ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




4月18日の夜、テレビのワイドショーで河野太郎氏等が語った、小沢一郎さんが菅直人氏退陣を求めるのは後ろから鉄砲を撃つようなものだと。小沢さんをガレキだ、排除すべきとも発言していて驚いた。
原口一博氏も番組に出ていたが、それには反論せずに河野太郎氏が書いた原発問題に関する図書に言及した。自由民主党・利権集団の原発推進策に批判的な本だったらしい。
その時期にも自民党だった河野太郎氏が、批判本を書いていたからといって原発人災について免責されるわけでは無いと私は考える。その一方、自由民主党は党であって党ではない、右から左まで、国民主権派から政官業利権派まで幅広く抱え込んでいる寄り合い所帯らしいから、河野氏が自民党批判のようなブログを書いていても、だったら自民党を抜けたらいかがかとは言えない。

小沢一郎さん自身が非常時国難に対処する腹案を述べずに菅直人氏を批判だけするのはけしからんという意見も聞こえた。
菅直人氏のこれまでの状況を見れば分かる事だ。そんなコメントするヤツがアホだ。アホでないなら腹に一物あるに違いない。

小沢一郎さんの腹案が公表された段階で、菅直人氏は絶対に、金輪際、それは採用しない。もしそれが現状でなし得る最上のプランだとしても、潰される事になるはずだ。だから今それを語ることは禍根を残すことになるのだ。
小沢一郎さんを外していても、その良案は採用するというなら救いはあるが、そういう度量が無い、「自分だけは正しく他を一切認めないセクト主義」の「市民運動崩れ」だということが、国民にはすっかり見通されている。市民運動というものをねじまげて誤解させるのはこういう人々だと、私は民主党政権後の菅直人氏を見ていて昔の買いかぶりを恥じている。
菅直人氏は辞職し、今次大戦について小沢一郎さんの提案を真摯に検討し採用するような優れた人物に政権をゆだねるべきなのだ。

色々なブログで語られている、これまでの日本政治に対するCIA(米国)の謀略、政財界大物がCIA工作員というような話について、自分ではソースを確認できないので判断の外に置いている。しかし、大新聞の記事の様子やテレビに出て来るコメンテイターの発言などを見聞きしていると、どうしてこんな話しか出て来ないのかという点で、そのような裏世界があることを否定できなくなる。

今日は甲府市SNSで甲府市衰退の原因がやっとわかったことをメモしておいた。いずれここに転載する予定。インターネットってものは色々な情報を組合わせてみると、思いがけないものが見えて来るので勉強になる。



コメント ( 1 ) | Trackback ( )




福島原発事故に思う、という記事に「緊急建言」全文と4月16日までの経緯が丁寧に掲載されている事に気が付きました。
Google系のブログツールである blogspot によりカナダのバンクーバーから、「Peace Philosophy Centre ピース・フィロソフィー・センター」 のタイトルで発信されているブログの記事です。『ピース・フィロソフィー・センターは、2007年1月1日に地域に根ざした学びの場として発足しました。平和で持続可能な世界を創るために、あらゆる背景を持つ人々が集い、お互いに学び合うための場を提供する団体です。』 など詳しくは About our Centre センターについて に書かれています。

『環境に放出された放射性物質による放射線の影響については、測定データに基づいて放射線影響学的なコメントをすることは出来る。いやしくも「科学」である以上、原発に対する賛否の態度に関係なく3+5=8であるように、本来は誰が言っても変わらないものである。それが科学というものの特徴でもある。しかし、人々は、事故当事者が言うのか、原子力安全・保安院が言うのか、政府が言うのか、安斎育郎が言うのか、その情報の発信者によって「疑わしい」と感じたり、「隠しているに違いない」と反発したり、反応はいろいろだ。結局、同じ意味内容のことを発信しても、当該情報発信者の信頼性によって説得力には天と地ほどの差が出る。』

「福島原発事故に思う」 からほんの一部を引用させていただきました。どなたによる、どのような経緯による発信なのかは原文(Webページ)から読み取れます。ページを開くも開かないも読者の意思です。

Kaieda201104180333 2011年4月17日に東京電力から福島原発人災の終息に向けた当面の道筋が発表されたと報じられました。6か月から9か月で安定を目指すとかいう内容のようです。2011年4月18日01時20分  読売新聞-原発安定へ6~9か月2段階で冷却停止…工程表
この読売新聞の記事には書かれていませんが、時事通信の 安定化まで6~9カ月=爆発防止、高濃度汚染水が課題-福島原発事故、東電が工程表 によると、 『工程表は菅直人首相の指示で作られた。記者会見した勝俣恒久会長は「さまざまなリスクがある」と不確定要素が多いことを認めた上で、ステップ1は「3カ月で何とか達成したい」と述べた。』
読売新聞記事には、『周辺住民の避難生活の長期化は避けられないとの見通しを示した』とありますが、ナガラテレビでは海江田経済産業大臣は、『6か月後から9か月後めどに帰宅可能かどうか知らせたい』、読売新聞 2011年4月18日01時20分でも 海江田経済産業相は17日の記者会見で、避難住民の帰宅時期について、「6~9か月後を目標に一部地域で帰宅が可能か否か知らせたい」と述べ、事故の収束のめどをつける6~9か月後に判断したいとの考えを示した。』
2011/4/17 19:21 日本経済新聞、福島原発、6~9カ月で冷温停止 2号機は密閉 東電が事故収束工程表は分かりやすいです。東電が配布した工程表資料 のページにはPDFファイルが4本あります。
PDFファイルには「東京電力 4月17日」との記載があります。びっくりします。菅直人さんが言うべき事は工程表を「作れ」ではなく「見せろ」であるはずなのです。それも3月11日以後の早い時期に言われるべき事だった筈で、それに基づいて東京電力という一企業ではできないような国内技術の結集を考えたり、米軍の支援をどうするかなども決まるはずでしょう。国難、非常時、今次大戦への対応についても全く同じです。会議を踊らせるだけの様子を見ていれば 最初から敗戦していた菅直人政権と民主党に巣食っているダメな人々を未だに支持している国民があることにも驚くしかありません。
東京電力プレスリリース平成23年4月17日 福島第一原子力発電所・事故の収束に向けた道筋、これがソースでPDFファイルもアップロードされています。

「福島原発事故についての緊急建言」は平成23年3月30日に発信されたようです。それを知った上で、菅直人さんの指示の意味を考え、東京電力の発表を読むことは必要だと私は思います。「当該情報発信者の信頼性」の判断は一番難しい事ですが、ネットに蓄積された多様な資料が自分で確認できると、なんとなく分かって来るものです。
情報を判断する力を養い続ける、それは「生涯学習」のひとつの意味だと私はいつも思っています。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )