ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




Log20121031 2012年10月の山梨県内最大のトピックスは6日(土)に天皇・皇后両陛下のご来県があったことかも知れません。
私のブログ記事への検索キーワードは「交通規制」でした。私はこの日県外出張の為に早朝に甲府を離れたのですが、既に交差点などで警備体制が敷かれている様子がうかがえました。

アクセスログのグラフでURLが表示されている記事は、左目次にある「ウェブページ」の記事です。
「ブログ人」にあるこの機能を10月から使ってみることにしました。ページを開けば分かるように、ファイル名を指定して保存でき、その日時も変更できますので、並び順を任意に設定することが可能です。
自分で構築するサイトと違って使い勝手が良いとは言えませんが、これまで記事本文に書いてきたイベント開催情報を記録していくページとして設定しました。私が参加できた場合はブログでも書きたいというものです。

8月に、「iad1 150.70.172.*** からの訪問は迷惑」 という記事を書いたのですが、このところ「2011.07.21 トレンドマイクロ .SJDC ドメインについて」へのアクセスが急増しました。私のサーバーでも .SJDC ドメインからの迷惑アクセスがかなり増えているのでトレンドマイクロの迷惑行為はネットで一般的な現象になってきたのだと思います。それに困惑した方々がこれは何者の仕業なのか探ろうと検索して私のページもご覧になっておられるのだと理解しています。
トレンドマイクロの発信するセキュリティ関係記事には私もいつもお世話になっているのですが、ウィルスバスターという商品をお使いのネットユーザーは、利用しているソフトがネット界にこの状況を引き起こしているとはご存じないものと考えています。

私はあまり時間が無いので、.SJDCやIAD1の問題を専門サイトで確認したことが未だ無いのですが、同様なことはマイクロソフトやシマンテックその他でも行なわれていると思います。そもそもマイクロソフトのWindows自動更新のようなことが何故可能か考えれば判ることです。
それらの機能はパソコン(マシン)とは結びついても、それを使うユーザーの個人情報とは結びつかないものだと説明されているはずです。
おそらくSJDCなどの機能も同じだと思いますし、ネットのセキュリティを守る為には信頼できる民間ベースで行われることを私は認めたいと思っています。ただその機能で訪問されたサーバーのアクセスログが無駄に増えないような方法があるでしょう。また、動作機能が明確に説明された上で、セキュリティソフトのユーザーがその機能を使うか使わないか選択できるようなシステムが望ましいと考えています。
何事もデフォルトはオプトイン(選択して自分の意思で参加する)であり、オプトアウト(自分の意思で抜けられる)が設定されているのだからデフォルトで囲み込むのは問題無いというのは間違いだと私はいつも思っています。
(思い出したのですが、過日の甲府市議会で自治会加入を義務づけるような条例制定を提案した議員がいました、オマエはビッグブラザーかと言いたくなりましたね)

しかし、以前にも記事にした高木浩光さんの問題提起-Tポイントは本当は何をやっているのか というテーマから分かるように、ユーザーのセキュリティを守る為にセキュリティ・ソフトが行なうものとは異なる使い方がかなり多いはずです。
情報漏洩は漏らした方も取得した方も決して口外することはない・・・たまに漏洩ニュースが出るのはガス抜きじゃないかなと私は思っているほどです。でも、たびたび書きますが、オレオレ詐欺の被害者個人情報を犯人はいかにして取得できたか、それを伝えるニュースにはまだお目にかかりません。

・・・ということで(風が吹けば桶屋が儲かる筋道の途中をはしょります)、甲府駅北口という便利な場所に開館する新山梨県立図書館を利用する子供たちの保護者の方々、図書館利用のために住民基本台帳ネットワークカードを子供たちに持たせることは決してなさらないようにと、私は再び書いておきます。
子供たちが阿刀田館長の素晴らしいお話を聴く為に住基ネットカードは必要無いはずです。



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