資金管理団体は2019年8月に自民党派閥の二階派(志帥会)から現金で1182万円を受け取りましたが収支報告書に記載せず先月19日に訂正しました。
 長崎知事は「派閥に指示を仰がないまま約4年、失念していたことは問題だった」と謝罪した一方「裏金ではなかった」と説明。今回の不記載問題について長崎知事は1日の会見で自身の説明責任は「果たした」と述べました。
 その上で自身の政治責任については「再発防止を図ることだ」と強調しました。
 一方、問題を受け市民グループはおととい政治資金規正法の疑いで長崎知事ら2人を甲府地検に刑事告発していて長崎知事は詳細な発言については「控える」としました。
YBS山梨放送 市民グループ 政治資金規正法違反などの疑いで長崎知事らを刑事告発 山梨県(2024年1月30日)
 長崎知事の資金管理団体による1100万円を超える不記載問題を巡る動きです。県民有志の市民グループは30日、政治資金規正法違反などの疑いで長崎知事ら2人を刑事告発しました。

 告発したのは山梨市や南アルプス市などの税理士や元県議、笛吹市議ら4人で、「長崎知事と、資金管理団体『日本金融経済研究フォーラム21』の元会計責任者が共謀し2019年8月ごろに自民党派閥「志帥会」から受け取ったパーティー券のノルマ超過分1182万円を一切記載しなかった」などと指摘。甲府地検に告発状を提出しました。

 問題を巡っては、資金管理団体が志帥会の元会計責任者らが立件された今月19日になって報告書を訂正、長崎知事は翌20日に会見して謝罪し、不記載について裏金を否定して、「預かり金として保管しそれを忘れていた」などと説明しています。

 こうした説明に対し、告発状では「預り金的なものであれば、収支報告書に記載しなくても良いなどという、詭弁が政治資金規正法上、認められる余地は一切ない」などと主張。 知事の弁明が不自然、不合理なこと、徹底した真相究明が必要であることなどを訴えています。

 甲府地検は「告発内容を精査する」として、今のところ受理はしておらず、長崎知事の事務所は「内容を確認できていないのでコメントはできない」としています。
  一方、立憲民主党県連は長崎知事に説明を求める方針で、 共産党県委員会も知事に県議会での説明を求めるよう議長に申立書を提出する予定です。
産経新聞 山梨県の長崎知事を政治資金規正法違反で告発、市民グループ(2024年1月30日)
 山梨県の長崎幸太郎知事が代表を務める政治資金管理団体の政治資金収支報告書に二階派(志帥会)から受け取った1182万円が不記載だったことについて、山梨県内の市民グループが、政治資金規正法違反にあたるとして長崎氏と当時の会計責任者を刑事告発するとして、甲府地検に告発状を提出した。グループの山本大志代表は「早急な捜査と厳正な処分を求めたい」と語った。
 長崎氏は1182万円について「意識的な不記載ではなく、預かり金として認識していた」としたうえで、事務所に保管したまま失念し、故意ではなかったと釈明している。
 これに対し、告発では1182万円の現金については、長崎氏が受領していたことを認識しており、収支報告書に記載していなかったことは、故意に基づく虚偽記載もしくは不記載を長崎氏が主導したことになるとした。さらに故意に基づくとの認定ができないとしても、虚偽記載、不記載の重過失が認められると説明している。
 さらに住民グループは、この間の長崎氏の弁明が極めて不自然であり、不合理であると批判した。
 この告発を受け、長崎氏は同日夕、山梨県庁内で報道陣の取材に応じ、「(告発した)そういう方もいる。われわれは説明会を開いて説明を尽くしているが、刑事告発されたので、コメントを控えざるを得なくなった」と発言するにとどめた。

今回の記事のタイトルで(追録)とは 2024-01-26 記事の追加だからです・・
山梨県知事の資金管理団体が提出した1182万円の不記載問題
この中でリンクしただけの記事を掲載しておきます・・・

2024年01月20日 日本経済新聞 二階派の山梨知事、パーティー収入1182万円不記載で謝罪
 自民党派閥の政治資金規正法違反事件に関連し、二階派(志帥会)の参与である山梨県の長崎幸太郎知事は20日、派閥から受領した1182万円が政治資金収支報告書に不記載だったと発表した。同県富士吉田市の後援会事務所で記者会見した。
 2019年の政治資金パーティー券の売り上げのうちノルマ超過分が二階派から還流されていた。1182万円は県内事務所に現金で保管されていた。長崎氏は「猛省し、心からおわびする」と謝罪した。
 長崎氏によると、19年のパーティー券売り上げ1774万円全額を二階派の銀行口座に送金し、ノルマ超過分のうち500万円を19年6月に確定寄付分として受領した。その後、ノルマ超過分の残りに相当する1182万円を同8月に現金で受領した。
 しかし、二階派から扱い方針が示されなかったため「預かり金的なもの」として取り置いていたという。
 二階派が18日に政治資金収支報告書を訂正し、処理方針を寄付と確定したのを受け、長崎氏の政治資金管理団体「日本金融経済研究フォーラム21」も収支報告書を19日付で訂正したという。
 長崎氏は「裏金化して使う意図も、使った事実もない」と説明した。
 長崎氏は多額の資金を未処理のまま長年置いていたことについて「過去の処理と管理態様が極めてずさんであったことは断腸の思い。しっかりと襟を正し、みそいでいかなければならない」と述べた。
 また資金管理団体の会計責任者を近く交代させると話した。
私はこの様な記事から理解するのは困難です。
自民党のメンバーで二階派(志帥会)の参与である山梨県の長崎幸太郎氏が派閥(志帥会)から受領した1182万円も政治資金収支報告書として処理すべく法律がある・・・
 『政治団体が毎年作成する、政治資金の収支と資産についての報告書。政治資金規正法により、総務大臣または都道府県の選挙管理委員会への提出が義務づけられている。』
 政治資金規正法(昭和二十三年法律第百九十四号)
 政治資金規正法(ウィキペディア(Wikipedia))

色々大変なものですね。政治家は一人では仕事が出来ないのだと理解しておきます。
 甲府地方検察庁の結果を待つ事にします。


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