ICT工夫
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2024年7月1日 19時38分 (NHK)
「何も変わっていません」能登半島地震 半年 被災地の現状は?

「自宅はぺしゃんこのままで何も変わっていません」
「今後どうなっていくのか不安でいっぱいです」

 元日に起きた能登半島地震から半年がたちました。
 復旧が少しずつ進む一方で、倒壊した建物の多くが残されたままです。
 現地では何が変わり、また変わっていないのか?
 現状と課題、1日の動きをお伝えします。

ホームページを順に見ていけば全体が読めます。特定の分野を繰り返し確認するには目次指定が便利です。

目次 <各ページをクリックするとNHKが書かれた記事が表示されます>
 <避難生活>
 ・2000人超 避難所で生活
石川県珠洲市で1次避難所となっている生涯学習センターには、かつて保育所だった建物に今もおよそ50人が身を寄せています。自宅が全壊した人や、修理中のため自宅に寝泊まりができない人がほとんだといいます。
4月のはじめまでは水も通っていなかったということですが、6月には冷房やシャワーが新たに設置されるなど環境面の整備は進んでいるということです。

 <朝市通り>
 ・焼けた車や骨組みだけの建物がそのままに
大規模な火災が起きた輪島市の「朝市通り」周辺では、焼けた車や外壁の一部を残して骨組みだけになった建物などが、地震から半年がたった今もそのままになっています。また、被災した建物の解体や撤去を進める重機も置かれています。

 <各地で黙とう>
 ・7月1日午後4時10分 各地で黙とうささげられる
地震が発生した午後4時10分にあわせて輪島市や珠洲市などで、黙とうがささげられました。

 <住宅再建>
 ・8月中には仮設住宅完成予定
 ・地元から離れた「みなし仮設」入居者
石川県では、6月30日までに5006戸の仮設住宅が完成。県が必要と見積もる6810戸の7割を超えています。8月中に必要なすべての仮設住宅を完成させ、希望する被災者全員に入居してもらいたいとしています。
一方、県内外のいわゆる「みなし仮設住宅」に入居しているのは、6月27日の時点で3798世帯・8925人。能登地方にはもともと賃貸住宅が少ないうえ、建物への被害が大きかったことから、「みなし仮設住宅」に入居するほとんどの被災者が地元から離れた場所での生活を余儀なくされています。

 <教育>
 ・輪島市 集約授業 単独で授業可能は1校のみ
輪島市内には小学校と中学校があわせて12校ありますが、地震の前と同じように単独で授業を続けているのは中学校1校だけです。
残りの学校の多くは校舎などに被害を受けたり避難所として使われたりしているため、被害の少なかった3つの学校に集まっています。

 <医療・介護>
 ・地震後に退職相次ぐ 職員確保が課題
サービスを休止していた能登町の介護医療院が1日、町内の公立病院の病棟を借りて再開しました。
院内では半年ぶりに集まった30人の職員たちが業務内容を確認し合い、再開後1人目となる入所者が一時的に移っていた金沢市の施設から到着すると、家族とともに入り口で出迎えていました。

 <行政や政治の動きは>
 ・復旧復興を支援する省庁横断の専門チームが発足
石川県の馳知事は7月1日、県庁で幹部職員を集め、能登半島地震で亡くなった人たちに黙とうをささげたあと、幹部職員に訓示しました。
岸田総理大臣は石川県で開かれた復旧・復興を支援する省庁横断の専門チーム「能登創造的復興タスクフォース」の発足式に出席し、国が一体となって被災地を後押ししていく考えを強調しました。
 


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2024年07月10日 富士川町 リニア工事影響 閉校の高校体育館無料貸し出し(NHK山梨)

 富士川町ではリニア中央新幹線の工事で町の体育館が撤去され、町民の活動の場の確保が課題になっていることを受け、先月から閉校になった高校の体育館が無料で貸し出されています。

 無料の貸し出しが行われているのは、おととし3月末で閉校になった県立の旧増穂商業高校の体育館です。
 富士川町の町民体育館は、建設が進められているリニア中央新幹線が通過する予定地にあるとして、5年前に撤去されました。
 一方、町によりますと、新たな体育館の具体的な整備の予定はなく、町民の活動の場の確保が課題になっています。
 このため、町は旧増穂商業高校の体育館を県から借り受け、先月25日から希望する利用者への貸し出しを始めました。
 貸し出しは無料で時間は午前8時半から午後10時までです。
 利用には町の教育委員会への申し込みが必要で、すでに社会人のバレーボールの練習などで利用されているということです。
 町の教育委員会は「町のみなさんのスポーツ環境の整備のため、一時的に確保した。新たな体育館建設の計画も進めていきたい」としています。
 
興味深い記事でした。
富士川町ホームページ の関連記事は確認したいです。

 『町民体育館は、建設が進められているリニア中央新幹線が通過する予定地にあるとして、5年前に撤去されました』 について、町長や富士川町議会、町内の組織などが、どのように対処されたのか知りたいです。
 町の教育委員会は「町のみなさんのスポーツ環境の整備のため、一時的に確保した。新たな体育館建設の計画も進めていきたい」としています。」とのことです。
 『新たな体育館建設』の経費はどこの組織が対処するのでしょうか?
  富士川町 2024年7月1日現在 人口 14,057人 世帯数 6,316世帯

リニア中央新幹線工事で住宅の処理、廃棄などについて、すでに多数の記事もあります。
リニア事業が始まって以来、記録を続けてきたのだから、今後も様々な意見を拝読しながら可能な限り学習を継続しようと思います。


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