ICT工夫
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第1回山交古書祭り 山梨県甲府市の山交百貨店(JR甲府駅南口前)で開催中の「第1回山交古書祭り」で、私は初めて「甲斐飯田銭」(甲斐飯田所鋳銭)を知りました。
「甲斐飯田銭 大字玉点宝(母銭) 寛永通宝」 と 「甲斐飯田銭 小字玉点宝 寛永通宝」 (いずれも明和2年-1765-です)
これは老舗古書店の風雪堂さん出品販売品としてガラスケース内に置かれていました。

飯田とは、飯田球場や山梨県立大学のある土地の地名です。移転前のNHK甲府放送局もここにありました。
偶然ですが9日に甲府市中心街に所用で出かけた時に、渋滞を避けてこの飯田グランド通りを抜けて行ったのです。そしてふと思い出して古書祭りを訪問したら、この古銭に出会いました。まさか、あそこで銭が鋳造されていた歴史があったとは。私は甲州の貨幣といえば甲州金のことしか知りませんでした。
国立国会図書館の資料を検索したら、日本貨幣図鑑の「寬永通寳」の項に「明和甲斐飯田所鋳銭」と記載されています。 山梨中銀金融資料館は未訪問なので、これを機会にぜひ訪ねてみたいと思います。

甲府の古書祭りは、昨年の第10回までは「甲府古書祭り」として開催されてきました。10年の節目を経て今年からは同じ会場で古書籍商組合が主催する「山交古書祭り」、その第1回ということです。
本日はデジカメ持たずに出かけたのでエレベーターの中の案内掲示のみ携帯写真です。後日古書祭りのWebページを再構成する予定です。



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「微生物の力で農産廃棄物からバイオ燃料を作る」 一般社団法人 廃棄物資源循環学会関東支部シンポジウム
日時・2012年11月10日(土) 13:30~15:30
会場・山梨大学甲府東キャンパス A2号館,A2-11教室 (山梨県甲府市武田4-3-11)
参加費・無料
主催・一般社団法人 廃棄物資源循環学会関東支部
共催:国立大学法人 山梨大学、山梨大学国際流域環境研究センター、廃棄物資源循環学会バイオマス系廃棄物研究部会

<プログラム>
 はじめに:このシンポジウムのねらい
 ・・・・・・・・ 山梨大学工学部  金子栄廣 氏 
 講 演 1:
 南アルプス市における再生可能エネルギー生産への取り組みと
 バイオマスエネルギー生産の現状と将来性
 ・・・・・・・・・・・ 南アルプス市  樋泉孝司 氏
 講 演 2:
 微生物の力で農産廃棄物からバイオ燃料を作る
 ・・・・・・ 山梨大学 生命環境学部 生命工学科  長沼孝文 氏

 南アルプス市と山梨大学の包括連携協定の一環で,微生物を用いて規格外農産物からバイオ燃料を作る研究が進められています。また,この取り組みは,官学連携によるリサイクル関連事業としても注目されています。
 本シンポジウムでは,まず,再生可能エネルギー生産への取り組み、およびこの研究テーマを提案した背景について、南アルプス市の樋泉さんからお話していただきます。続いて,研究を担当している山梨大学生命環境学部の長沼先生に、内容・成果および実用化への取り組みについて、微生物とはどのようなもので、どのような働きをするのかといった基礎的なお話しを含めながら、わかりやすく解説していただきます。
 最後に,おふたりの講演者を交え,参加者全員で未利用バイオマスの利活用や官学研究連携の果たす役割について意見交換を行います。

申込締切は11月6日でした。産経新聞山梨版 2012.11.5 記事で読んだのですが、ソースの確認ができたのでブログに残します。
自治体と大学の包括連携協定についても私は関心があります。



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