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放射能と学校給食 『週刊金曜日』 2012年10月26日/917号 が「まだまだ不安! 放射能と学校給食」 と特集記事を組みました。
週刊金曜日ニュース というページもあります、私は他のメディアサイトと共に時々確認しています。

917号の17ページから24ページまで全8ページの小さな特集ですが中味は大きいものです。公開ページから引用しておきます・・・(関連リンク設定は編者です)

● 給食の放射能から子どもを守れ!  がんばる埼玉のママたち--坂井 敦(フリーランスライター)
行政側も測定を行なうところが増えてきましたが、こうした動きは最初からすんなりといったわけではありません。母親たちのパワーで行政を動かし、測定を実現させた埼玉の例をご紹介しましょう。
「5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会 越谷」(健やか越谷)
「子ども未来・東松山」
「子どもの未来を考える会 嵐山」
「森の測定室・滑川」~子ども未来比企ネットワーク有志~
「子どもたちを放射能から守る 埼玉ネットワーク」
(こうして他地域の状況を見ていると、松本市が発する「玉」と甲府市が発する「石」と、どちらもネットを通して他都市の公務員には参考にされているような気がするのだが・・・)

● 厚労省の日報ダイジェストを発信する「マダムトモコ」さんインタビュー、 情報を提供することで子どもの健康を守りたい   聞き手 市川 はるみ(フリージャーナリスト)
厚生労働省の食品検査結果を、ダイジェストで発信している「マダムトモコ」さん。日々積み重ねられる情報の発信が行政との信頼を築き、それが給食の改善にもつながっています。「マダムトモコ」こと、「世田谷こども守る会」の堀智子さんにお聞きしました。

● 黒猫先生にQ&Aで学ぶ  お勧めの給食検査はこれだ! まとめ 成澤宗男・編集部
まだまだ安心できない学校給食の放射能問題。たとえ微量でも給食からの被曝は避けたい。何を注意すべきか、ブログ「黒猫の戯言」で知られる給食問題に詳しい「黒猫先生」こと堀田登氏に聞く。
編注・ツイートは・・・黒猫(横浜)・・・・黒猫(横浜)twilogも設定されています。
 新潟と思いますが、放射能と環境を考える会で黒猫さんの「学習会 放射能とのつきあい方」が案内されています。このブログでは新潟県の震災がれきの広域処理について情報がかなりあるようで、私も参考にします。

◆ 「主な自治体の学校給食検査例」 として一覧表で紹介されていた中に甲府市がありましたので、引用しておきます。
「数値が出たら総合的に判断」 という甲府市のスタンスが記されていますが、これは取材を受けて答えたものではない、巷の噂を記事にされたというものなら、甲府市行政としてはそれなりに対処しておく必要があると思います。

甲府市の公式なメッセージは、学校給食で使用する食材の放射性物質測定の実施について(更新日:2012年9月21日)にあります。
『測定結果において、放射性セシウムが100ベクレル/kg(牛乳は50ベクレル/kg)を超える線量を検出した場合は、当該食材の使用を中止し、場合によっては献立変更となります。』
(スキャンはあえて小さくしました、原本でご確認ください)

主な自治体の学校給食検査例

私がこれまで見て来た各地の記事もそう多くはありませんが、国の基準 100Bq/kg に従う公式メッセージの一方で「総合的に判断」という基準も示した(?)のは甲府市だけでした。
生徒50人のテストで平均点が60点(3000)合格ラインだから問題無いという総合的判断ができたとして、10人が100点満点(1000)、残り40人は50点(2000)という場合がある。甲府市教育委員会が口にする総合的判断というのが、こんなものでは無いことを祈りたい。

山梨放射能情報ネットワークで、山梨の給食放射能情報、このページは詳しいです。
甲府市での状況は、請願は「継続」になりました(9/13) - 甲府の給食を考える会 などを参考になさってください。



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