goo blog サービス終了のお知らせ 

ICT工夫

全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ

原発人災の三乗は私自身にも責任がある

2011-04-12 06:46:06 | 原発震災

人災(自民政権) X 人災(菅直人政権) X 人災(情報管制) だと私は思います。【2011.04.12 06:05 この記事を書いている時に 「レベル7に引き上げる」 とのニュースが出ました】
二見伸明さんの、2011年4月12日 01:09 The Journal 記事を拝読しました。私は不勉強でしたから、「大丈夫なのだろう・・信じておこう」と思って、考える事を封印していた、あまたの情報を自ら確認もせずに、問題に気付くこともなかった、恥ずかしいです。自分の仕事に手一杯でそんなことまで調べる時間が無かったと自己弁護で終らせたくはないというのが今の気分です。
二見さんが末尾にお書きになった事を引用します--

福島原発事故は、それまで「放射能は怖いけど、事故があっても100%大丈夫と国が約束しているし、新聞、テレビも大丈夫と言っているので、自分に『大丈夫だってさ』と言い聞かせて、自分を納得させていた」私も含めて多くの人たちだけでなく、全世界に強烈な衝撃を与えました。私たちはこの狭い地震列島に54基の大型原子炉を稼働させている現実に直面しています。そして、産業も私たちの暮らしも原発に深く依存しています。これから脱原発に舵を切ることは大変な難事業です。強い政治指導力、国民の協力、経済・産業界の意志、安全な第3のエネルギー開発の意欲など、国家の総力をあげて取り組むべき課題です。国民に信頼されない現在の民主党政権や自民党では不可能です。

「原発震災」という言葉をなんども目にしています。私も使ったと思います。『原発が地震で大事故を起こす恐れは1970年代から指摘されていて、震災論の立場から「原発震災」という言葉・概念を提唱』されたとお書きになっている石橋克彦さんのお名前はこれまでに何度も目にしました。
石橋克彦 私の考え このホームページでこれまでの5本の論考を整理し再掲しておられます。目次に記載されていない日付を追記しておきます。
 ◇ 2011年東北地方太平洋沖地震による「原発震災」について 2011年3月18日(最新更新日)
 ◇ 2006年3月27日付静岡新聞1面記事 <東海地震説に「間違い」> は「誤報」 2006年4月2日
 ◇ 「耐震指針改訂」に関する幻のコメント 2006年4月16日
 ◇ 原子力安全委員会・耐震指針検討分科会について 2006年9月19日記
 ◇ 地震学からみた高レベル放射性廃棄物地層処分について 2007年3月18日記

これらの記事にはPDFファイルでアップロードされた多くの論文がリンクされています。
2011年東北地方太平洋沖地震による「原発震災」について からリンクされている 石橋克彦:「原発震災-破滅を避けるために」『科学』(岩波書店) Vol.67, No.10 (1997年10月号) に掲載 が「原発震災」の原典と、石橋さんご自身もお書きになっています。

週刊朝日2011年03月25日号配信で、放射能 見えない恐怖と知っておくべき「本当の話」 小出裕章氏インタビューが読めます。石橋克彦さんの上掲記事で―「耐震指針改訂」に関する幻のコメント―を併せて読むと良いと思います。週刊朝日を私は信頼しています。しかし、マスコミ情報は「情報管制」を考えながら読んでいます。

◇ 静岡新聞には、連載特集-浜岡原発があります。
反原発デモ若者パワーがついに炸裂!~高円寺・反原発デモに15000人 高齢化が進んだ地域がこのような若者パワーに対抗できる現実、一票の格差を温存する選挙制度のミソ--Youtube デモの様子

一般社団法人 サイエンス・メディア・センター Science Media Centre of Japa、専門的な記事が収録されています。「2011年4月5日 低線量被ばくの人体への影響について:近藤誠・慶応大」 もここにあることを知りました。私の「発がんバケツ」は既にタバコで満ちているらしいので、いまさら放射線など怖くない思う今日この頃です(^o^)
2011.04.11 東芝の元原発設計者 「再臨界」が起こる条件を解説する、なるほど、燃料棒と制御棒が融けて混じり合っていれば再臨界は起きないそうで、そういう偶然を祈りたいです。

2010年夏の参院選、4月10日投開票の山梨県議会議員選挙に続いて、4月24日の甲府市議会議員選挙でも、甲府市民の選択が三度目の過ち(と山梨異邦人の私は思っている)を犯すかどうかは私にはわかりません。レベル7 が統一地方選の実施には影響しない事を祈りたいと思います。

地域住民の代理人として全市を考え、市民の代理人として全県を考え、県民の代理人として日本国全体を考え、日本国を司りつつ世界を考える真の政治家が輩出されていくことしか、人災の三乗を予防する手段は無いと私は考えています。
私のふるさと東京都の司令官として都民の半数に支持された石原慎太郎さんには、今次大戦が終戦に至る道筋を付けてもらえる事を私も期待したいと思っています。戦後の復興は次の人に託せばよいのですから。
インターネットに関わる情報管制について私のスタンスはこれまで通り、あるいはレベル7まで激しくなるかも知れませんが・・・(^o^)